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2009年9月

2009年9月30日 (水)

追分交差点改良 大きく前進

今日は、追分交通問題協議会の串田会長ほか地元の方々と国土交通省総武国道事務所に行った。

地域要望を受けた中で、平成16年に、私がインターンの学生と近隣3000世帯を対象とした追分歩道橋利用実態調査アンケートを実施、結果公表してから足掛け5年。ようやくこの追分交差点および歩道橋の問題が具体的に動き出そうとしている。

この間、追分交通問題協議会が立ち上がり、裏方で行政機関との橋渡し、各種資料作成など2年半に及ぶ協議会のプログラム作成と毎回のワークショップ等の企画・運営を学生とともに担ってきた。地域や協議会から3回の要望書を出し、市議会質問でも再三この問題を取り上げてきた。

本年度、協議会の活動が評価され、相武国道の予算がつき、9/15には「21M追分歩道橋改良検討・詳細設計委託」が締結された。

民主党政権下で公共事業の見直しが進められようとしているが、無駄な事業は大胆にカットしつつも、政権が言うところの「コンクリートから人へ」の発想の中で、地域のお年寄りや子育てお母さんのバリアフリー環境を整備する、そして地域主体に何年も議論を積み上げてきたこの事業は「人」の括りの中で是非事業を推進してほしい。

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2009年9月29日 (火)

決算代表質疑

市長から提案説明の後、各会派の平成20年度決算の代表質疑が行われた。

決算議案は委員会付託され、本会議終了後、決算審査特別委員会が設置された。

決算特別委員会理事会で総括質疑の質問の順番が決定した。

その結果、10月2日(金)10:00~ 総括質疑のトップバッターとして両角みのるが質問に立つこととなった。持ち時間は質疑込みで30分。テレビ中継はありませんので、都合のつく方は是非傍聴にお越しください。

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2009年9月28日 (月)

議決

本日の本会議で決算以外の議案、補正予算案の議決が行われた。

賛否分かれたものはあったが、すべての議案が可決成立。

他に、議員提出議案(意見書)2件が採決に付された。

「新型インフルエンザ対策の強化を求める意見書」は全会一致で可決。

一方、「地方自治体の施策の継続性を守るための予算執行を求める意見書」は会派、議員間で賛否が分かれ、起立採決の結果、賛成多数で成立した。

公明党提出議案に自民、共産、そして民主党議員のうち1人が賛成、社民・ネット、市民・民主クラブと諸派のひとり、我々の会派が反対。国の政策変更の是非を問うて千路に態度は乱れた。

政権交代を受けて、すべてを今までの路線に縛られるのではなく、新たな視点で見直しする余地はありうべき、との判断で意見書に賛成したが、地方議会の内部も今までと違う風が吹き始めているのを実感した一幕となった。

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尾崎財団主催パネルディスカッションに参加

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9/26(土)~27(日)軽井沢の友愛山荘で尾崎財団・咢堂塾の合宿が行われ、初日に開催された「地方議会議員パネルディスカッション 地方自治の課題と展望」にパネリストとして参加した。


参加者は天目石要一郎 武蔵村山市議会議員、大岡敏孝 静岡県議会議員、岡田真理子 東京都議会議員、中野和信 埼玉県蓮田市長、松島貞治 長野県泰阜村長、両角穣 八王子市議会議員。コーディネーターを嘉悦大学の高野恵亮先生が務められた。


3時間に及ぶディスカッションは、それぞれに個性的なパネリストの自らの経験に基づく意見が出され、白熱したものとなった。


夜は夜で、塾生を交えての酒を酌み交わしての議論が遅くまで続いた。


2時ころに布団にもぐり、朝6時には軽井沢を出て、会議のために八王子に向かったが、自分にとってはなかなかに楽しく、気分転換となるひと時となった。

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2009年9月24日 (木)

決算総括質疑通告  済

今日、10月2日に開催される決算特別審査総括質疑の質問通告を済ませた。

副議長となって基本的に本会議での質問ができないので、会派の持ち時間30分を一人で使わせてもらい質問に立つ。質問の順番等は9月29に決定する。

☆ 通告内容は次の通り

1 消費生活対策
(1)消費者相談 - 近年の傾向
(2)重点取り組みと成果
(3)地上デジタル放送への対応
(4)八王子テレメディア株式会社
(5)これからの消費者行政の方向性

2 交通バリアフリー対策
(1)交通バリアフリー計画と事業成果
(2)今後の展開
(3)西八王子駅周辺地区の位置づけ
(4)追分交差点の現状と課題

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2009年9月23日 (水)

新政権誕生から1週間が経過して

総選挙の結果を受けて9月16日に3党連立の鳩山政権が発足してから1週間が経過した。

発足直後の政権の支持率は各種調査で軒並み7割を超える高いもので、中身をみると国民が官僚政治打破に期待を寄せているということがわかる。

兎も角、今までのやり方硬直的な既得権益まみれの政治を変えてほしいと願っているのだろう。

政権の姿勢としては事務次官会議の廃止や大臣が自らの言葉で語ることなど、政治主導を強く意識した姿勢が窺える。

各大臣はマニフエストに則って国民との約束を果たそうとしているように見える。

新政権には不安も大いにあるし、予算編成も控えてこれから混乱も大きくなっていくだろう。しかし、何十年も省庁ごとに予算シェアが変わらないような状況は打破していかないことにはこれからの日本は立ち行かないのだ。

政権がマニフエストをないがしろにする、約束を反故にするような振る舞いをすれば一気に国民の支持を失うことになるであろう。その意味で、選挙による本格的な政権交代という歴史的な意味を踏まえた上で、混乱を恐れず新政権の政策を進めていけばいいと思う。

しばらくの間(3ヶ月くらい?)、国民は自らの選択を辛抱強く見守る必要があるだろう。

自分も新政権がどのように変化をもたらすのか、混乱だけをもたらすのか、見守っていく。

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2009年9月22日 (火)

政治倫理条例再考

9月1日号の広報八王子に『9月1日に「政治倫理条例」を施行』という記事が掲載された。

先日もある方に、「両角さん、良かったね。両角さんが一生懸命に取り組んでいた政治倫理条例が施行って広報に載っていたよ」と言われて、???となってしまった。

このような誤解が市民の間に広がることは予想がついていたのだが、なんかがっくりとしてしまった。

ま、すかさず「あれはニセモノ。私たちが成立をめざした物とは全くの別物で、骨抜き条例で名前だけが政治倫理条例となっているだけですよ」と答え。「あ、そうなの~」となった。

思い返せば、昨年の今頃は我々の政治倫理条例にむけて第一の山場である委員会審査を迎えて6時間に及ぶ委員会審査が行われていた。

9/1号の広報では「この条例は、市長と市議会議員が、その影響力を不正に行使して自己の利益を図らないことを皆さんに宣言するとともに、職務の公正性を確保するために必要な措置を定めたものです。」なんてもっともらしく書いてあるから、たちが悪い。

自分の思いは今も変わりません。倫理条例が決着したときの両角ブログの一部を引用しておきます。いつか廃止または改正すべきものと考えます。

 しかし、形だけの実効性のない骨を抜かれた形(自粛=姿勢を示せば自粛らしい)で、紛らわしい「八王子市政治倫理条例」という名の条例が成立したことは、今後の八王子市政に大きなマイナス。禍根を残すだろう。

 そもそも、法技術的にも問題を抱え、重要条項についてすら統一見解が出来ていないこの条例が、市民、市長、議員の法規範として一定の縛りをそれらに掛けるのだから…

 条例で規定すべき事項と言える重要部分すら、今後つくる「規則 = 役所」に丸投げ。

 これを受けて運用しなければならない市も迷惑な話で、担当者は可哀想だ。。。

 しかし、一番不幸なのは、こんな不完全なアリバイ条例を規範としなくてはならない八王子市民、そしてこの街である。
 

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2009年9月18日 (金)

四谷中生徒による職場訪問 @ 市議会

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四谷中の1年生6人による職場訪問を受け、その対応をした。

総合学習の一環として、それぞれが興味のある職場を織り上げて訪問するという活動。

学校からの依頼を受けて対応することとしたのだが、、

生徒達から事前にもらった質問は20項目。

・両角先生の議員としての仕事を教えてください?
・仕事をする中で努力しているところはなんですか?

ここらへんはフムフムという感じで、、

・同僚とは仲良く出来ていますか?
・この仕事をやめたいと思ったことはありますか?

ほほ~っと言う感じで

・他にやりたい仕事はありますか?
・中学生にアドバイスはありますか?

などなど。。

結構、こどもたちの目はシビア。

議長室で名刺を渡して挨拶をして、本会議場や委員会室を見学して、質問に答えながら色々と説明して、逆にこちらから「給食はおいしい?」「学校生活で改善して欲しいことは?」などなど質問し、新鮮な気持ちになれた90分でありました。。

今回訪問してくれた生徒の中から将来の議員や市長が出てくることを夢見ております。

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2009年9月16日 (水)

文教経済委員会

本日、市議会文教経済委員会が開催された。

本会議に上程された補正予算案のほか、第五中学校の契約議案が審査対象となった。

審査の結果、補正予算は起立多数で可決、契約は簡易採決で全回一致で可決した。

このほか中学校給食のアンケート結果ほかが報告事項として報告された。

委員会についてはインターン日記でどうぞ。。

今回は文教経済委員会の傍聴をしました。

本会議で市長から説明のあった議案の中から委員会に付託されたものの審議のあと、市からの報告が行われました。審議ということもあって白熱した議論が闘わされ、時間も本会議より随分と長く、大変聞きごたえがありました。

意外だったのが、市から報告された中学校給食に関するアンケート結果(あまりよい結果とはいえませんでした)を踏まえた市の対応を強く求めていた議員さんが複数いらっしゃり、この話題にかなりの時間が費やされたことでした。

給食という、今まで特に気にも留めず利用してきたものであっても、こんなにもじっくりと議論された上で私たちに提供されていたのだということを改めて実感しました(長瀬)。

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2009年9月14日 (月)

本会議 議案説明と代表質疑

本会議にて本定例会に上程された議案の説明が市長から行われ、引き続き各会派の代表質疑が行われた。本会議の様子はインターン日記でどうぞ。。

議会には一度見学で訪れていましたが傍聴は初めてで、議会の進み方や各議員の意見質問、それに応対する各部長クラスの受け答えなどを間近に見ることが出来とても良い経験になり大変勉強になりました。

また議会には珍客がおり五月蝿く騒ぐ何かと迷惑な輩がおりましたが、これもいい思い出になりました(増田)。


今回は八王子市役所で本会議の傍聴をさせていただきました。

市長からの議案説明のあと、議員からの質問に市の職員の方が答えるという流れでしたが、思っていたよりも淡々と進むのだなあという印象でした。

また、同じ補正予算についての質問であっても、質問者の所属政党によって内容にかなり違いがあり、その党のカラーが大体分かるようになってきました。

傍聴席からは議場全体がよく見渡せるため、議会中の議員さんたちの様子も見ることが出来てなかなか面白かったです。

それにしても、今回本会議を傍聴してみて分かったのは今まで自分の住んでいる地域が抱えている問題を殆ど知らなかったということです。自分の地域で今問題になっていることやどのような方針で市政が進められているのかを知るためにも、機会があれば自分の住んでいる市の市議会も傍聴してみたいと思いました(長瀬)。

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2009年9月13日 (日)

自主防災

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午前中、地元地域の自主防災組織の訓練に参加。この地域では四半世紀に亘りこうした防災訓練が続いている。

いつも防災服、安全靴、自主防災のヘルメットといういでたちで参加するのだが、今日も防災服で参加。

自主防の訓練は地域ごとに集団で学校まで参集するするところから始まる。東海地震など大震災の危険性が指摘される中で、こうした訓練は実践的で大変に良いことであると思う。

防災倉庫の備品も見学したが、毎年充実してきている。

今回、女性の皆さんと話している中で、紙おむつや、生理用品も備蓄しておくべきとの声が挙がっていた。早速、防災担当所管に働きかけ、防災倉庫の備品リストに追加するようにしていきたい。

 豚汁、ごちそうさまでした。旨かったです。。

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インターン生 疲れてますっ!

今まで同様の映画会に向けての活動が殆どで八王子市内各地を回りました。

貼らせてくれるお宅を探しながらポスターを貼り、またチラシを配って映画会を告知したりなど、とても疲れますがこのような地道な作業が今回の映画会の活動にしても、選挙などの活動にしてもとても生かされてくると感じました。

しかし正直な所はとても疲れました(増田)。

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2009年9月 8日 (火)

定例会スタート

今日から定例市議会がスタートした。

本日は、岡部副市長の再任など、人事案件等を即決したほか、6人の議員の一般質問が行われた。

一般質問は10日まで3日間にわたり実施される。

衆院選民主党圧勝後の市議会。今回、麻生政権下で組まれた国の補正予算を活用した事業が補正計上されているが、政権の動向次第で自治体にも大きな影響が出る、そんな議会のスタートとなった。

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2009年9月 7日 (月)

がんばる

インターン日記を。どうぞ。。

Y

チラシやチケット、ポスター貼り、挨拶まわりなどを行いました。

この日もとても暑く大変でしたが挨拶まわりを通して両角穣議員の人脈の深さにはとても驚きました。

また、運良く挨拶まわりをした所はポスターを貼らせてもらい、だんだんと映画会のポスターを八王子市内で見るようになりました。映画会成功に向けてのこの活動は重要だと思うので、さらに頑張りたいと思います。

☆ ご苦労様!

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2009年9月 6日 (日)

映画会のポスター

10月17日(土)の映画会のポスターができあがり貼り出し中である。

役員さんにお願いしたり、ポスター班で貼ってもらったり、自ら貼ったり。いいデザインに仕上がっているので見てください。。

いろいろな活動の合間を縫っての作業はこんな感じ。

☆ 祐介 ☆ 

今回、チラシやチケット、ポスターを配り貼るという作業を行いました。予想した通りにキツく、また暑い日が災いしとても大変な作業でしたが、初めての経験はどれも新鮮でまた色々な地区に回れるので意外に楽しく感じました。

また、こういう活動を地道に行う事で地域住民の方々との関わりが生まれ、初めはただ大変だった気持ちが、次第にこの活動は大切だなと思うようになりました。

明日もまた頑張りたいと思います。

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2009年9月 2日 (水)

八王子繊維フアッション総合展 @ そごう

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八王子繊維ファッション総合展のオープニングがおこなわれ市議会を代表して祝辞を述べた。

ネクタイは、昨年、横浜線議連で大原織物さんで作成してもらったのを着用。実家が織物業でネクタイを作っていた繊維の血が流れる身としては、総合展は市民に伝統織物を知ってもらう場として期待大である。

9/2~9/7 そごう8階特設会場で開催中。

是非とも覗いてみてください。販売もアリ。ちょっと素敵な秋物が見つかると思いますよ。

同行した学生からの感想は次の通り。

☆ 増田 ☆

今回は八王子ファッション展に参加しました。主に八王子の伝統織物をPRする式典でこのファッション展には数々の八王子・多摩の織物が展示してありました。中でも陣羽織はとても細かく色彩が豊かでとても素晴らしい伝統織物だと思いました。またこういう式典に参加した事が今ままでになく、初めてだったので良い経験にはなりました。次回はポスター張りを頑張りたいと思います。

☆ 長瀬 ☆

今回は八王子繊維ファッション総合展のオープニングセレモニーに参加しました。

式典の様子を写真に撮らせて頂いていたのですが、テープカットのときに私がどうしたらよいか分からずにまごついていたら周りの来賓の方々が「もっと前へ出なさい」と場所を空けて下さり恐縮でした(^^;)

式典後は展示を見て回りましたが、中でも阿修羅像が織り込んである織物は感動しました。このような伝統的な織物とともに造形大や多摩美大の方が作られたという斬新なデザインのネクタイなども展示してあり、八王子の伝統産業である織物業が時代にそって発

展しながら現在まで受け継がれているのを実感できました。

このような式典に参加するのは初めてで、必要以上に緊張してしまったのですが、八王子の伝統に触れられてとてもいい経験になりました。



☆ 奥山
オープン前のそごうにお邪魔させて頂き、ドキドキのスタートでした。

八王子と繊維って密接な関連があるんですねぇ。活動初日に呉服店が多いことだとかを教えて頂いていましたが、マルベリーさん発祥の地とは知らなかったです。

会場に並んだ色とりどりの織物は、鮮やかなものから淡いものまで、普段目にするファッション用品とは一味違う味わい深さでした。

特に阿修羅の織物は圧巻でした!裏地を見るともっとスゴイ!そんな繊細な絵が載ったものでも、プリントと違って模様が劣化しづらいのが織物のとても良い所ですね。

美大生の織物コラボレート作品も新鮮で、良い刺激になりました♪

何だか今月は雨が多く、外での活動が中止にならざるを得ない日もあります。

気分が上下しやすい秋初めですが、こんな月こそ元気に頑張りたいですね。

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