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2009年8月31日 (月)

政権交代 09総選挙

平成21年8月30日投開票の衆議院議員選挙の結果が確定した。

結果は正に政治史に刻まれるものとなった。

民主党308(+192)、自民党119(-181)、公明党21(-10)。民主党が絶対安定多数の巨大な議席を確保し、劇的な形で政権交代が実現した。

原因は色々と論じられるが、一言でいえば「驕れるものは久しからずや」ということ。国政も都政も市政もこれに尽きる。

民主党政権に期待する点は、統治機構を政治主導にして官僚国家の流れを変えること。そして、自民党政権下で硬直化した予算の使途にメスを入れ税金の使い方の無駄をあぶりだし、改善すること。地方自治に携わる者としては、一括交付金の実現で地域事情に応じた政策が実施できるようになることを望む。

外交や教育分野については不安を払しょくして現実的な対応をしてほしい。それと環境産業など次なる日本産業の主軸を育てるといったことにしっかりと取り組んでほしい。

顔も見たことのないような新人議員が大量に誕生し、政権運営にあたることには不安もあるが、「驕れるものは久しからずや」を肝に事にあたってほしい。

自民党。壊滅的なドン底状況だ。反省と自己分析から始めて這い上がって、2大政党の一翼を担う健全な勢力として再生してほしい。

今回の選挙結果は、国全体のみならず八王子地域の政治のありようにも大きな影響を与える。しばらくは推移を見守りながら、日本政治、そして地域政治が良い方向へと向かっていくことを期待したい。

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