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2006年3月

2006年3月30日 (木)

「はめられた公務員」

 3月定例市議会が昨日閉会した。実感としては、やはり長かった。以前、ブログに書いたが、今月はやるべきこと山積だったが、実際には、想定外のことも様々に起きて、結構きつい1ヶ月だった。3月議会で成立した予算や議案、おこなった質問などは、定例議会情報として一両日中にホームページにUPするつもりだ。

  昨日は、議会最終日の恒例として、会派の打ち上げがおこなわれた。その席で都出身の副市長と色々と話をしたが、私の一般質問(IT投資のムダ遣い)について、東京都のIT担当管理職当時の実感として、まったくその通りだと話してくれた。ちなみに、この副市長は当時かなりのIT投資に関わるムダを削減したそうだ。たぶん、都のIT投資は八王子市の20~30倍の額だろうから、削減効果もさぞ大きかったことだろう。

  さて、表題の中野雅至「はめられた公務員」(光文社)を読んだ。新聞広告でちょっと気になっていたのを議会図書室から借りてきた。気になっていたのは、著者のプロフィール。1964生まれ。同志社大学文学部卒。大和郡山市役所を経て、国家一種行政職試験合格、旧労働省のキャリア官僚に。本省課長補佐やハローワークなど出先機関、新潟県庁へ課長職として出向などを経験。市役所職員、県庁職員、国の出先機関勤務、キャリアとして本省勤務と、市、県、国の公務員を全て経験しているというところに興味を持った。

  一気に読んだ。言わんとしているのは、政官業の癒着により膨大な財政赤字を作ってしまった日本国と地方自治体。その真犯人は政治家であり、財界である。これらの責任をすべて官に押しつけて、逃げ切ろうとする政治家。

  2007年度から増税路線を進め、その前提として公務員のリストラが進められる。財政赤字の責任をすべて行政にかぶせて、政治家は逃げていく。その時、今までバッシングを受けていた中央官庁からバッシング対象が地方公務員へと向かい、いよいよ生け贄地方公務員の大リストラが始まる。といったシナリオ。公務員はその時になって初めて「はめられた」ことに気付く。

  なるほど、国、県、市の各職場での経験からの指摘は確かに、と思わせるものがある。自分も一般市、政令市での自治体現場や県庁や国の役人との交流(行政系大学院)の経験から頷く点は多かった。

  著者の見立てによる、これから数年間に自治体と中央省庁を襲うであろう大きな波。これを避ける、いや乗り切るためには、次のことが必要だと主張する。国と地方の関係-この国の形を明確にすること。地域間の競争が機能する環境を整備すること。その上で、受益と負担の関係を目に見える形にし、住民に納税者意識をもってもらう。成果主義を機能させるよう導入する。積極的な広報戦略を採る。

  要は、今の自治制度は、国と地方の役割分担が相互依存的で、地方はなんでも国の責任にして責任逃れができる。頑張っている自治体と、国のせいにして、努力せず全国均一政策の美味しい処を享受するだけの怠惰な自治体で差が付かず、モラルハザードが起きている。それは、地方公務員個人のレベルでも起きている。だから、もっと頑張った自治体、がんばった地方公務員が報われるようにしなければならない。そのための足かせをはずすべきだ。こんな感じだろう。

  概ね同意。そうすると、これからの数年というのは、自治体に於いて、更に改革の速度を上げ、その上で創意工夫による果実を住民に示さねばならなくなるということだろう。

  確かに、今の市に様々な権限がおりてきたら、地方公務員、地方政治家が、ルールに基づいた毅然とした決定ができるのか、という感じはする。自治体の規模による職員の能力差については実感として著者の言うとおりだと思う。

  面白いのは、華麗な経歴と野心だけはある二枚目若手 イケメン政治家が「すべては公務員の責任だ!」と叫んで、最終段階の大リストラへの口火が切られると言う点。著者は永田氏みたいな代議士に相当ひどい目にあったのだろう、などと想像してしまうが、たぶん、身近に政治家を見ている中で感じた、薄っぺらなポピュリズムと野心が我慢ならないのだろう。

 自分としてもこれから、やっていかなければならないイメージは浮かんできている。どんな時代に生きて、何をなすべきか?

 次は、梅田望夫の「ウエブ進化論」でWeb.2.0のことなどを早く読みたい。

 

   講評   ☆ 3つ

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2006年3月28日 (火)

質問が終わった。眠い

  今日、自分の一般質問が終わった。我が市議会では、質問制限時間40分、3回まで質問できる決めとなっているが、結局、昨晩(今日の朝)は、1回目の原稿だけ作成し、2回目以降は要点メモに留めて、なりで進めることにした。

 過去5年間の、八王子市のIT関係の投資が把握された分だけで79億円。今後も、いくつか大規模・高価なシステム導入が検討されている。一度、導入したシステムは更新したり、保守管理したりで、半永久に金がかかる。

 そして、予算や契約の予定価格は、大手業者からとった見積もりをほぼ唯一のベースとしている。一番に言いたいのは、自治体のIT投資が大手システム納入業者の完全な売り手のペースで動いていて、貴重な税金が無駄になっているんじゃないの、ということだ。

 ITシステムの導入はほとんどが随意契約で、過去数年間の予算と契約の差金をみても、ほとんど0にちかい。落札率は99.8%とかで、保守管理に至ってはその大部分が、予算額そのものだ(つまり100%)、どうみてもこれは異常だ。これでは、ITの契約に関して価格チエック機能が働いているとは言えない。

  そもそも、IT関連の予算自体が?だ。通常、自治体の財政担当部門は、非常にシビアに現課が上げてきた予算要求を査定するが、IT関連予算は、富士通とか日立とか大手情報通信会社から見積もりを取り、低い方を予算の根拠にしていたりする。普段、目を三角にして、穴を見つけようとする財政の担当者も、ITの価格根拠はほぼフリーパスなのではないか。

   一応、IT推進課というところのチエックを受ける体制になってはいるが、その中身はやはり心許ない。ITに関する専門知識や技術のない役所の職員には自ずと限界があるのは当然だ。

  だから、きっと大手情報通信会社からすれば自治体相手なんて、利益率も高くて赤子の手をひねるようなものなのだろう。もし、違っていたらここを見ている、関連メーカーの方、教えてください。質問では、狼の群に投げ込まれたノウサギ(市)として喩えた。

  しかも、このようなことは、国の電子政府、電子自治体推進の掛け声のもと、IT推進に走ってきた全国2000自治体ほぼ同じ様なものだろう。だから、多摩30市町村で少しずつ金を出し合って、外部機関に契約の審査や価格チエック、システムのアドバイスなどを受ける体制を提案した。

 担当副市長からは、前向きに、今にもやりそうな答弁があったが、まあ見守ろう。

 今日は、久々にテニスに行って汗を流した。寝てないからひどく眠い。本当は、横浜市長選の件に触れながら、首長選挙と投票率について書こうと思ったのだが、それは、また元気のあるときに書く。

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2006年3月27日 (月)

平成18年度予算成立

  今日の市議会本会議で平成18年度八王子市予算が成立した。投票は記名投票。郵政民営化法案の採決時、与党議員が青票入れるたびに歓声が起こった、あれだ。

  市議会の場合も、賛否が分かれる時には起立採決か記名投票がおこなわれるが、予算など重要議案の時には記名になることが多い。議員には白(賛成)、青(反対)の2つの札が渡される。そして何故か議場の鍵をかけ、出入りができなくする。更に職員が不正がない証として、空の投票箱を逆さにして見せる、というセレモニーがある。

  なぜ、このようなセレモニーがあるのかは不明だが、先輩議員によれば、過去に何らかのトラブルがあったからではないか、とのことである。採決結果は、賛成28対反対10だった。議員定数40で内、現在1名欠員、議長が裁決に加わらないので数は合っている。私は賛成票を投じた。

  これで4月からの市事業の裏付けが取れたことになる。3月定例市議会は、明日、明後日の一般質問をもって閉会となる。

  今晩は、お世話になっ方の通夜に伺い、戻ってから本格的に原稿を書き始める。骨子は出来上がっているが、学生が締め切り間際に、一晩でレポート用紙10枚程度の課題を書き上げるようなものだ。頑張ろう。 

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2006年3月26日 (日)

エビになれ! エビになる

 今日、近親者の葬儀が執り行われた。極内輪のものであったが、生前の笑顔と明治生まれの故人が生きた100年近くの人生を思った。

 一般質問の原稿は、実はまだ一行も書いていない。本番は明後日であるが、優先順位から言うとまだ先にやらなければならないことがある。

 原稿書きは、切羽詰まって筆が進み出すと一気であるが、その時にはエビになる。キーボード上をエビが踊るようにブラインドタッチで打ちまくる。

 本当は、もう少し余裕を持って進めたいのだが、今回はしょうがない。

 エビになれ!、エビになる。シュッ、シュッ、シュッ…

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2006年3月25日 (土)

フットボールパーク

 本日、「八王子富士森クーバー・フットボールパーク」開業のオープニングセレモニーが現地で行われ、参加した。

 フットボールパークって何だっけ?と思われる方も多いと思うが、実は、以前に市民プールがあったところを取り壊して、その後利用としてフットボール(サッカー)場が作られたのである。

Cimg5332Cimg5325  

 その仕組みは、市が10年契約で用地を民間事業者に貸し付け(年320万程度と聞いた)、そこがフットボール施設を整備、運営は別会社がおこなうという、民設民営方式が採られている。故に、運営会社の名前を冠した施設となっている。

  規制緩和を背景に都市公園法が改正されたことを受けて、市が設置管理許可制度を適用したのだが、簡単に言ってしまえば、市が大家さんになって、民間サッカースクールに土地を貸し付けたということですな。

 今回、施設整備は体育施設建設㈱がおこない、同種の事業を全国展開しているクーバー・コーチング・ジャパンが運営を担当。フットサル用のコート3面の施設で、今後、少年向けのサッカースクールなどを開催するらしい。

  ところで、市民プールは自分が小学校の時には、友達と毎日のように通い、泳いだあとの焼きそばがとても美味しかった思い出が残る場所である。しかし、築後50年以上を経過して老朽化が激しいとの理由で取り壊され、その後の跡地利用はかなり素早く決定された。

  実は、今でも、各方面からプールを望む声を聞くのだが、このような形でフットボールコートが開設されたからには、多くの市民に利用され、サッカー小僧がたくさん集う場となること、そして、公共用地を使用している性格も考慮した運営を期待したい。

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2006年3月24日 (金)

3月28日(火)

  3月28日(火)の4番目の質問者として、3月定例議会の一般質問をおこなう。
 

   今回は、「電子自治体、八王子のかたち」とのタイトルで、八王子市のIT投資の現状と将来の姿について質問する。

   ここ数年来、地方自治体がIT関係に投じている予算はかなりの額にのぼるが、その投資がどれほどの効果をもたらすのかの評価や検証が非常に弱いのが実態だ。また、高額なシステムの導入に関しても、大手情報関連会社をはじめとする業者側の完全な売り手市場となっており、ノウハウや技術を持たない自治体は業者の言いなりの値段で、システム導入契約を結んでいるとの指摘が絶えない。

   今回の質問では、八王子のみならず、全国自治体が抱える共通テーマでもある情報化への投資の問題について鋭く切り込む。

   当日は、議会事務局での簡単な手続きで傍聴可能。八王子テレメディアでの中継放送もあり。どうぞ、ご覧ください。質問開始は午後1~2時の間を予定。

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いずれにいたしましても…

  昨日、議会で新聞に目を通していると、とある記事が目に留まった(朝日だったか、毎日か?)。まだ若いであろう記者が、今、各地で開かれている地方議会(区議会)の傍聴をしていて、答弁に「いずれにいたしましても…」というフレーズが頻出することを取り上げていた。

 とある議会で「いずれにいたしましても…」で議事録を検索したら100件以上のヒットがあったと書いていたが、論調は、このフレーズが独自のお役所言葉として安直に使われており、明確な答弁を避ける効果を発揮していると批判的であった。

 確かに、うちの議会でも良く耳にするような。音声で聞いていると、なんとなしに納得させられた気になったしまうが、文字で見直すと「○×~、▲□~、☆×~、いずれにいたしましても…」と最後に一般論を述べて、前半の部分と論理が通らないようなものが多い。そういえば、所管の某幹部職員の答弁は必ずこれで締めている。

  しかし、これは行政に限ったことでなく、議員の挨拶でも多用されている。以前の議長の挨拶は、必ず「いずれにいたしましても…」で、これが出るとそろそろ挨拶も締めに入ったナ、と思ったものだ。

 我が八王子市議会では、「いずれにしましても…」で何件のヒットとなるか、今度、議事録検索システムで試してみよう。

                           では。

        

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2006年3月23日 (木)

1ヶ月経過、妄想のオフ会

 2月23日、初めてのブログ記事を書いてから今日でちょうど1ヶ月。1月続いたら自分を褒めてやろう、などと書いたものだが、以外と苦にならずに楽しみながらここまで来た。

 次なる野望は、節目の5,000アクセスとか10,000アクセス記念に、訪問してくれた人たちと気軽な交流オフ会みたいのものを開けないかと妄想している。もちろん公選法違反と成らないように会費制で、、

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また、徹夜になりそう

 八王子市議会会議規則によれば、議員は、市の一般事務について、議長の許可を得て質問することができる、とされている。これが一般質問だ。また、本市議会では一般質問は、総合的な政策論議に主眼を置くよう努力する、とされている。

 自分は、初当選直後の議会から1期目16回、2期目、これまで12回、すべての議会でこの権利を行使して質問をしている。ただ数多く質問すればいいと言うわけではない。また、議員と行政による原稿の読みっこのようなこともあり、傍から見ていて面白いものでもない。そのことは良く理解している。

 しかし、市議会の公式な場で発言して、選挙時の公約を前進させることこそが議員本来の務めではないか。実際、1つの質問をするのに、関連の文献や報告書を読み、市が取り組んでいる事業の現状と課題を把握し、政策提案をしていく、と言う作業は結構大変だし、勉強にもなる(逆に、質問しないのは楽である)。また、質問で取り上げたテーマに関しては詳しくなり、そのことに対する自分の考えも定まってくるものだ。

 これまでの質問でも、出来の良いもの、今ひとつなものと様々であるが、質問を通じて議員は勉強し、チエック・提案機能を果たし、行政は答弁を通じて市民と議会に対する説明責任を果たす、この繰り返しによる切磋琢磨が大切なのだと思う。

 しかし、質問作りに関しては、生来ものぐさな自分は、質問前夜に学生時代以来なかったような徹夜作業を繰り返すようになってしまった。今回も、徹夜明けの質問の朝、プリンターを回すような状況にならざるをえなそうだ。テレビで疲れた顔が映ったら「あいつ寝てないな」と思って間違いない。

 今日は予算特別委員会の採決。終了後、会派総会、質問に関する接触、そして後援会のグラウンドゴルフ大会の実行委員会と続く。すべてが泥縄式で、ともかく目の前のことをこなしていこう。

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2006年3月21日 (火)

彼岸の中日に思う

 八王子は、どんな街なのだろう。市のデータを眺めてみると面白い。人口は54万人を数え、都下最大の人口の自治体だ。また、市内には21の大学がある。11万人にものぼる20歳前後の若者が市内で学園生活を送り、その何割かが毎年入れ替わっていく。なんとなく、川の流れのようでもある - ゆく川の流れは絶えずして、もとの水にあらず。

 しかし、実は霊園の街、お墓の街でもある。市内には、大正、昭和両天皇の御陵があるだけではなく、多数の霊園や墓地がある。正確な数字はうろ覚えだが(後日改めて調べる)、確か50万基くらいにのぼるのではなかろうか。

 だから、お彼岸時期は、八王子駅を中心に墓参渋滞が発生する。この時期、駅のタクシー乗り場の長蛇の列や、幹線道路の大渋滞は歳時記のようになり、墓参に来た人は市内にゴミを残していく(お金をどのくらい落としていくのか不明)。

 これでは何もいいことはないではないか、ということで、確か、新税論議華やかりし頃(東京都の銀行に対する外形標準課税が打ち出された時期)、市の新たな税源として墓所有者に一定の課税ができないかが議会で議論となった。結局、所有者の補足が困難なこと、事務経費が膨大になることなどを理由に、不可能との結論に達した。

 それ以降、この問題は議論の俎上にあがらなくなったが、八王子の一面の姿である霊園、墓地、なんとか街づくりにプラスに生かせないものだろうか?

 

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2006年3月20日 (月)

1000アクセス

 2月23日にスタートしたブログ。どこまで、続くかものかと思ったが、もうすぐ1ヶ月。今日で1000アクセスを超えた。まあ、たいした数字ではないのだろが、認知度を上げて、徐々に皆さんに読んでもらえるようにしていけたら、と思う。

 本来は今日、質問の準備をしようと思ったのだが、不幸があって、朝から夜まで駆けずり回ることとなった。途中、一般質問の件で、町田市役所のコールセンター準備室に伺いヒヤリングをした。なかなか参考になった。

 3月後半、なんだか、時間がとてもタイトになってきた。

 

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2006年3月19日 (日)

ナショナル・フラッグ

 WBCで日本が韓国に6-0で勝った。後半からテレビで観たのだが、7回に2ランホームランで先制したときには思わず興奮した。同じチームに3回負ける訳にはいかない。これであさってキューバとの決勝戦だ。この勢いで優勝してほしい。

 ところで、普段は特に野球に興味があるわけではない。サッカーJリーグを観ることもない。しかし、ナショナル・フラッグを背負った国同士の試合は、やはり観る。国と国のプライドを賭けた勝ち残り戦は、選手も、観ている側も力の入り方が違い、緊張感のある良いゲームとなることが多い。

 今日の午前中は、野球ではなく、ソフトボールリーグの閉会式に出席し、優秀選手に対する表彰状を渡した。今年は、リーグ史上初の3冠王が誕生し、なんと打率は7割7分を超えていた。

 午後は、地域の自主防災がおこなう防災倉庫の棚卸しに参加した。自主防災の組織率が八王子はまだまだ低いのだが、年々装備は充実していることを実感した。倉庫には、拡声器、担架、毛布、救急箱、投光器、無線機、発電器、油圧ジャッキ、電動カッター、つるはし、バールなCimg5306どがあり、Cimg5294それぞれを実際に動かして使い方を確かめた。                

 

 震災対策は、私がこれまで最も力を入れてきた分野の1つだ。油圧ジャッキや電動カッターなどは、自分の議会質問が基ととなり備品に加わった経緯がある。しかし、いくら役立つ物が配備されようと、今回の様に、棚卸しをして実際の使い方を確認しなければ意味がない。今後は、各地域で、お祭りなど様々な機会に発電器や投光器を実際に使ってみてはどうだろうか。

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2006年3月18日 (土)

30人のお母さん達に、一瞬、ひるむ

 今日は自民党八王子総支部の役員会、総会が開かれ出席した。総会は平沢勝栄衆議院議員の講演のあと、各議案審議、来賓、出席議員のあいさつと続いた。2時間、後半、次から次への挨拶は、さすがに長かった。

 議員同士では、式典やパーティでの挨拶は長いとすぐにヤジが飛ぶ。特に、何人もの挨拶が続いたあとに長く話したりすると即、ブーイングである。だから、議員内では、短ければ短いほど「良い挨拶だッ」となる。

 さて、夜は、幼稚園のお母さん達30人ほどが集まっているところにお邪魔した。昨日が子供さん達の卒園で、その御祝いをかねた集まりのようだ。その内のひとりが私の友人で、「ちょっと来て、お母さん達の子育ての悩みなんか来てあげてヨ」ということで、会場の居酒屋へ行った。

 覗くと、部屋いっぱいにママたちがいて、かなり盛り上がっているようだ。一瞬、ひるんで、入るのをためらった。が、中に入り色々な話をして結構楽しい時間を過ごすこととなった。八王子のまちが若い夫婦で楽しめるところが少ない、中学校の給食を実施してほしい、英語教育や学校の耐震化など、生のお母さん方の声を聞くことができ良かった。

 そうしたなか、名刺の顔写真と実物が違う!という話になり、実物と写真とどっちが良いか聞いた。結果は、実物の方がよい1:どっちも良い(模範解答)1:写真の方がよい5、くらいだった。「こういうのって、みんな修正入れてるんですよね」                      - 入れてません。

 ともあれ、お子さん達のご卒園おめでとうございます。また、皆さんと色々お話ができればと思います。要望や質問などありましたら私のホームページのフォームなどで気軽に連絡して下さい。

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1/13,476

 また日付が変わってしまった。朝型にはなかなか戻れない。

 昨日は、早朝から、ここ数日続いている調整事。その後、9:30から第四中学校の卒業式へ。午後は、一般質問の質問通告を検討し、通告書を提出。事務所に戻り、今夜の旅行会実行委員会の資料作り。7時30分から旅行会実行委員会。その後、インターンOBのPとMと食事がてら飲みに行き、0時30分帰宅。

 家に戻ると、不審者が自宅のインターホンを何度も押していた(0時過ぎ)とのこと。近所の方の110番通報で、警察に目撃情報を伝える。どうも、男女の2人組がボランテイァを名乗って周辺のインターホンをしつこく押し続けているようだ。今も、木刀を脇にパソコンに向かっている。物騒な世の中になったものだ。

 さて、今日の母校4中の卒業式。毎年、卒業生の合唱場面で、こちらも涙が出そうになる。今までの学校生活や友との別れを思うように、丸刈りの男の子が一生懸命歌っている。女の子が涙ぐんでハンカチを目に当てる。そういう姿を見ると胸が熱くなってしまう。

 15の春、君たちは、期待と不安を胸にそれぞれに旅立つ。様々な困難に勇気を持ってあたってほしい。希望を持ち続けてほしい。僕も精一杯がんばるよ。君たちも僕も同じ1/13,476なのだ。

 春は別れと出会い、旅立ちの季節である。

                            

             

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2006年3月15日 (水)

総務企画分科会終了

 今日の朝刊に「偽メール」に関する謝罪文、なる広告が掲載されていた。同様のものが他の全国紙にも掲載されたようだ。

 ところで、以前に、政党がこのような謝罪広告を出していたのを目にした記憶はない。改めて、今回のライブドアメールが民主党に与えた打撃を目の当たりにした思いだ。永田氏が自ら辞職することが必要なのだと思うが、いつまでもできないようだ。

 昨日、今日と2日間の総務企画分科会が終了した。分科会の結果は、3/23の予算特別委員会に報告し、委員会採決の後、最終的には3/27の本会議で議決され、予算成立の運びとなる。

 3/17(金)が一般質問の通告締切り日で、これから3月議会後半の山を迎える。来週は、一般質問の準備に追われていることだろう。  

                                            では

   

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2006年3月14日 (火)

え、雪降っていたの?

 春というのに寒い。昨日も八王子地方は、かなりの時間、雪が舞い続けたとのことだ。今朝までそんなことも知らなかった。予算委員会で1日中室内にいると、外の様子すらまったく分からない。

 3日間に亘る予算総括審査は、昨日の午後6時30分に終了した。帰宅後、行事関係の資料づくりをして10時頃から M君と打ち合わせ。久しぶりに色々な話をして気付くと午前2時になっていた。

 そう言えば、ブログを始めてから変わったことが2つ。1つはパソコンの前にいる時間がかなり長くなったこと。もう1つは、これまで朝型だった生活パターンが夜型になってきたことだ。

 実は、今までは4時半か5時には起床していた。朝の2時間ぐらいを新聞や本を読んだり、資料づくりをしたりしていた。その分夜は早かった。

 今でも6時には起きるのだが、段々と活動時間帯が夜にシフトしている。そのせいか、朝の気持ちよさが今ひとつ。よし、また朝中心の生活に戻ろう。

 これから4日間に亘り、予算の分科会が始まる。各文科会ごとに所管の予算を更に深く審査する場だ。今日は、9時に正副委員長打ち合わせ、10時から総務企画分科会。すっきりしない頭で出かけてくる。 

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2006年3月12日 (日)

清掃のち、ホッとする

 午前中、地域の清掃活動に参加した。年に何度か行われる青少年対策協議会の一斉クリーン作戦だ。地元の地区では数年前から学校の児童、生徒も参加して地区のゴミ拾いをする。

 私は、市役所前バス通りのゴミ拾いをしたのだが、いや~、出るわ、出るわ。柘植だろうか、低木の植栽帯のなかはゴミ捨て場のよう。タバコの箱、ペットボトル、弁当のカラ、空き缶などで、持っていた可燃、不燃のゴミ袋は、すぐに一杯になった。

 参加している中学生に話しかけながら作業をしたが、たぶん、彼らも、色々なことを感じたことだろう。ゴミの多さや、ゴミを拾うことの大変さ。そして、今日の1時間程の実践活動は、これからの彼らの行動に影響を与えることだろう。

 終了後、父母の方々手作りの豚汁をいただきながら、教育とは結局、100言葉で伝えることより、1つのCimg5269_3実践なのだと思Cimg5277_1Cimg5275_4った。

     

  清掃活動終了後、友人の入院している立川の救急病院に向かった。

 実は、今日の朝、携帯が鳴って、「 I  が重態で集中治療室に入っている。今日が山場で、危ないかもしれない。」と連絡が入った。 I 君は私の友人で、自分の様々な活動をサポートしてくれる会の役員もやってくれている。酒を愛する陽気な男だ。

 ちょうど一週間前に会った時に、「インフルエンザかも知れないから、近づかない方がいいよ。」などと言っていたが、どうも麻疹にかかったらしい。その後、容態が急変し、昨日、救急で入院した時には危機的な状況になっていたとのことだ。

 I が死んでしまうかもしれない。数日前に「お大事に。俺のブログでも見てゆっくり休んで。」などと軽いメールを打ったことが悔やまれた。その後、心配した仲間が連絡を取り合い、ともかく病院に行くこととなった。

 ところが、病院に向かう車中で、どうにか山を越えて、快方に向かいつつあるとの情報が入り、それまでの重苦しい雰囲気が少し和らいだ。病院で、その情報を確認すると、皆、一様にほっとした様子になった。まだ、予断は許さないが、危機はひとまず脱したようだ。

 I 君、是非とも、良くなって、また元気な顔を見せてほしい。退院したら少しは体に気を付けて無理な飲み方はやめた方がいいよ。皆、君の事をすごく心配しているんだから。

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2006年3月10日 (金)

華のある議員

 今日は予算総括2日目。昨日、自分の質問が終わっているので、10時から19時まで延々と質疑を聞き続ける。

 テレビなどで居眠りをする国会議員が映し出されるのを見ると、不謹慎だと感じる方は多いだろう。自分の所にインターンシップの学生が来ても同様な感想を漏らすが、実際、市議会の一般質問などを傍聴させると、2時間が限度のようだ。

 各議員は一生懸命調査をし、質問をつくり、そのやり取りの積み重ねが市政を方向付けるというのもまた事実であるが、議会も傍からみると結構退屈なものである。

 しかし、そんな中、なんか起こるんじゃないか、ハラハラとした期待(いい意味でも、そうでない意味でも)を喚起し、議場の空気を変える議員がいる。出てくるだけで、ヤジが急に多くなったりする。自分は、そのような議員を「華のある議員」と呼んでいる。

 サラリーマンでも、役人でもない議員はやはり、人を惹きつけるアピール力が必要だ。しかし、妙にパフォーマンスだけでも、ん?という感じがするので、自分は、華も実もある議員を目指したい。

 明日は、午前中に某音楽会に出席したあと、自民党三多摩議員連盟の総会、研修会に参加する。そのことは、またの機会に書こう。

                                  では、 

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2006年3月 9日 (木)

潮が引くように…

 3月9日(木)10:00、八王子市議会予算等審査特別委員会総括質疑のトップバッターとして質疑に立った。やはり、一番は気持ちいい。持ち時間は25分。平成18年度予算案に関し、市税について、市が参加する競輪・競艇事業について、都立八王子小児病院の移転問題について、特別養護老人ホームの入所改善について、震災対策についての6点を質問した。

 時間が足らず、他の項目には触れることができなかったが、それぞれ簡単に内容をお伝えする。

 市税は、課税に対して実際に収入できた率である収入率を中心に質問。市の収入率はここ数年上昇傾向で、平成18年度は94.4%を目指す。しかし、収入率を上げ、払われない税を減らすのは、段々難しくなっている。そこで、過年度の未納分を債権として電力会社やガス会社に入札で売り払い、未納の回収を図ることを提案。これにより、50億ある滞納繰り越し分を3割で処分しても、コストなしで15億回収できる(現在は11億円の回収にとどまる)。税務部長答弁は、困難な点があるが研究する。とのことだった。

 市が参加する競輪・競艇事業については、昭和41年から参加している競輪、競艇事業から八王子市はこれまで配分金として490億円を得てきた。しかし、近年の公営ギャンブルを巡る状況は厳しく、事業の赤字化から税投入に至ってしまうのではないか、という状況にある。そこで、市の参加する競輪、競艇事業に対する見通しと、今後の展望を中心に聞いた。もし、赤字化し、ギャンブル事業に対し税投入が求められる時にこれを是とするか?との問いに、「その時に税は投入しない」との市長答弁を引き出した。

 都立八王子小児病院の移転問題は、過去2年間、少子・高齢化対策特別委員長として取り組んできたテーマであったが、今回、都と市の協議会の現状を確認した。そして、地域の小児医療の水準を確保するためには、NICUやドクターカーの確保を最低限の条件として、都の担保を求めるように迫った

 特別養護老人ホームに関しては、市内の特養待ちの高齢者の数が1,188(H.16)であることが明らかになった。現在、入所の判定は、1次判定を市、最終判定を各施設がおこなっているが、決定過程の公平性と透明性を確保するために、各施設の判定委員会への第三者の参加を義務化するなど、市ガイドラインの改正を求めた。答弁は、そのような方向で検討とのことであった。

 震災対策については、小中学校に整備される防災倉庫を取り上げた。防災倉庫については過去何度も取り上げて、その都度、改善が見られてきたが、今回は、折角、6000万もの予算を使い9月までに整備した防災倉庫が、年度末まで必要備品が搬入されず、機能できない状況を指摘。改善を求めた。来年度は、この指摘が生きることと思う。

 以上が予算総括の私の質疑概要だ。

 そして、午前中の質議を終え、控え室に戻ると、昨日まで私を待ちかまえていた課長が、他の議員の質問取りにあたっていた。最早、質問が終わった私には興味がないようだ。きのう、携帯あてに入った10本近くの電話が嘘のようだ。課長諸子は、次なる獲物に向かっており、私の回りは潮が引くように静かになったのだった。

 でも、まだ、一般質問がありますよ。   課長!

 

 

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2006年3月 8日 (水)

0426→042

  3月5日から八王子市の市外局番が変わった。いままで、0426-××-○××○だったのが、042-6××-○××○となった。今までのつもりで、市内電話をかけると、「最初に6をダイヤルして…」と受話器から無機質なオネエサンの声が聞こえだし、おっと、間違ったかと、かけ直すことになる。

 これまで(いや、現在も)、八王子を含む多摩と区部の格差が、三多摩格差として問題とされてきた。その一つに、多摩地域の電話番号03化というのがあったように記憶する。同じ都内なのに市部から区内に電話をかけるのは、料金が高い、ということを改善する要求だ。03化は中央道八王子~高井戸の別料金とともに、多摩と区部との格差の象徴ではなかったか。

 ところが、かつては市内10円/3分、市外は距離に応じた料金体系で大阪など遠距離への通話は料金を気にしながらだったのが、今や、NTTの光電話で全国一律8円/3分の時代だ。固定電話自体がじり貧だが、ここ数年の通信料金の引き下げとブロードバンドの急速な普及は、我が国の規制緩和のもっとも大きな果実だろう。

 ところで、今、局番を変更する意味合いは、かつてとは随分違ってきていると思うのだが、都政の中での三多摩格差は依然として存在する。それは文化施設、医療施設、道路インフラ等々の区部と市部の数字を見れば明らかである。

 電話番号の頭に6を付けながら、10年も15年も前から衆議院選挙等で、「三多摩格差の解消!」、「中央道八王子~高井戸間の無料化、八王子の電話番号03化の実現!」と書いたパンフレットを何度も見てきたようナ、との思いがよぎった。

 400万の人々が暮らす多摩。豊かな自然を生かし、東京のなかで確かなる地歩を築かんことを期す。

 さて、明日は質問をビシッと決めよう。今夜は遅くなりそうだ。

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2006年3月 6日 (月)

接触!?

 5時過ぎ、本会議を終え控え室に戻ると、議会の廊下は書類を抱えた何十人もの職員で溢れかえっている。お~お、接触だ。

 議会では本会議での代表質問や一般質問、予算や決算委員会での質問などがあるのだが、通常、通告制がとられている。これは、どの地方議会も似たようなものだろう。

 9日から始まる予算総括質疑も3/3が質問通告締切日で、これこれの項目についてこんな内容で聞きますよ、という通告書を提出した。通告制の趣旨は、質問に対して正確に答弁をし議会の質疑がかみ合うように、とされているが、現実は、行き過ぎが議会審議から緊張感を奪っている。

 通告をすると、行政側の各担当課が、どんな質問をするのかを確認に来る。そして、今日は午後5時の本会議終了後から8時30まで接触をした。3時間半に亘って、市の人事管理やIT投資の現状と評価、小児病院問題の状況など通告した6項目対して、6つの課の課長さんと係長さんあたりが、入れ替わり立ち替わり現れる。

 こちらも、最新の情報を仕入れる良いチャンスなので、これについては、こう思うが、どうなっているの?などと次々に確認したり、資料請求したりする。どうも自分はネチッコイのか、とても時間がかかる。たぶん、役所からは嫌がられているんだろう。

 ところで、接触に来る課長さんの関心事は結局2つ。1つは、これは質問になりますか?つまりクエッション。これをもとに答弁書を作る。もう一つは、市長への質問はありますか、理事者答弁はないですよねぇ。市長や副市長などの理事者答弁は、特別に印を付けて念入りに練習するのだ。これを聞き出すまで、課長さん達は、私の自治論とかIT-CIOの必要性などを延々と聞かされながら、辛抱強く耐えるのであった。

 しかし、最後は、「う~ん。予算委員会は1問1答だから、原稿も用意しないし、大体そんな趣旨で、流れで市長に聞くかも知れないし、約束はできないんだよね」と答える。なんか、嫌な奴のようだが、質問する方も真剣で、1問1答でどう流れていくか分からないライブ感が予算質疑の面白いところなのだから。

 というわけで、私の予算総括質疑の質問は3/9第1番目。10時から。どう転がるか分からないけど、大体趣旨は議論したとおりですから、よろしくお願いします。  課長さん。

 

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2006年3月 5日 (日)

消防演習

 今日は10時から第9消防方面本部が実施する林野火災方面消防演習を視察した。今回の演習は、消防職員、消防団員、関係機関計800人余、消防ヘリコプター6機、消防車両89隊などが参加する大規模なもので、市内での実施は3年ぶりだ。

 会場となった美山採石場内の山林は、露天掘りの岩肌がむき出しの採石跡に、巨大な古びたベルトコンベヤ群という、映画のロケセットのような空間だ。ここを、消防用の各種特殊車両が走り、空にはヘリが飛び回り、消火や人命救助活動訓練が行われるさまは、迫力のあるものであった。Cimg5222_11Cimg5235_8Cimg5223_4                                     

八王子市はその市域の約4割が森林であり、近年、不審火から山林火災が発生し、広大な森林を焼失しているとのことだ。演習には静岡や横浜の消防局のヘリも参加しており、山林火災というのは広域的な対応を要するものなのだということを改めて感じた。

 東京消防庁のヘリに搭乗し、空からも視察をしたが、演習場の周辺には春の気配が感じられた。                                                                        

                                                        

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2006年3月 2日 (木)

日付かわっちゃったよ!

    今 帰ってきました! ちょっと酔っ払ってます。

  今日は、10時から総務企画委員会が開催された。本当は委員会の中身や、行政側の答弁や議員の質問を取り上げて微妙にコメントしようとおもったのだけど、ヤメタ。

 夜はとある打ち合わせに出席。やらなきゃならないことが一杯あって、早目に帰ろうと思ったけど、結局、勢いで今に至る。    意思が弱~い。

  2次会はメンバーの一人である設計士が設計したモダン和風なバーに。メンバーは設計士の他、位の高い僧侶、総合病院の事務長、大地主の公務員、そして私。

 話題は、紆余ヶ曲折しながら、そこかしこで勝手な議論となった。私と事務長は、日本の医療について激論を交わす。私-末期癌などの患者は医療機関から厄介者扱いで、医師も真摯に対応する姿勢が感じられない。このような隙間の医療をどうにかすべき。事務長-国の医療制度が現場のニーズに合っていない。

 スダチ焼酎をがぶがぶ飲みながら、2人は日本の医療制度の矛盾に立ち上がることを熱く誓った。                         

                      おやすみなさい。

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