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2008年9月18日 (木)

政治倫理条例審査 -新聞記事から-

9月16日(火)の総務企画委員会での条例審査についての新聞報道。各紙とも2008年9月17日付記事。




☆ 朝日新聞

   市長らの親族企業の請負制限  

  倫理条例、審議継続に  八王子市市議会委

八王子市議会は16日、総務企画委員会を開き、市長・市議の親族企業に対して市との請負契約を制限する政治倫理条例案について審議した。しかし、原案通りの条例制定に慎重な市長支持会派が継続審査を提案し、賛成多数で可決。結論は11月開会の次回定例会に持ち越された。

条例案は「政治倫理基準」を規定。不正の疑惑をもたれる行為の禁止や、請負契約に関して特定の事業者に対する有利な取り計らいの禁止などを盛り込んでいる。

この日は提案者の一人、両角穣氏(民主・自民・八王子未来・無所属クラブ)が条例の意義を「10年、20年後を見据え、公職者はどうあるべきか一定のルールを定めたもの」などと説明。市長支持の自民党新政会と公明党6人が次々と、「『不正』とはどう判断するのか」「対象に議員を含めた理由は」などと質問した。

今回の条例案は、黒須隆一市長の親族企業が多額の市の公共事業を受注していたことがきっかけ。市長を応援してきた市議の一人が「市長が都議を辞めて立候補を決めた時、いづれこの問題が出ると予想していた。なぜ今か」と提案議員に問う場面もあった。

継続審議になったことについて両角氏は「今議会で前回一致で成立させたかった。(次は)年内が一つの節目かなと思う」と述べ、次回定例会での成立に意欲を示した。

「賛成」14人     市民らアンケート 40市議中21人回答

八王子市の市民らでつくる「市政治倫理条例制定を実現させる会」は16日、市議40人全員に実施したどう条例案のアンケート結果を公表した。「賛成できる」と答えた市議は14人。7人が「総務企画委員会での審議の内容をみて、検討したい」と答えた。

12日の市議会での提案理由説明を受け、各市議から賛否と意見をファクスで受けた。21人が回答し、「賛成」と答えた市議は条例案の提出議員13人のほかに1人いた。

返答しなかった市議が19人いたことについて同会は、「賛否にかかわらず、政治倫理に対する考えを聞きたかった」としている。



☆ 毎日新聞

 
    政治倫理条例案、多数決で継続審査  

        八王子市議会委 5時間議論の末 

八王子市長・市議の親族企業に市の請負契約を自粛(辞退)させることなどを盛り込んだ市政治倫理条例案が16日、市議会総務企画委員会で審議された。5時間を超す議論の末、6対3の多数決で継続審査となった。【佐藤浩】

審議では提案した議員側からの提案説明があり、非提案者の委員が質問。提案者側は、黒須隆一市長の親族企業「黒須建設」(八王子市)の受注額が市発注の土木工事で3年連続して市内業者のトップだったことなどを挙げ、「政治倫理の問題としてただしていかねばならないと思う」などと答弁した。

また、親族企業が辞退するのは「努力規定」である点を明言し、市側も「努力規定なので法令違反ではない」との見解を示した。

委員からは「なぜ今、問題視するのか」「議員40人の総意・全会一致にすべきだ」などの質問・意見が出たほか、親族の範囲や条例案の表現などについての細かい質問も多かった。

提案者の1人、両角穣市議は「市の緊急課題なのだが、時期を決めてそこまでに成立するのであれば(継続審査は)致し方ない。今後の活動は(提案者の間で)相談したい。年内の成立が節目だと思う」と話した。

一方、条例制定を実現させる市民の会が実施した市議40人へのアンケート結果がまとまった。条例案を「賛成できる」と回答したのは14人(「修正可能ならば」を含む)。「賛成できない」はゼロで、「委員会の審議内容をみて検討」などの「その他」は7人。残り19人から回答はなかったという。




☆ 読売新聞

  倫理条例案は継続審査  

   八王子市議会委、結論出せず

八王子市議会の総務企画委員会が16日開かれ、議員提案された「市政治倫理条例案」が審議された。審議は休憩時間をはさんで6時間を超えたが、結論が出ず、賛成多数で継続審査と決まった。

同案は、黒須隆一市長の実弟が経営する建設会社が同市発注の土木工事を大量受注していることを契機に、政治倫理の確立と政治腐敗の防止を目的に超党派の13議員によって提案された。市長や議員の親族企業の公共工事受注の自粛などが盛り込まれている。

審議では、鈴木玲央議員(自民党新政会)からは「八王子の議員には倫理が欠けている人が多いので、条例が必要ということか」との質問があり、提案者の両角穣議員(民主・自民・八王子未来・無所属クラブ)は「(議員の)倫理は優れていると思う。しかし、転ばぬ先の杖(つえ)として、10年後、20年後のために作らなければならない」と答えた。

鈴木議員は「どうせ作るなら、もっと細かく規定しないとわからない」とし、原田繁副委員長(公明)も「もっと高い政治倫理を志すことが大切。議論を引き続き進めていきたい」と提案した。

意見表明で、上島儀望議員(民主・自民・八王子未来・無所属クラブ)は「こんなに長時間にわたって質疑する時間があるなら、代案を出すべきだ。(裁決を)先延ばしにするための戦術としか思えない」と反論した。

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