アル・ゴア 「不都合な真実」
前アメリカ合衆国副大統領アル・ゴアの映画「不都合な真実」が話題を呼んでいる。
北極の氷が溶け出し、ヨーロッパの氷河が崩落する。ツバル、キリバス、モルジブといった南海の楽園が海水面上昇による水没の危機に瀕している。
国連の報告によると、過去100年間で地球の平均気温は0.74度上昇。このままでは、今後1世紀に平均気温は最大6.4度、海水面は59センチ上昇すると予測されている。
これまでも長い歴史の中で、地球全体が冷え込んだ時期、熱くなった時期があったが、今起きている危機は人類の活動に伴う温室効果ガス増加が原因、というのが大きな問題である。
今年は暖かくて助かる、などと思っている場合ではないのだ。
こうした映画を通じて「不都合な真実」を直視することの重要性と、国際機関や国レベルでの強制力を持った早急な取り組みの必要性を痛感する。次の世代にこの環境を引き継ぐ為のアクションを起こすのは今なのだ。
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