平成21年 大晦日
あと1時間足らずで平成21年も幕を閉じます。皆さんにとっって今年はどのような年であったでしょうか。
昨年のリーマンショック以来の経済の低迷の中で、いつか、いつかと言われた総選挙が8月30日に行われました。国民の自民党への拒否反応が奔流のように政権交代へとつながり歴史に刻まれる政治の大変化の年となりました。
しかしながら、その後の状況をみると民主党政権も腰が定まらずフラフラとした印象で、1月からの通常国会、予算審査とどのような展開になってもおかしくはありません。
国民は自民党に拒否感を示したけれど、民主党の政策を積極的に支持して投票したわでもなく、だからといって民主党への失望感が自民党に振れるということはないだろうと思います。動き出した時代の歯車は逆回転はしないということです。
経済は一時期の最悪状態からは脱した模様ですが、デフレが続いています。一方、最近の円高状況をみると基軸通貨としてドルの先行きも不安視されます。
税収の落ち込みと景気対策としての大型予算編成、それにともなう国債発行の増大は、将来の国債暴落への序章にならないかと心配になります。
このように考えると、今はすべてが微妙なかじ取りの中で動いていかなくてはならない時なのでしょう。政治も大きな流れは変わらずも、ここ何年かは揺らいで動いていくのでしょう。
自分にとっては、今年は小さいながらも新たな歩みを踏み出せたような気がします。
春先までは政治倫理条例の関係に関わりきりで、結果は不本意でしたが信じるところに従い悔いのない活動ができました。後援会は新体制が発足し、3年ぶりに市民会館で映画会を盛大に打つことができました。議会では期せずして副議長に選ばれ、これまで質問をメインに攻めの言論で活動を通してきましたが、より広い見地からコーディネートするような活動にシフトしてきました。
一般質問が制約される分は、これからは気になるテーマを取り上げてMinoru通信を書いていこうかな、などと思っています。
プライベートもそれなりに充実をして、健康な1年を過ごすことができました。面白かった本は中谷巌氏の「資本主義はなぜ自壊したのか」。その他久しぶりに歴史小説にハマってしまいました。
来年は寅年。年男です。
今年踏み出した一歩から、跳躍、勝負モードに入っていくつもりです。気合を入れて。
まったく徒然になってしまいましたが、皆様1年間お疲れ様でした。
ありがとうございました。良い年をお迎えください。
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