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2007年2月26日 (月)

議会改革フリーディスカッション

  今日の議会運営委員会終了後、議会の在り方について議運メンバーによるフリーディスカッションが行われた。

  実は、昨年12月議会に議員定数削減を議員提案条例として提案しようと考え、賛同する議員と準備を進めていた。その時に「拙速」、「議会の在り方から十分議論すべき」という意見を会派内からもらった。

  そこで、会派内の理解が得られないままでの条例提案を断念した経緯がある。その代わり、これを良い機会として議会の在り方を検討するテーブルを作ってもらうよう仲間の議員と提案した。そのテーブルが今回のディスカッション。

 言い出しっぺとして、議論のためのペーパーを出したのが次のもの。

 -議会の在り方 議論の方向性(案)    新政会 両角穣-

① 議会の使命(ミッション)と役割
    ・議会の果たすべき役割-チエック機能?政策提案機能?それ以外?
    ・自治法が求めるも
    ・市民の感覚
    ・実態として果たしている役割
    ・時代の要請
    ・自治基本条例

② 使命と役割を果たすための議員定数の考え方
    ・一般論としての議員定数の考え方
   (ex. 少数の専門職議員による議会 VS 多数のボランティア議員による議会)
    ・八王子市議会としての議員定数の考え方

③ 議員報酬と政務調査費     - 議会の役割、定数と表裏の関係
   ・議員報酬の考え方 
   ・定数との関係
   ・政務調査の現状
   ・政務調査費の額の妥当性
   ・政務調査費議会規則の改訂の必要性
   ・議会事務局体制

④ 議論の場としての市議会に向けての改善策
   ・委員会のあり方
   ・本会議のあり方
   ・他の地方議会の状況   
   ・質問の機会、方法
   ・議会情報の更なる公開とIT活用

⑤ 「在り方論」今後の進め方   
   ・議論の場、検討組織
   ・ロードマップ(どのように、いつまでになにを)
   ・その他

  残念だったのは、「そこまで言うなら1~2時間の議論なんかじゃなく、徹底的に徹夜でやろう」と勇ましく言っていた議員が、議論に参加しないで帰ってしまったこと。

 始めぎこちなくスタートした議論も、だんだんフリーディスカッションらしく熱を帯びて、おもしろかった。選挙前の忙しいときに、こんな話し出すな、という思いを持った議員もいたとは思うが、改選前、選挙を意識する今こそが、議会の在り方に思いをいたす時でもあるはずだ。

  4月の選挙をくぐり抜け議員に選ばれた人には、まず、議会の在り方を考えるテーブルを持つようお願いしたい。

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