村上世彰氏逮捕
昨日、村上ファンド代表の村上世彰氏が逮捕された。ニッポン放送株売買に伴う証券取引法違反(インサイダー容疑)とのことだ。
事の推移を見ないとどのようなことか、つまびらかにはならないが、日が経つにつれて様々な情報が出てくることだろう。逮捕に先だってのTVでの記者会見を見たが、この人しゃべりすぎ。萩本欽一のような顔で、一を聞かれると十しゃべる感じで、もう少し寡黙な方が良いのではと。
今日時点で感じるのは、株主利益を声高に訴え、日本証券市場の変革者として振る舞っていたが、事前情報をキャッチし確実な儲けをゲットしていたのでは、何がルールを変えるだ、といったところ。重要情報をいち早く掴めるサロンメンバーが確実に勝てるゲームに張っていたということか。
一方で、堀江逮捕に続く村上逮捕は、政治判断が働いた国策捜査でもあるのだろう。検察が世論の動向を踏まえ、世直しのために捜査をする。他にもいるであろうルール違反者に一罰百戒の意味も込めて、特に目立って国民が納得するターゲットを挙げる、という構図だ。
佐藤優 『国家の罠』 (新潮社)の政治事件を巡る検察の捜査と構造はダブル。検察が捜査により社会浄化機能を果たすのは大切なことだが、堀江、村上とちょっと政治判断の影がちらついて見えるのは自分だけだろうか。
そう言えば、今日の議運で一般質問の順番が決まった。後悔の残らぬよう自分のクジは自分で引いた。その結果、、、、6月9日(金)7番目が私の質問順となった。大体17時半位からかな。12か13日だと土日を挟んで準備が楽かなとも思ったが、何時だって決まればやるだけ。今日あした、原稿書きまくりマスヨ。
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