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2007年11月20日 (火)

中学校給食 ー 食育・給食実務者検討会報告書

  昨日、八王子市議会文教経済委員会が開催された。

  休会中の委員会ということで議案はなく、5件の報告事項が行われた。

  その中で、食育・給食実務者検討会報告書が提出された。この検討会は、食育推進等を議論する場、八王子市における学校給食のあり方を議論する場として昨年6月に設置された。だが、有り体に言えば、中学校給食実施の是非を検討する場である。

  実務者検討会の名が示すように、市教育委員会の行政職員、小中学校校長、そして現場の栄養士、給食調理員からなるインナーなメンバー構成である。座長を学校教育部長が務める。

  1年かけた審議の結論。その肝は、1 中学校給食実施が望ましい。 2 その場合、給食は希望制とする。 3 デリバリーランチ方式(業者委託し、各学校に給食を配送する方式)で全校一斉にスタートするのが望ましい、の3点。  

 これから、報告書をもとに八王子市における中学校給食実施に向けて事が進んでいくことになるだろう。

  これまで、中学校給食は市政の中で長きに亘り議論されてきた。その経緯をみると、子どもの立場から、段々と保護者の利便や現実を無視した精神論のやりとりとなっていたったように感じる。そして、中学校給食はいつしか政治的な道具、選挙向け象徴のようになってきた。

  今回も、来年年初の市長選を睨んで時期を測って報告書が出され、支援の見返りとして実施へと舵をきったと見る向きは多い。

  添付の中学生に聞いたアンケートは興味深い。学年とともに、夜型になり、早起きも減る。朝食を摂らない割合も増える。一方で95%を超える生徒が弁当を持参しており、約半数の子どもたちが、学校での昼食は現状でよいとしている。

  職業によりライフスタイルも異なり、家庭のかたちも様々に多様化している中にあって、専業主婦と子ども2人といった世帯が当たり前といった「標準世帯」などもはや成り立たない。そうした中で、一方的に「弁当持参で親子のつながりを」と主張するのは現実的ではないだろう。その意味で、中学校給食実施には賛同する。

  しかし、一方で弁当を通じて親子の繋がりや愛情を確認したいと願う家庭や保護者がいることも忘れてはなるまい。こども達の視点からの政策化が必要だ。今後の展開を注目していきたい。

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