今朝の寒さはホント冬に逆戻りしたようだった。八王子駅での駅頭では、久方ぶりに手がかじかんだ。
駅頭後は本会議で先日の総務企画委員会での審査内容を委員長として報告した。
さて、東京都知事選。6日に前宮城県知事浅野史郎氏が立候補を表明し、告示まで2週間のこの時期になり、主な立候補予定者が出そろった形だ。
勝負できる候補が出て、選挙の選択肢が増えることは有権者にとって、また、当該選挙の盛り上がりという面でも良いことだ。
浅野氏は地方自治の業界では有名な人。でも、一般の認知度はどの程度か。。
今回の石原、浅野の都知事選の経緯を見ていると、それぞれに、駆け引き、戦略を巡らせているように思う。石原知事は、早々に3選出場を表明し、今回、自民の推薦をとるような言動をしていたが、直前に推薦辞退。
一方、浅野氏は2度にわたる民主からの出馬要請を断り、市民グループ?の出馬要請集会に出席し、心を動かされ、出馬に至ったとの弁。
浅野氏、昨日は民主党都議団を訪れ、支援を要請したと言う。また、石原氏は議会答弁で自民の支援に感謝を述べている。石原氏の1期目の選挙は、自民、民主の候補と戦い、本当の意味で無党派だったが。この辺りが一般の桟敷席からはわかりにくい。
つまり無党派という看板は欲しい。しかし、実質的な政党支援も欲しい。だから、「あんたんとこは、俺以外に応援しようがないでしょ、向こうを応援することできないでしょ」と両政党とも足下を見られているような。
同時に、民主党の対応などを見ていると、政党としてもそれで非常に助かるんだろう。不戦敗にならないし、直接傷を負うリスクを避けられるから。
他にも、つれづれに感じる点をいくつか。他県で知事3期を務めた人が別の自治体の長に立候補、という点は?? 当初、浅野氏が「知事は卒業した。都知事選に出でる必然性がない」と語った時は、「そうだよな、この人は、物の理が分かっている」と妙に納得したものだ。
それと、もう一つ気になるのが、「市民団体からの出馬要請や熱い思いに突き動かされた」という市民団体がどんな人たちなのか。テレビ見ている人はみんな知りたいんじゃないんだろうか。報道では一切この点が分からない。素朴に感じる疑問点。
しかしまあ、2期を終えようとする時点で、政策の手詰まり感や、その手法に対する批判の声が強くってきた石原都政。首都東京の都知事選はもうすぐだ。
そういえば、八王子の市議選出馬予定者も当初、現職以外ほとんどでないように言われていたけれど、50人くらいは立候補しそうだ。20代の若手や女性、妙にキャラの立った人もいるようで、なかなか多彩な立候補者による賑やかな選挙になりそうだ。こちらの方も盛り上がって欲しい。
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