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2006年6月27日 (火)

市民参加のしくみづくり 意見交換会

  昨日、「市民参加のしくみづくり検討委員会委員」と総務企画委員会委員との意見交換会を実施した。

  八王子市では平成18年度中に市民参加条例をつくり、19年度から施行したいとしている。そのため、今年1月に首都大学の大杉覚教授を委員長とする「市民参加のしくみづくり検討委員会」を立ち上げ、これまで10回検討を重ね、7月には最終提言を市長に出す運びとなっている。

  これを受けて市では条例案づくりに入るわけだ。議案が上程されれば、我が総務企画委員会が所管委員会として議案審査にあたることとなる。というわけで、意見交換会は、先方の検討会から12名、当委員会から9名、それに行政側からも10名ほどがオブブザーバー出席しておこなわれた。

  大杉検討委員長から委員会の経緯などを説明してもらった後は、意見交換ということで、フリーディスカッション形式とした。前にも書いたように、議員は行政側に質問をするのは得意だが、答えることにあまり慣れていない。しかし、こういう意見についてどう考えるか?ということで、相互に応答し合う方式とした。

  結局、市民参加の問題を考えていくと、議会の在り方に行き着く。今回も議論はそのあたりに集中した。「市民参加と代表制の議会をどう考えるか」 「今、議会はどのような役割を果たしているのか」等々。また、選挙の投票率の低さなども議論となった。

  ここら辺についは自分も言いたいことが山ほどあるが、委員長という行司役のためグッとこらえた(すこししゃべってしまったが)。まあ、聞いていて分かったのは、、、「議会は閉鎖的で活動も伝わってこないし、議員ががんばっているっていっても後援者向けの口利きまがいの活動に精力つかってるんじゃないの?」といった市民(検討会)の感覚。それと反対に「議会は代表制のもとにあって、議員も精一杯、目に見えないところでもがんばってるのよ、お宅ら分かんないでしょ」という議員の感覚だ。

  これは、場所を変えて夜、居酒屋あたりでビール片手に議論をしたら、もっと本音が出て面白いんじゃないかと思った。

  自分の考えは、、、 行政の計画づくりや施設設計づくり等に、将来利用者となる市民に参加してもらうことは、より良い計画づくり、施設づくりに有効なことだと思う。故に、市の政策や意思形成に対しては市民意見を採り入れ、机上で役人が考えるのではない、市民の感覚を生かした行政とすべき。

 一方、今の時代、議会・議員も自らのチャンネルで自分の活動に市民参加を進め、その感覚を生かした政策提案をどんどんおこなう。あるいは、市民参加による行政提案に自らの案をぶつけて、両者の議論により政策の切磋琢磨を実現する。

  その為の市議会の在り方として、自分は少数精鋭のプロとしての意識と能力を持った議員からなる議会が良いと思う。議会の考え方として、100~200人のボランティア議会という考え方から、少数のプロフェッショナルな議員からなる議会という考えの2つを考えた場合には後者だ。

  議員定数は10~15人程度(現行八王子市は40)。こうしても今の議会の勢力地図は激変することはない。その上で、調査研究費、報酬とも十分なものを支給しても良いと思う。ただ、政策提案、チエック等々をしっかりとするという前提で。議員提案条例も活発におこなわれ、議員同士による実質の議論も活発におこなわれ、長に対しても今よりずっと力を持った議会。これが自分の議会改革のイメージだ。

  ともあれ、議員と検討会委員の意見交換の結果が、何らかの形で今後の作業に生きれば幸いである。市民参加や協働とは、結局は市民と議会と行政の3者のトライアングルをどのような形に築いていくかという、全国自治体共通の大変重要なテーマなのだと思う。

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