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2006年10月

2006年10月29日 (日)

大盛会!市政報告映画会終了

  第3回目となる市政報告映画会「明日の記憶」が先ほど終了した。フゥッ~。心地よい疲れが全身を包んでいる。雨天予報にもかかわらず天気にも恵まれ、会場の八王子市民会館は2階席の最後部まで文字通りの満席となり、立ち見もでる程の盛会となった。

  運営も150名ほどのスタッフが各部署ごとにしっかりと役割を果たしてくれて、順調に会を終了することができた。思い起こすと、昨年12月の年間行事を決める会議で、いつもの いちょうホール(800席)ではなく、1870席の市民会館を一杯にしようと一市議会議員としては無謀な目標を立て、8月以降、本格的にその目標に向かって走ってきた。

  成功イメージを脳裏に動いてはいたが、10月中旬頃は、やはり満席は無理かと諦めかけた。それが最後まで走り切れたのは、実行委員長の右田君や後援会役員、各地区の支持者の方、友人、支持団体の方々、当日スタッフとして協力してくれた方々、駆けつけてくれた元インターンの学生達、そして妻の力と励ましがったからこそである。全員の力にがひとつになって今日最高の乾杯ができたのは、心から嬉しい。力になってくれた全ての人に言いたい、、、

ありがとう!! 

  また、普通の映画と違い、議員の挨拶付きにもかかわらず、ご来場いただいた皆様にも心からの感謝を申し上げたい。

 若年性アルツハイマーを扱い、テーマが重すぎる、暗すぎると実行委員会では慎重な意見もあったが、自分のみた感想と、重要なテーマを正面から取り上げていこうという気持ちで「明日の記憶」を押し通した。今日見終わった皆さんの満足気な表情にフィルム選定が間違いではなかった、とホットすることができた。

 来年の統一選まで半年。お陰様で、良いスタートを切ることができた。

 でも、これはこれ、大変厳しい選挙地政学的?位置にあって、初心に戻り、奢ることなく来年に向かっていきたい。

 スタッフの皆さん、打ち上げでまた会うのを楽しみにしています。。

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2006年10月27日 (金)

『明日の両角』 完成!

  やっと『明日の両角』が完成した。!? といっても両角は相変わらず未完で破れたところだらけ。実は、明後日、八王子市民会館で開催する市政報告映画会で配る市政報告ニュースが完成したのだ。

  友人のデザイナー I 君が上映作『明日の記憶』をパロッてつくってくれたもの。どうも自分の作るニュース「Minoru通信」は硬いらしく、映画会だからもっと取っつきやすく、読みやすいものを、という学生や I 君の意見を容れて全体のデザイン、編集は任せることにした。

  簡単な本文を午前中書いてメールでの校正を経て原稿が届けられた。今、事務所の印刷機でパタパタと印刷中。たしかに、イラストが入ったり、パロディが効いていたり、文字量がすくなかったりいつもの通信とは大分趣が違う。

  映画上映前に目を通してもらうスチュエーションを想い描いているのだが、これなら気軽に読んで貰えそうだ。

  さまざまな備品の整理もあらかた済み、各セクションの打ち合わせも大体OK。あとは、自分がご来場いただいたお客様にどれだけ説得力のある話をし、インプレッションを与えることができるか。映画会まであと1日半である。

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2006年10月25日 (水)

衆議院補選結果

  神奈川16区、大阪9区の補選がおこなわれ、自民対民主の戦いはいずれも自民党候補が勝利した。

  神奈川の方は自民候補の基盤が堅く強いだろうと言われていたし、その他の面も含め亀井氏有利と感じていた。大阪は詳しく分からないが、ルックスも関係したのかな !? しかし、両選挙区とも北朝鮮核実験の影響が自民有利に働いたと思う。
   

 

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2006年10月23日 (月)

竜馬

  先日高知に行ったときに購入した竜馬のポスターを事務所に張ってある。パソコンに向かいながら時に目をやる。

  右手を懐に入れて少し演台に寄りかかるように遠くを見つめ立つ。歴史の教科書などで広く知られている写真だ。

  するどく涼しげな目つき、結んだ口元に少しほつれた鬢、袴に靴を履いた長身引き締まった姿は精悍でいい面構えをしている。  

  坂本龍馬。若くしての志半ばの非業の死と歴史に残した足跡は今も強い魅力を放って多くの人を惹きつけてやまない。

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2006年10月22日 (日)

ポスター大戦争

  来年の選挙に向けて街中がにわかに騒がしくなってきた(と感じるのは次期立候補を考えている人間だけかもしれないが)。

  公明党に続き、自民党も一斉に政党ポスターの張り出しを開始したからだ。自民党の場合、支部の取り決めで解禁日(張り出しをして良い日)は10/20午前8時。なんだか、鮎釣りの解禁のようなのだが、まさに鮎釣りの解禁なのだ。

  解禁初日は釣果が期待されるとあって、良い淵を目がけ釣り人(候補予定者)が殺到する。当日は市外出張中であったのだが、その日の状況は結構すごかったらしい。釣り竿を5本も10本も並べる者や、ベテラン釣り師のハッスルぶりが話題となった。

  こういうことを通して、段々と選挙の足音を感じるのだが、あんまりアドレナリン全開でポスター貼りで角付き合わせるのもどうかとも思う。

 今日は、「明日の記憶」DVD発売の全面広告が新聞に踊っていたが、10/29は市民会館の大画面で感動を味わっていただければと思う。 

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2006年10月19日 (木)

タマ会 結成

   昨日は女性部の方にポスターの裏張りをしてもらった。半日はかかるかと思っていたのだが、20名以上の女性陣の力により1時間半で1000枚以上の裏張り作業が完了した。本当に大勢の人の力は大したものだ。女性部の皆さん、ありがとうございます。

  ところで、いろいろな準備に追いまくられる中、友人のA議員から飲もうとの誘いの電話が入った。大変久しぶりのKさんが来るということなので、1時間だけ顔を出そうと立川の寿司屋に出かけた。

   プーチン似のKさんは、多摩を中心に書店やスーパーを手広く展開する社長で、年は30代半ば。

  話は盛り上がり1時間のつもりが、途中参加で結局2時間以上、お開きまで居着いてしまった。                                                                                                                      

   3人で再会を祝しつつ、懇親会タマ会を結成した。次回は12月、幹事の私が八王子の美味しい店を用意してお待ちします。

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2006年10月15日 (日)

目白学藝フォーラム

 とあるパーティで主宰の新井寛先生からお誘いいただき、時々、目白学藝フォーラムに参加させていただいている。

   政治、経済、外交、教育などについて、その道の政治家、学者、専門家を招いて30~40名ほどで意見交換をおこなう知的空間である。

 昨日は、多摩市にある旧多摩聖蹟記念館見学の後、元駐タイ大使を務められた外交評論家、岡崎久彦氏を囲んでのフォーラムだった。

 都合により、フォーラムの方は出られず、見学会だけ参加したが、明治天皇がかつて兎狩りに訪れた歴史と自然のスポットを散策した。

 そう言えば、今日は5つのスポーツ行事と2つの文化行事に参加した。文化とスポーツ、そして食と読書とおしゃれ。これから秋本番である。 

 

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2006年10月14日 (土)

権力は腐敗する 絶対権力は絶対に腐敗する

  「権力は腐敗する。絶対権力は絶対に腐敗する」と言ったのは、19世紀イギリスの歴史家、アクトン卿。「権腐10年」と言って2期で熊本知事を辞したのは元総理大臣細川護熙。

  福島県知事の実弟を巡る事件、和歌山県知事を巡る談合疑惑、岐阜県での巨額の裏金疑惑。これらの事件を通じて感じるのは、これらの言葉。

  福島県知事も初当選の時には当時の建設官僚を破り、不正とは無縁のイメージで県政に登場した。片や前岐阜県知事の梶原拓氏。分権改革で全国知事会長として国とやり合う姿が「闘う知事」と言われもてはやされた昔日の面影はもうない。

  当初、どんなに志高くあっても、時と共に船底に貝殻が付くように負の部分を抱え込み、それを周りの取り巻き体制がさらに増長させてしまう。元来、自治体の長はそうした危険を孕んだポジションなのだろう。アクトン卿や細川元首相の言葉には真摯に耳を傾ける示唆が在る。

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2006年10月12日 (木)

準備

  10月29日(日)の映画会に向けた準備が慌ただしくなってきた。来場して下さったお客様に気持ちよく対応できるようスタッフ体制を組むのがなかなか大変。

  今日は各セクション案に基づいて会議。当日は100名以上のスタッフがそれぞれの持ち場で役割を果たすことになる。来週は動けない日がほとんどなので、できる時期にどんどん物事を進めていかなくてはならない。

  最近、また、やるべきこと山積の日々になってきた。日々を泥縄式に乗り切っていくのだが、やはり段々と選挙が近づいているということなのだろう。季節の変わり目で風邪気味だが、栄養ドリにンクを片手に頑張ろう。

  

  映画「明日の記憶」 10/29(日)14:00 八王子市民会館でお待ちしています。 

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2006年10月 9日 (月)

北朝鮮 核実験実施

  安倍首相訪韓の最中、北朝鮮が地下核実験を実施した。これにより、我が国に敵対的で不安定なお隣の独裁国家が核兵器を有したことになる。

  今回、国際世論の力で核実験を阻止しようとしていた段階とは明らかに次元の違う危険な状況が北東アジア地区、日本に対して生まれたことになる。特に、北朝鮮の有するノドンやテポドンといった弾道ミサイルの状況を考えると、日本全体が北の核ミサイルの射程に入ったとことは大変に憂慮すべき事だ。

  今後、様々な方法を組み合わせて国民を核の脅威から守る実効的な抑止策を早急に打ち立てなくてはならない。究極の事態を考えなくても、これから核保有を明らかにした北朝鮮との付き合いは一層困難になる。船出早々の政権にとっても大きな試練である。

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2006年10月 6日 (金)

「小6女児 いじめで自殺」報道に思う

  昨年9月、北海道滝川市の市立小学校で6年の女児がいじめにより教室で自殺した事件。遺書には「キモイと言われ、つらくなりました」「みんなに冷たくされているような気がしました。…なので私は自殺を考えました」などと書かれていたとのことだ。

   少女の気持ちを思うと、ほんとうに心が痛む。修学旅行のグループ編成でも「好きな人同士」で誰も一緒になって貰えず、担任の指導で男子のグループに入ったということだ。この年頃で学校に自分の居場所がないのは大変つらかったのだろう。 

  いじめが在った、なかった、責任がどこだ、ということばかり報道されているが、今回のケースも、早い段階でいじめの風潮が起きないよう担任が配慮し、子供達に断固とした態度で望めば、事態がここまで発展することはなかったのではなかろうか。

 心の中では、仲間外れにしてかわいそうだと思った子もたくさんいたはずだ。でも、敢えてそれを発言して行動に移す勇気が持てず、段々と、のけ者が作られていく風潮を許してしまったのは大人の責任だろう。

  教育現場にいる先生方には、ちょっとした変化に気付いて、いじめに発展しそうな芽を摘む、そんな役割をしっかりと果たすようお願いしたい。そして、同様な事件が再度起こらないよう、強く望むものである。

 

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2006年10月 2日 (月)

『マオ 誰も知らなかった毛沢東』

  ユン・チアン 『マオ 誰も知らなかった毛沢東』(講談社)を読んだ。5月の連休中に購入してずっと読む暇がなかったのだが、入浴中や議会の合間に引き込まれるように上下巻1000ページほどを一気に読了。

  とても面白く飽きさせなかった。中華人民共和国の成立裏面史から冷戦下での共産主義陣営内での覇権を巡るせめぎ合い。毛沢東の飽くなき権力欲と東側陣営内のミニスターリンのような強烈な個性の独裁者達。まるで、戦国時代絵巻かと錯覚しそうだ。

  多くの関係者からのインタビューを元にした、これまで知られることのなかった毛沢東の素顔には驚かされることばかり。これを読むと北朝鮮の金正日などかわいいものと思えてくる。でも、たぶん実像にかなり近い描写だと思う。

  また、これまで起きてきた、あるいは今起こっている戦争や国際紛争、外交は思った以上に、各国リーダーの個性や考えが影響する不確実なものなのだと感じた。

  中国という大国を治めるには、強烈な統治が必要なのは分かるが、それにしても、お題目と余りにも乖離した現実といった共産主義の欺瞞性を改めて感じさせられた1冊だった。以前出かけた天安門広場に掛かる毛沢東の肖像が目の奥に蘇った。

 講評    ☆  5つ              

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2006年10月 1日 (日)

市制90周年式典

 今日から10月。これからだんだんと秋めいていく。

   今日はいちょうホールで市制90周年式典が開催された。大正6年9月1日に全国で66番目の市制を敷いた当時の八王子の人口は42,023人。その後、周辺町村との合併や高度成長期の住宅建設ラッシュを経て、現在では人口54万の都市となった。

  式典は、日光、苫小牧の両姉妹都市の市長と議長、多摩各市の市長と議長も駆けつけてくれて粛々としておこなわれた。

  人口減局面に入り、都市と地方での経済面、情報面の格差が広がる中で、八王子は住民がまだ増え続けている。以前に、全国各地の地方自治体の職員と供に勉強をしていた時には、各県庁で地域振興を担う友人達が、例外なく如何に定住あるいは交流人口を増やすかに知恵を絞っていたのを思い出す。

  そうした意味では八王子市は恵まれていると言える。東京都内に位置し、大都市の集積のメリットに浴しながらも区部とはまた違った特色をいかに今後のまちづくりに繋げていけるか。市制100周年に向けたチャレンジはもう始まっている。

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