決算総括質疑
八王子市平成19年度決算にかかる審査特別委員会が開かれる。
今日は10時から総括質疑。そろそろ出かけてきます。
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政治倫理条例、9月16日の委員会審査。
振り返って思うことが。それは、同期のかつては共に酒を飲み交わして市の将来を語り合った 自民党新政会 水野淳議員とのやりとり。
水野議員 「9年前に市長が都議を辞めて市長にでるときに、この問題は発生すると予想はしていました。ただ、皆さんが、じゃ、なぜ今なんですか。この(市長親族企業の受注が)3年間トップだから今なんですか。その前のときに、出たときに即、出すべきだったんじゃなかったんですかと思うんですけど、どうなんですか」
両角 「何もない中で、これはおかしいじゅないですか とは言えないと思うんですね。物事が顕在化して、これはちょっと周りの人も首をひねっているぞという状況の中で、それ(条例制定)は言うきっかけであったんだろうと」 「選挙で選ばれる政治のポジションにある人間は、身近にいればいるほど体を張って、それはおかしいですよ と言わなきゃいけないんだと思うんです。だから、身近にある人間こそが、こういう仕組みを作っていきましょうというふうに言っていただきたいなと、そんなふうに思います」
と。
しかし、今、考えると、9年前に既に政治倫理条例があったとしたら、親族が仕事を受注できないという市長職に現職が挑戦しただろうか? さらに、当選後、1期目に出来ていたら、2期目に出馬しただろうか?
そうだ。常に、いつの時点でもこうしたことが議論となるのだ。ゆえに、どこかの時点で倫理条例のようなルールを制定しておかなくてはならないのだ。
そして、今こそが、その時なのである。
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9月議会での一般質問。
6月議会に引き続いて横浜線100周年を取り上げた。市とJRの日常的な連携がほとんどなく、結果、100周年記念のJRパンフレットに八王子だけ市内行事の記載がない(行事がない)ことを指摘、八王子市の消極姿勢を問うた。
市の答弁は「今後とも何もする予定はありません」というもの。なんだかなぁ、JR主体のイベントとはいえ、これを市のPRの好機と捉え、JRや民間団体を積極的に支援する姿勢が大切ではなかろうか。
また、黒字路線である横浜線の運行改善、新型車両導入、混雑緩和などを沿線4市が協力してJRに働きかける場として協議会設を作ること、そのイニシアティブを八王子市が取ることを提案したが、これに対しても消極姿勢の答弁であった。
市役所内で交通政策の立案やJRとの連絡調整を司るとされる都市計画管理室が機能しないのであれば、こんな組織は要らないだろう。
ただ今回、上からの圧力で前向きな答弁が出来ないという様子も窺えたので、役人諸氏には、サラリーマンといえども理不尽な話にはそれなりな態度をとるよう、地方公務員としてのプライドと職業意識を持った行動を求めたい。
気にくわないからと 私(わたくし)心で 公の組織を動かすようなことでは、器が小さいと言われてしまうだろう。
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横浜線開通100周年の今日9月23日。ちょうど秋分の日の休日と重なったこの日、議連の八王子の姥貝荘一議員、小林ひろゆき議員とともにイベントが行われている駅を移動した。
八王子駅ではコンコースで記念グッズ販売が行われていたが、夕刻には全て売り切れとなったようだ。
メインイベント会場でもある小机駅では記念列車が停車し、Nゲージには大勢の人が集まっていた。限定販売の横浜線パンや携帯ストラップは早くも売り切れで買うことが出来なかった。
中山駅近くの緑区市民活動支援センターでは議連の幹事長 斉藤たつや横浜市議の案内でイベントを見学させていただいた。
また、当日は神奈川総合高校 アナウンス部の芹沢千夏さんから取材を受けた。
芹沢さんは同校の国際文化コースに通う2年生で、高校のある横浜と横浜線による人とのつながりを題材に、11/16、23の両日行われる総合文化祭神奈川県予選 = アナウンス研による県大会に相当に出場し、その後の全国大会を目指すとのことだ。是非、3位以内に入って全国大会に出られるようがんばってほしい。
八王子、町田、相模原、横浜を結ぶ横浜線100周年の当日に、今後の都市間の連携を思った。
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「統治構造の転換と日本政治の可能性」と題した 飯尾潤 政策研究大学院大学教授のお話。
財団理事長の森山眞弓衆議院議員のご挨拶に引き続き、先般上梓された「日本の統治構造」を基に、よどまず滔々とお話をされた。質疑者への丁寧な対応など、大学院時代にお世話になったときとまったく変わらぬ様子であった。
先生によれば、冷戦構造の崩壊と経済の成熟化により政治環境が大きく変化し、日本政治は構造転換の新段階に入りつつある。そうした中、今後は、イデオロギーの対立ではなく「信頼創造型改革 = 理屈をもとに人を説得、体系的政策構築」 VS. 「安心再生型改革 = 地道に改良を繰り返して時代に対応」といった軸で政党間の競争が行われるのではないか、という見方を示された。ただ、次期総選挙ですべてが劇的に整理されるのではなく、何回かの選挙を経て転換が行われていくだろうとのことであった。
講演と質疑を通して感じたのは、飯尾先生の研究に賭けるチャレンジングな姿勢である。政治環境が激変し、アジア諸国や他の先進国が経験したことのない政治的課題への対応を求められている今、そのモデルとなりうる新政策体系を日本政治が確立すべき、との思いをお持ちのようだ。政治学者として現実政治への貢献というミッションを強く自覚した志の高さと大きさに、はっとさせられる思いであった。
折しも、今日、麻生太郎氏が自民党新総裁に選出された。激動期に入った政治の世界にあって、自分は現場から日本政治の構造転換にすこしでも力になれるよう活動していきたい。
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台風一過の青空が広がる中、Vietnam Festival Committee 2008 からのご招待を頂き、「ベトナムフエスティバル2008」 の開会式に出かけてきた。
夏のような強い日差しの中、会場の代々木公園イベント広場は1000人近くの招待客で一杯であった。
式典には皇太子殿下を初め、日本側から松田岩夫実行委員長、武部勤日越議員連盟会長、張 富士夫 トヨタ会長、ベトナム特別大使の杉良太郎氏他、ベトナム側からはグエン・フー・ビン実行委員長(駐日ベトナム大使)はじめ錚々たる来賓が来場していた。
11時からの式典は1時間以上に亘り、会場はアオザイはじめ、各国の民族衣装を身にまとったお客さんも多数いた。
このフエスティバルは日本とベトナムの外交関係樹立35周年を記念した事業。経済関係を中心に今や日本とベトナムは切っても切れない関係にある。この事業をきっかけにそれぞれの国民の相互理解と交流が一層深まることを期待したい。
昨日、前夜祭は台風の直撃となってしまったが、明日、日曜日は家族でベトナム気分を味わいに代々木公園に出かけてはいかがだろう。
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今回受け入れたインターン生の活動期間もそれそろ終了。当初のプログラムと違ってしまったり、どれだけの体験を提供できたか、反省もあるのだが、それぞれの学生がこれからの学生生活に生かしていけることを1つでも得てくれたら嬉しい。
「人生の本舞台は常に将来に在り」。 前向きに生きていきましょう。
インターン日記どうぞ。。
☆ TAKAKO
インターン日記:倫理条例委員会傍聴
最後のインターン活動として倫理条例の委員会審査を傍聴させて頂きました。
議員や市長の行動規範を定める条例案に対する議論でした。審議は、午後1時から午後8時頃まで続き、結局、結論は出ず継続審査という扱いになりました。両角議員を含む13名の提案者は次々と繰り返される「不正とは何か」、「なぜ今の提案なのか」など似たような質問への答弁に追われていました。「日本初の倫理条例はいつどこで成立したのか」といった質問も含め、英語で言えばcross-examinationと言えるほど長時間、延々とした議論でした。
このような果てしない議論を通じて、市のために活動をする議員という職業に対し謙虚な気持ちを持ちました。他の議員の賛同を得てこの条例が通るよう提案者の皆さんには頑張って欲しいと思います。
ところで、委員会の休憩時間中に、両角議員も姉妹都市訪問時にお世話になったという市の国際部門を見学させていただきました。昼休み中で皆さん全員揃っていなかったようですが、業務の内容を丁寧に説明頂き、その話の内容は新鮮であり、楽しい一時となりました。様々な言語で外国人向けに発行されている情報誌「Gingko」や他のパンフなどを頂き、とても参考になりました。
今回のインターンシップを通じて、議会だけでなく、日本の行政組織の一面をかいま見ることが出来、短期間ではありましたが大変に勉強になりました。
私は、大学の新学期が始まるためもうすぐアメリカに戻らなくてはなりませんが、両角議員やインターンを通しお世話になった方々にとても感謝しています。
特に、同じインターン仲間で、委員会傍聴中、休む暇なく議事を筆記し続けていた田口さん、いつも元気で気持ちの良い挨拶をしてくれた川崎君にはとてもお世話になりました。色々学び、楽しく活動が出来たのも2人のおかげだと思います。この場をお借りして感謝します。
See you!
☆ HIROSHI
今日は政治倫理条例が審議される総務企画委員会の傍聴に行ってきました。
条例が審議される頃には傍聴席は満席、パンパンとなりました。
審議が始まると、おそらく自民党で一番若手であろう議員がトップバッターとして、がつがつ質問をしていました。質問の意図が分からなかったり、何回も同じ事を聞いていたり、客観的に見ても正直あまり的を得ていない、苦しい質問が多々ありました。
この条例をあからさまに否決すると、市民の方々からの信頼が崩れ、自からの面子を保つことができないので、はなっから継続審議に持ち込むための質問だなと物凄く感じました。
質問の最中、傍聴に来ていた自民党、公明党などの議員から答弁者に対してずいぶんと野次が飛んでいました。私は、野次にはあまり良い感じを受けませんでした。自分が矢面に立つことなく、ヤジでを飛ばしているような姿には心底情けなさを感じました。
公職に就く以上ある一定の制限が課されるのは仕方のない事であり、特に今回の条例案での制限などは公職者として受忍すべき範囲内ではないでしょうか。権力を持つ者は、その気はなくてもその権力行使を誤ることもあり得ます。
今日の質疑を通じて、そのようなことを避けるための規定づくりの必要性を改めて感じました。
☆ YURIKA
今日は政治倫理条例が委員会に付されました。
結果は継続審議ということで次の委員会まで結論が見送られるということになってしまいました。
当日の傍聴人の多さや、新聞記事の大きさなどからも、この条例に対する市民の皆さんの関心がいかに高いかが分かります。
両角さんは答弁の中で「10年後20年後を見据えた政治倫理条例」の制定を目指し、市民が信頼できる透明で公正な市政をつくっていくことを強調していました。
しかし、質問者の方たちは、制定に向けた動機や文言の1つ1つに固執していたようで6時間という長丁場でしたが、中身が充実していたかは難しいところです。
そもそも何故本会議では何も質問がなかったのか、私には不思議に思えます。
委員会に備えて、私たちも事前に想定質問への準備をしていたのですが、思ったより難しい質問はきませんでした。もっと深い審議を期待していた私には、意外な感じがしました。
今回、否決ではなかったものの、質問者の方たちからは「制定したくない」という気持ちが滲み出ていて、各質問者の継続とする表向きな理由とは別に賛同したくない理由が見え隠れしているように感じました。
当日、傍聴席で筆記にあたっていても、長時間にわたり熱心に審議に耳を傾けていた大勢の傍聴者の皆さんが、この条例の制定を強く望んでいるのが痛いほど伝わってきました。
インターン期間はもう終わりますが、今後とも両角議員のお手伝いをし、条例制定に向けて頑張っていきたいと思います。
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9月16日(火)の総務企画委員会での条例審査についての新聞報道。各紙とも2008年9月17日付記事。
☆ 朝日新聞
市長らの親族企業の請負制限
倫理条例、審議継続に 八王子市市議会委
八王子市議会は16日、総務企画委員会を開き、市長・市議の親族企業に対して市との請負契約を制限する政治倫理条例案について審議した。しかし、原案通りの条例制定に慎重な市長支持会派が継続審査を提案し、賛成多数で可決。結論は11月開会の次回定例会に持ち越された。
条例案は「政治倫理基準」を規定。不正の疑惑をもたれる行為の禁止や、請負契約に関して特定の事業者に対する有利な取り計らいの禁止などを盛り込んでいる。
この日は提案者の一人、両角穣氏(民主・自民・八王子未来・無所属クラブ)が条例の意義を「10年、20年後を見据え、公職者はどうあるべきか一定のルールを定めたもの」などと説明。市長支持の自民党新政会と公明党6人が次々と、「『不正』とはどう判断するのか」「対象に議員を含めた理由は」などと質問した。
今回の条例案は、黒須隆一市長の親族企業が多額の市の公共事業を受注していたことがきっかけ。市長を応援してきた市議の一人が「市長が都議を辞めて立候補を決めた時、いづれこの問題が出ると予想していた。なぜ今か」と提案議員に問う場面もあった。
継続審議になったことについて両角氏は「今議会で前回一致で成立させたかった。(次は)年内が一つの節目かなと思う」と述べ、次回定例会での成立に意欲を示した。
「賛成」14人 市民らアンケート 40市議中21人回答
八王子市の市民らでつくる「市政治倫理条例制定を実現させる会」は16日、市議40人全員に実施したどう条例案のアンケート結果を公表した。「賛成できる」と答えた市議は14人。7人が「総務企画委員会での審議の内容をみて、検討したい」と答えた。
12日の市議会での提案理由説明を受け、各市議から賛否と意見をファクスで受けた。21人が回答し、「賛成」と答えた市議は条例案の提出議員13人のほかに1人いた。
返答しなかった市議が19人いたことについて同会は、「賛否にかかわらず、政治倫理に対する考えを聞きたかった」としている。
☆ 毎日新聞
政治倫理条例案、多数決で継続審査
八王子市議会委 5時間議論の末
八王子市長・市議の親族企業に市の請負契約を自粛(辞退)させることなどを盛り込んだ市政治倫理条例案が16日、市議会総務企画委員会で審議された。5時間を超す議論の末、6対3の多数決で継続審査となった。【佐藤浩】
審議では提案した議員側からの提案説明があり、非提案者の委員が質問。提案者側は、黒須隆一市長の親族企業「黒須建設」(八王子市)の受注額が市発注の土木工事で3年連続して市内業者のトップだったことなどを挙げ、「政治倫理の問題としてただしていかねばならないと思う」などと答弁した。
また、親族企業が辞退するのは「努力規定」である点を明言し、市側も「努力規定なので法令違反ではない」との見解を示した。
委員からは「なぜ今、問題視するのか」「議員40人の総意・全会一致にすべきだ」などの質問・意見が出たほか、親族の範囲や条例案の表現などについての細かい質問も多かった。
提案者の1人、両角穣市議は「市の緊急課題なのだが、時期を決めてそこまでに成立するのであれば(継続審査は)致し方ない。今後の活動は(提案者の間で)相談したい。年内の成立が節目だと思う」と話した。
一方、条例制定を実現させる市民の会が実施した市議40人へのアンケート結果がまとまった。条例案を「賛成できる」と回答したのは14人(「修正可能ならば」を含む)。「賛成できない」はゼロで、「委員会の審議内容をみて検討」などの「その他」は7人。残り19人から回答はなかったという。
☆ 読売新聞
倫理条例案は継続審査
八王子市議会委、結論出せず
八王子市議会の総務企画委員会が16日開かれ、議員提案された「市政治倫理条例案」が審議された。審議は休憩時間をはさんで6時間を超えたが、結論が出ず、賛成多数で継続審査と決まった。
同案は、黒須隆一市長の実弟が経営する建設会社が同市発注の土木工事を大量受注していることを契機に、政治倫理の確立と政治腐敗の防止を目的に超党派の13議員によって提案された。市長や議員の親族企業の公共工事受注の自粛などが盛り込まれている。
審議では、鈴木玲央議員(自民党新政会)からは「八王子の議員には倫理が欠けている人が多いので、条例が必要ということか」との質問があり、提案者の両角穣議員(民主・自民・八王子未来・無所属クラブ)は「(議員の)倫理は優れていると思う。しかし、転ばぬ先の杖(つえ)として、10年後、20年後のために作らなければならない」と答えた。
鈴木議員は「どうせ作るなら、もっと細かく規定しないとわからない」とし、原田繁副委員長(公明)も「もっと高い政治倫理を志すことが大切。議論を引き続き進めていきたい」と提案した。
意見表明で、上島儀望議員(民主・自民・八王子未来・無所属クラブ)は「こんなに長時間にわたって質疑する時間があるなら、代案を出すべきだ。(裁決を)先延ばしにするための戦術としか思えない」と反論した。
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昨日開催された総務企画委員会。「議員提出議案15号 八王子市政治倫理条例の設定について」が議題とされ審査に付された。
もちろん、我々「議員の会」が議員提案したものだ。今月12日の本会議での提案説明に対しては誰ひとり質問をしなかったのだが、昨日の委員会では全委員が発言をした。
条例案に対する質疑は13時30分頃から始まり、20時過ぎまで休憩を挟み6時間以上の長丁場となった。傍聴者も満席の60人ほどが詰めかけ、総務企画委員会に所属していない議員も多数詰めかけ委員会室は熱気に包まれた。
自分は13人を代表して、条例の中身と構造を中心とした提案説明をおこなった。その後の審議では、主として質問を受け、答弁を担当したのだが、延々3時間近くは答弁したのではないだろうか。ふぅ~ 疲れた。。
議会では、議員は市の職員に対し質問し、職員がそれに答弁するというのが圧倒的に多いパターンで、今回のように議員の質問に議員が答える、といったことは希っ。
自分自身も2年ほど前の本会議で「東京オリンピック招致の意見書」の提案説明をし、それへの質問に答弁したとき以来である(遠くを見つめる目)。。。
あの時は2時間近く3人ほどの質問に答えたような。。違うのは意見書の時の質問者が全て議員の会のメンバーで、今回質問を受けているのは全部、自民党と公明党の議員と言うことか、、、
つまり、前回と今回でサイドが逆っていうこと。時の流れを感じるなあ(再び、遠くを見つめる目)。。
今回、質問があったのは基本的には条例に賛意を示していない議員。質問は、「倫理とは何か」と言ったものから、条文の細部や規定の仕方に対するもの、対象とする範囲や「どうせやるならもっと厳しくすべきでないか」、「あまり厳しくせず、包括的な理念をうたったものとすべきでないか」→ これ同一質問者から !? 等々であった。
10人の委員会で、委員長を除く9人による決がとられ、3人が原案賛成(全て議員の会メンバー)、残り6人が継続審査すべき(自民新政会3 = 鈴木玲央、水野淳、萩生田富司、 公明3=中島正寿、原田繁、市川潔史)で、この条例案は今後継続して審査していくこととなった。
継続審査とは閉会中の委員会で再度審査するというもの。言葉のイメージでは短期間に何回も熱心な議論がおこなわれそうだが、通例は3ヶ月程度の間隔で委員会で議題として取り上げるといったもの。
いままでの他の例を見ると、継続審査 → 結論出ず → 継続審査 → 結論出ず → 継続審査 → 否決というパターンが多い。すなわち、世間体もあり現段階では否決はできないから、取り敢えず理由をくっつけて継続に持ち込み、引っぱって、何回か揉んだ後、議論の熱気が冷めた頃を見計らって否決、というのが一つの「継続パターン」となっているのだ。
まさか、質問者がこんな「継続パターン」に持ち込むべく質疑をしたのではないだろうが、今回の条例案は市政にとって大切であると共に、条例制定の切っ掛けとなった事態は今だに現在進行形である。だから、慎重審議の名目の下、ただいたずらに時間を延ばすことは許されない。
質問者からの疑義については、ただ、ためにするクレーム的な問題、別のスキームで考えるべきレベルの問題、指摘に一理あり成立に向けて検討し協議すべき問題に良く腑分けすべきだろう。しかし、継続審査の中で、次から次へと新たな問題を持ち出し慎重審議を求めるのであれば、それはただの引き延ばし戦術ととられても仕方あるまい。
我々提案サイドとしては、現段階で賛同できないとしている委員が賛同できるよう柔軟に、そして誠意を持って対応するのは当然ある。しかし、それも「この部分をこうできれば」等問題点を明確にし、合意点を見つけて成立させるこという姿勢がなければ無意味だろう。その気になれば問題点はいくらでも挙げることはできるものだ。
時間は限られている。しっかりと日程をとり、期限を区切った協議と審議をし、一定期間内(次回定例会のある12月まで)にはハッキリとした結論をだすべきではないか。
ただ、いたずらに引き延ばすことは許されない。
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今日から八王子市議会の9月定例会が始まる。
昨日は浅川清掃で、これが終わると段々秋モード、そして9月議会というのが例年のパーターン。
ところで、両角さんのHPは最近更新されていないね、と何人からか言われ、、、、そうなんです。ブログばっかり書いていてHPが疎かに。
政治倫理条例の取り組みなどはHPに書く方が適切とのご指摘メールを今日も頂き。。。質問が一段落した時点で更新します。
それでは、議会に出かけてきまっす。。
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アメリカ暮らしが長い大学生であるTAKAKOさんがインターンに参加しています。日々の活動でどのような感想をもったのでしょう。どうぞ。
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☆ ビヤパーティに参加して
私はアメリカの大学が始まる前の一ヶ月間日本に帰国し、滞在中に両角議員のインターンとしてお世話になることになりました。
アメリカ生活が長く、日本の文化や言葉、政治の事情なども良く分からない中、インターンとしての初仕事は両角議員のビアパーティでした。
この日、最も印象に残ったのは日本のコミュニティーの親密度でした。大雑把なアメリカには、これ程小さくて温かい公衆の集まりは無いと思います。強いて言えば、クリスマスになると近所のおばさん達が菓子類を持ち寄って集まったり、スポーツチームの集まりなどであって、今回のパーティのようなリラックスした環境で議員と交流するなどは聞いたこともありません。
受付に支援者の方々が来るたびに私は感心し、日本の人々の地域への想いが伝わってきました。
実際のビアパーティはとても明るいムードで、友人の集まりではない事が信じ難いほどでした。暑い中、最後には雨降りの中、集まって頂いた方々を見るにつけ、アメリカにはない人々の繊細な心を見たような気がしました。
途中、両角議員のテーマソングにどう反応したら良いのか分からず戸惑いましたが、これも楽しい街づくりのうちなんだ、と納得したりで、楽しい行事のなかで色々と勉強になりました。
アメリカでは、議員選挙はあるものの、選挙が近づくにつれ、前庭にちょっとした名前の看板が置かれていて、新聞に各候補の概要が書かれている程度であり、こういった設定で実際に議員との触れ合いはありません。そう考えると、私は一体誰が自分の市の議員を務めているのだろうかと気になるほどでした。
今日の行事を通じて、アメリカ西海岸と比べて蒸し暑く天候がコロコロ変わる日本も、人の心が温かい良いところだなとつくづく思いました。
☆ 議会質問づくりに関わって
その後、議会に向けての質問・原稿作りにも関わりました。
初めての政治実体験、その上、日本の地域の問題といった内容で、少しついていけない感じがありましたが、私もできる限り参加できるよう努力しました。
日頃は、余り気に留めない些細な事でも、実は裏で議員や沢山の人々の意見が加わって成立していくのを目の前で体験でき、とても興味深かったです。
沢山の作業があり、人々の繋がりを大事にする想いが十分伝わってきて実際の議会はどう繰り広げられるのか楽しみです。
日米比較の感想が率直に新鮮です。。 両角
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昨日は、10日の一般質問に向けてインターンとの勉強会を実施。その模様など。
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今日はインターンの私達が関わってきた市役所内での専門職の活用などの一般質問についての打ち合わせをしました。
中身は、市の専門職の採用や活用、体制などはどうなっており、専門職のヤル気を活かせる体制や技術や能力を向上させることのできる体制を作ろうということ。
例えば福祉のことなら、生活保護の問題(その他にもたくさんあるが)など時代の流れと共に複雑になってきているので、そのような問題に対してしっかりと対応のできる専門的な能力(もちろん熱意ややる気も)を持った職員が対応できているか、そのような能力が身に付く体制や人事配置があるか。
技術系の場合なら、市が発注する事業を民間に委託するような場合、提出された図面や工法などをしっかりと読む解く能力があるか?。市民の税金により公共事業をやっている以上、最少限の費用でやるのは当然のことだと思う。そのためには、市の技術系職員の能力の維持、向上が必要なので、そのことができる体制を作ろうということ。
他の一般質問についても色々お話を聞きました。
正直、大学のテスト勉強より相当頭を使います。大学教授の方々すいません(笑)
でも、こういう活動がうまくいき、市に反映されて、より住みやすい街になっていくのかなあと考えると、なんともいえない嬉しさが込み上げてきます。
打ち合わせの途中、カレーを頂いたのですが、とてもおいしかったです。
将来僕も料理のうまい女性を奥さんにもらわないといけないなーと思いました (^-^)
(by hirosi)
今日は質問のまとめをしました。
私たちが調査してきたものが質問としてまとまってきました。
これからそれを文章化して原稿を書きます。期限は土曜日まで…。
明日は嵐のライブでできないので笑、今日から徹夜です(Θ_Θ)笑
(by yurika)
嵐のライブ、、、、楽しんできてください by 両角
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今日の議会運営委員会で9月議会の質問、審議日程が幾つか決まった。
① 両角みのる一般質問は9月10日(水)の7人目。16時頃~
② 議員提案条例 八王子市政治倫理条例案
☆ 本会議提案説明 9月12日(金)11時~
☆ 総務企画委員会審議 9月16日(火)13時~
(私が提案説明をする予定です)
①の一般質問も ②の条例提案説明、委員会審議もすべて市議会に行くだけで誰でも傍聴できます。一般質問はテレメデイア中継もあります。
特に、②の委員会審議で各委員がどんな質問をし、どのような評決態度をとるのかは注目!是非ともライブで各委員の発言を聞いて見てください。
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ニュースを見ながらパソコンに向かっていると、9時30分から福田首相が緊急会見の放送があると伝えられた。辞意表明だな、とピンときた。
9時30分からのNHK辞職の記者会見がはじまった。デジャブを見てるような。。
そう。昨年の9月16日、市議会質問の最中飛び込んできた安倍辞任発表とカンペキにかぶった。その後、携帯メールに友人・知り合いから辞任に関する感想が3件続いて入った。
衆議院解散は早まるのではないか。党での新総裁選出、国会での首班指名と組閣からタイミングを見て早い時期に解散が打たれることになろう。
今後どのような展開になるかは読めないが、政局は一気に流動化していく。
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9月議会の告示日。一般質問通告を提出してきた。
通告は以下の通り。
1 中央自動車道八王子インターチェンジ周辺地区大規模未利用地の活用について
(1)市が把握している進出意向プランの概要
(2)東京都との協議状況、都の方針
(3)計画に関する情報公開
(4)中心市街地との関係と同地区の将来に対する市の考え
2 専門職としての人材の育成・活用と組織の方向性について
(1)技術分野、福祉分野の採用と配属、キャリアパス
(2)技術分野、福祉分野の職員に求められる役割と能力
(3)課題
(4)これからの専門職員の育成・活用方策
3 横浜線開通100周年にあたって
(1)他市と八王子市の取り組み
(2)利用者利便の向上に関しての他としての連携
※横浜線利用者の皆さん、車輌更新、10両化やダイヤ改善(終電延長)等、ご意見・ご要望がありましたらHPから入ってメールでお知らせ下さい。
K宮君、先ほどいい提案もらいましたが、通告終わってしまったので又の機会に取り上げてみます。
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