民主党代表選
昨日、民主党の代表選に小沢、菅両氏が立候補表明をした。永田氏の偽メールに端を発した民主党の迷走劇は結局、前原、野田体制の執行部の退陣、7日の代表選へと続くこととなった。
この党の正イメージが清新さ、若さ、勢いだったとすれば、負イメージは、バラバラ感、寄せ集めのまとまりのなさ、地道な活動を嫌う野心家のパフォーマンス集団といったところか。今、負の部分が噴出しているような気がする。それにつけても、代表候補、失礼だが、どちらも旬を過ぎた人という感じだ。挙党態勢ということで、代表、幹事長を分け合う形になるのかもしれないが、新鮮味はなく、国民の期待感は薄いのではないか。
しかし、民主党の今後には注目したい。政権という求心力もなくゴタゴタが続けば、寄り合い所帯の党は代表選後に分裂するかも知れない(今日一緒だった民主党の県議も言っていたな)。
日本の政治のこれからを考えれば、現行選挙制度のもとでは、政権交代が可能な2大勢力が存在するのが望ましいと思う。民主代表選、それに続く9月の自民党総裁選、政治が動きした。政界再編もあり得るだろう(圧倒的多数の自民党が分裂する理由は乏しいが)。ともかく、長い目で見たときに、日本の政治がよくなる方向に向かえばいい。
昨日は、某ケーブルテレビ局の政治番組収録のために渋谷のスタジオにいた。議会改革と地域社会の今後をテーマとして、地方議員4人によるディスカッション形式だったが、いささかしゃべりすぎたかな、と反省している。
どのように編集されるのかは分からないが、約2時間半の収録は楽しく、短く感じられた。自分がどのように映っているか番組を見たいのだが、スカイパーフェクTVに加入してないから確認できない(泣)。
番組で一緒だった民主の議員に「前原前代表が言っていたけど、政令市で県の役割ってほとんどないですよね」などと話をしたが、横浜市議だと思っていたその人は実は神奈川県議で、失礼なことを言ってしまった。少しムッとしていた。
さて、これから依頼のあった原稿を一本書く。参加している会の機関誌に掲載するもので、タイトルは「憲法改正の是非」。3日程前にOさんから携帯で頼まれて、安請け負いしてしまった。400字で締切は4/5。もう過ぎてるじゃん。
憲法改正は重いテーマでもあり、いい加減なことは書けない。しかも、400字という字数は文字が少ないだけにしっかりと構成して、整理しないといけないので、1000、2000字より難しい。今、断れば良かったと思っているが、後の祭り。是の立場で書く。今日中にメールで送ればいいですよね、Oさん?
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