平成20年 大晦日
ご無沙汰です。もう数時間で今年も幕を下ろしますが、皆さんにとってはどんな1年だったでしょうか。
先程やっと事務所のワックス掛けと掃除が終わり、風呂に入った後に年越しそばを食べ、紅白を見ながら今年最後のブログを書いています。
自分は、昨年、黒須市長3選に異を唱え、12月には自民党に離党届を提出して、年明けから政治的立ち位置が大きく変わりました。そして、振り返れば、もがきながらもなかなか浮かぶことのできなかった苦しい1年でありました。
しかし、一方で足下を掘り下げることができた年でもありました。今思うと、じっくり熟成する期間で、次に向けてこうした時間が必要であったような気がします。物も前より見えるようになった気がしますし。来年は少しづつ攻めモードに入っていきたいと思います。
ところで、今年は秋以降、世界の風景が一変しました。政治も経済も。そんな中で、政治に関わる者として気になるのは民主党提出の衆院解散・総選挙を求める決議案に自民党からポツンと1人賛成した渡辺喜美氏。
日本政界は麻生政権が泥船状態で、自民党の国会議員は保身第一で、どう生き残るかで頭がいっぱいのようです。小泉改革では改革を止めるなと叫び、安倍政権ができれば拉致や戦後レジュームからの脱却を訴え、福田政権で改革の揺り戻しとして痛みへの対処の時期だと唱え、麻生政権で全治3年?からの脱却、景気対策だと。。。
どの政権でもできるだけ中枢と時のキーパーソンに取り入り、泥船が沈没しそうになれば、党と現政権には顔が立つようにしておきながら、リスクも採らずに保険として次のボートのチケットだけ買っておく、そんな政治家が多すぎ! こう感じます、ホントご都合主義。
渡辺氏は、パフオーマーとの批判もありますが、自ら大きなリスクをとって行動しています。損する覚悟があります。そうした点を私は買いたい。丁半どっちに出るか分かりませんが、彼は自分を賭けている。私もちっちゃな八王子市議会で何度かポツンと立つ同じような行動を取っているのでシンパシィが沸くのかも知れませんが。
年末なのにとりとめなくなってしましました。これから幾つか神社など回ります。
1年間、1度でも両角ブログを訪れ駄文にお付き合いくださった皆さんに感謝します。また、明年もよろしくお願いします。
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