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2008年8月22日 (金)

八王子市政治倫理条例

  八王子市政治倫理条例。この条例を9月議会で議員提案することとなった。提出者は「八王子市政治倫理条例の制定を目指す議員の会」http://seirin8.web.fc2.com/所属の市議13名。

  この会には公明党を除く全党派から議員が参加している。今回、無所属の自分もこの会に参加し条例制定を目指していく。

  ところで政治倫理条例って何? 堅そうだなと思われる方も多いと思う。
 
  簡単に言えば「李下に冠を正さず、瓜田に沓を入れず」という当たり前のこと。選挙で選ばれる市政のプレーヤーたる市長や議員。そうした市政に一定の力を及ぼす地位にあるものの親族が実質経営する企業は、公職の任期中に限って市からの公共事業を受けることを自粛しましょうということ。

 一般市民から見ていたって常識的な規範ではなかろうか。こうしたことが実現していないことの方が異常なのである。だからこれからの信頼できる市政のため、このことをルールとして定めるのだ。

  企業が自主努力で営業実績を上げることは資本主義の日本で当然のことである。そしていい仕事をしてくれるのは大歓迎である。

    しかし、そのことと自治体において一定の公職にあるものの親族関係者が当該自治体が行う事業受注実績を突出させるということとは話は別である。陰に陽に決定権を有する立場にある者との親族関係の中で公共事業を受注し、結果が突出することは世間常識から首を傾げざるを得ない。こうした状況を証券業界のインサイダーになぞらえる者もいる。

 「いい仕事をして結果として市長親族企業の受注実績が上がっているだけなのに何がおかしいのか」とか「個人をターゲットとした足を引っ張る行動で可哀想だ」とかいう感情論は全く論点がずれている。そうした人たちは敢えて論点をずらそうとしているとしか思えない。

  要は「公職の在り方」に行き着くのだ。有権者から信託を受けて権力行使をする政治的立場にあって、その権力行使は制限的でなくてはならない。公職に就くにあたっては自ずと制限が生ずるのである。それでも公職について奉仕したいと思う者のみが選挙に出るべきで、あらかじめその制限を定めるのが政治倫理条例である。

  この条例は特定個人を縛る目的では決してない。これから10年、20年後も公職に就こうとする者を縛る八王子の政治のスタンダードを作ろうという行為である。そして、そのことによって市政に信頼性と透明性を担保する仕組みづくりである。

  9月議会は天王山。ここ数十年の市政のなかでも特筆すべき歴史的な市議会となる。八王子のマグナカルタである。このことに反対したり骨抜きを図る勢力は市民に対する抵抗勢力である。現状の権力にすり寄るだけの政治家など要らぬ。自分の考えもなく保身に走る議員も不要である。

  ましてや議会と長の関係をすっかり忘却し、長の走狗となってビデオの隠し撮りなどを繰り返す太鼓持ちなどは、己の醜い姿を思い知るべきである。誰でも初めて選挙に出るという時には、その人なりの理想を掲げて己の身を投げ出してたのだろうに。情けない。

  自分は政局でもなく、損得でもなく、八王子の未来のため、市民のため大切なこととの思いでこの運動に力を尽くす。

  このまま潰されてしまうかもしれない。政治の場から抹殺されることも覚悟している。後援者の反応も様々である。皆それぞれに立場がある。離れる者もいる。

 それでも八王子の将来にスタンダードを確立することが必要。この信念で進む。

 

  市民の皆さん、今、八王子は正念場です。共に頑張りましょう八王子の未来のために。


 八王子未来 両角穣   

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