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2007年5月

2007年5月28日 (月)

政治家の自死

  今日の昼、耳を疑うようなニュースが飛び込んできた。強面傲岸イメージの松岡利勝農林水産大臣が自殺を図り重体というもの。午後には死亡してしまった。衝撃的な出来事だ。緑資源機構談合事件などに絡み、相当に追い詰められていたのだろうか。

  政治家の自死では、新井将敬議員、中川一郎議員のことが記憶にある。松岡議員。強引とも言われる政界での生き方の一方、破綻した場合には死んで自ら幕を引くという気持ちが心のどこかにあったのではないか。

  疑惑についての説明責任はもちろん大切だが、今回の自死で突っ張って生きてきたであろう一政治家の業のようなものを感じた。  

  合掌 

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2007年5月23日 (水)

遊就館

  一度行ってみたいと思っていた靖国神社「遊就館」に出かけた。

  境内を5月の心地よい風が渡っている。館は関東大震災後に建てられた石造りの重厚な建物。何回かのリフォームを経て内部は近代的で清潔だ。

  展示は明治維新後の日本の歴史を、その間の戦争にスポットをあて展示してあるほか、多数の戦没者の遺影が一面に飾られているコーナーなどがある。日本の近現代史の教科書を追っていくような感じである。 

  映像ホールも充実していて、「私たちは忘れない」という、日本がなぜ第二次大戦に突入したかを日本人の視点で描いたという映画が上映されている。チラシには「教科書では教えられない真実の歴史が、今よみがえる」というコメントが載っている。映像とナレーションからなる50分物。

  中身は、所謂「靖国史観」というものだ。白色人種に追い詰められ、自衛と自己存立の為にやむを得ずに日米戦争に突入したというもの。

  敗戦(日本)側に立った主張で共感するところはあるが、すべてを、そのまま素直に受け止めることも出来なかった。しかしながら、こういった考え、あるいは全く違った考えの双方がある、ということを知った上で自分なりの歴史観を持たなくてはならないのだと思う。

  上映終了時に、前の席の60歳代くらいのご婦人が、頻りに涙を拭いている姿が印象的だった。

  また、今日はパラオ特別展が開かれていた。入口にある写真集をみると、水中カメラマンがパラオの海に眠る英霊の骨を引き上げている。

  パラオには、かなり以前、ダイビングで数回訪れたことがある。戦前、日本の信託統治領であったことは承知しながらも、当時は、たいした意識もせずに、どこまでも透き通った海に潜っていた。その頃も新聞で遺骨が未だ多数眠っていることは知っていたが、こうした映像はショックである。

 パラオ展示室を出ると、グッズコーナー。そこには、馬やフクロウのかわいい縫いぐるみが。タグに「靖国」と書いてなければ???という土産物だが、のらくろの縫いぐるみはここ以外ではあまり見ないかもしれない。

 グッズコーナーには今風な高校生カップルが。縫いぐるみを触っていた女の子が「わぁ~、パラオだって。行きたいな。」と言いながら二人はパラオ展示の方へ入っていった。

 平日午後でも結構、賑わっている遊就館は高校生のデートコースともなっているようだ。

 さて、写真集を見て彼らはどんな感想を持ったのだろう。

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2007年5月22日 (火)

夜が続く

 手帳を見ると、この10日間、10回の懇親会など酒食をともなう場に参加していた。

 そのせいか、一昨日の夜から腹痛が、、、  でも、今日はもう大丈夫。

 夜の会合も6月初旬でほぼ一段落する。6/13から始まる改選後初の定例会に向けた準備をしつつ、しばらく出来なかった読書と観逃した映画を観にいきたい。

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2007年5月17日 (木)

監査委員に就任

  5月17日 八王子市議会臨時会が開催された。ここで議長、副議長はじめ議会人事が決定した。議長には我が会派の高木順一氏が、副議長には市議会公明党の小林信夫議員が就任した。

 自分は、議会の同意を得て八王子市監査委員に就任した。監査委員会は4人の委員がおり、学識経験者の2名と議会選出の2名からなる。未体験の領域だが、事前規制から事後チェックへ。行政も後フォローとチエックが重要な時代だ。しっかりと重責を果たしていきたい。

 その他、今日決定した所属委員会で常任委員会は文教経済委員会、特別委会は中心市街地活性化特別委員会にそれぞれ所属することとなった。

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2007年5月16日 (水)

新緑にほっとして

  久しぶりに国立に来た。とんがり屋根の駅舎も無くなって(建て替え中)、雰囲気がずいぶん変わった。とは言え、大学通りの緑や書店などは変わらず、ぶらぶらして久方ぶりにリフレッシュした。

 今日は一橋大学大学院の辻琢也教授としばらくぶりにお会いして、食事をしながら地方自治のあれこれを伺った。同年齢の辻先生とは、かれこれ12~3年のお付き合いとなるが、しゃべり方や風貌は昔と変わらず、色々と示唆に富んだ貴重な時間を頂戴した。

  先生は、益々ご活躍で、各自治体の様々な計画に関わり、自治関係の知識が豊富で幾つかの閃きを得た。

  大学の正門で分かれると、自分は書店に寄り、なぜか哲学関係の文庫本を買った。国立の雰囲気がそうさせたのかな。その後、八王子に戻り、夕刻からは自民党都議主催の勉強会に出席した。 

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2007年5月15日 (火)

選挙戦振り返り

  振り返ると、、スロースタートで当初、盛り上がりに欠けたが、事務所設置後は一挙に選挙モード全開で、いい雰囲気で選挙を戦うことができた。選挙は正攻法。4年間の活動実績と政策を中心に訴えた。

 駅前での演説や個人演説会は手応えを感じ評判も良かった。また、今回「もろずみみのるの歌」を演説前に流したり、選挙カーを止めての遊説にギター片手の生歌があったりと、新しいトライアルもあった。チームワークは良かった。

 一方で、個人演説会でICレコーダーを隠し持ち録音する人間やスパイもどきの動きをする者がいたりと、、後半になると???と思う奇っ怪なことが幾つか起きた。こそこそ録音なんかしないで、指示した人間が生で聞きに来ればいいのに。誰が来てもかまいませんよ。。ったく。こんな探偵ごっこみたいなことして。。

  ともあれ、13日夜の当選報告会・選対解散式をもって一つの区切りが着いた。

  だんだんと平常活動に戻り、今月17日には臨時議会が開かれる。

  おっと、そういえば、今日昼、10分程度ヒョウが降った。驚いた。 

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2007年5月13日 (日)

同窓会

 昨日は14:30集合の大学校友会の総会から始まって、帰宅したのは午前2時過ぎ。

 中学の同窓会には2次会から参加。担任の先生は、当時とほとんど変わっておらず若い。10数人の同窓生はそれぞれ立派にやっていて、みんな応援していてくれて嬉しかった。

  

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2007年5月12日 (土)

三崎マリン

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 GW後半の一日、家族で三浦方面に出かけた。ついでに三崎マリンに寄った。実に25年ぶりぐらいではないかな。

 20歳の頃、ここに停泊していた「デルタ・デ・ココ」というヨットのお世話になっていた。オーナーは、当時、大森でファッション関係の会社を経営していた中村さんという方で、自分は他の学生とともにクルーとして船を動かしていた。

 中村さんは酔うと、ヨットレースや航海のことを話してくれた。新島から帰ってくるときに嵐に遭い、石原慎太郎と共に生死の境を乗り切った話が自慢だったっけ、、、

 マリーナの方の話では、当時乗っていた艇は10年以上前になくなって、オーナーの消息も分からないようだ。

 船台クレーンから小網代湾を望むと、当時と全く変わらない風景が広がっていた。そういえば、あの時の中村さんは幾つだったのだろう?

 車に戻ると、「乗ってた船あった?早く水族館行こう」と急かされマリーナを後にした。

 う~ん。月日が経つのは早いなあ。。。

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2007年5月10日 (木)

久しぶりに読書

 今日は市の総合水防訓練がおこなわれた。新人議員も多数出席。

 その後、会計の事務処理等。選挙の後片付けはまだまだ続いている。

 で、夜。事務所の書架の本に目がいった。某君が選挙前「読んでみて」と貸してくれた物。

 ここ何ヶ月か本読む間も無かったのだが、久しぶりにビジネス書を読んでいる。あと80ページほどで読了。考える点が何点か。学校でいじめる子。家での母親のストレスの影響がある。その母親のストレスは旦那の影響。つまり家庭環境。旦那のストレス、会社や仕事の影響。こんな連鎖があるのかもしれない。

 いじめの問題も根は、ギスギスしすぎない社会をつくっていくことに繋がっていくような。

 この本を薦めた某君のメッセージは「妻を大切にしろっていうこと?」 最後まで読み進めて考えてみよう。

 

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2007年5月 4日 (金)

選挙期間中のワンショット 青き正義の味方と

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 選挙期間中で一番充実し、楽しいのは遊説と座談会。今回も様々な出来事が。これは、選挙カーの上に乗っての遊説前の一コマ。

 「青き正義の味方と この街の未来を誓う!」 キャプションつければこんな感じかな?この方の本当の名前(○○レンジャー等)分かる人いますか?

 選挙は大変なことも楽しいことも凝縮された人生の縮図のような時でもある。。。

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