決算総括質疑 終了
10時から18時まで決算等審査特別委員会の総括質疑が行われた。
会派メンバーから時間をもらい答弁込みで30分質問に立った。
発言したのは
① 平成21年4月からスタートした軽自動車税のコンビニ収納
収納の半分以上がコンビニ収納利用で、利用者の利便性が高い。1件あたりの代行手数料が62円。他の税や手数料もコンビニ収納を拡大し納税者利便を高めることを求めた。副市長答弁は実現に向けて事務局の背中を押すという積極的なもの。今後の展開に期待したい。
② 平成20年8月から実施している「ふるさと納税」
自分の選んだまちに寄付をすると住んでいる自治体の住民税と所得税から税額控除される制度。八王子市への寄付は、平成20年度が2件、15,000円、21年度、9件、192,000円。京都市ではパソコン上でクレジットカード決済できるほか、広報も充実しており、さらに記念のあぶら取り紙等がもらえる。すなわち積極的に京都にかかわりのある人=ファンに呼び掛けている。八王子の取り組みの不十分さを指摘し、「潜在住民」としての学生に第2のふるさと八王子との結びつきを感じられるようなことも含め戦略的取り組みを促した。
③ 大学コンソーシアム八王子 & 事業仕分け的手法による行政評価
11万人の大学生が学ぶ学園都市八王子。学園都市の実をあげるような展開が必要だ。
平成21年に、これまでの学園都市推進組織を整理統合してスタートした大学コンソーシアム。スタートして1年の事業展開と成果を問うた。現段階では、ほとんどこれまでと同様の事業展開で、新たな事業体を作った目的に適っているか疑問を感じた。
また、国際交流協会やサイバーシルクロード等の諸事業と同様の事業をコンソーシアムとして実施しており、二重行政的な要素がある。(独)NITEと(独)国民生活センターによる商品テストなどの例を引いて、事業仕分けの意義に立ち戻り、今後の整理と連携による展開を要望した。
④ 八王子駅周辺環境改善
平成11年、約150億円を投じて完成した八王子駅北口地下駐車場とマルベリーブリッジ。
完成直後から様々な使い勝手の悪さが指摘されてきた。今回、これを4年と10億円の経費をかけて改造しようというもの。議員当選直後の10年前から何度か議会で指摘をしてきたが、結局、利用者の声を聞かなかったから利用者利便が損なわれたものとなってしまった。
そこで、検討会メンバーがほぼ10年前の構成とほとんど変わらない金太郎アメ メンバーであることを指摘。その上で基本的な構想や設計に当たっては、パブリックコメントを十分行い二度と同じ間違いをしないよう要望した。
総括全般で感じたのは、議会の場というより漫談風な時間帯があったり、理事者サイドがぶつぶつ野次っていたりというのが気になった。かっては保守会派の質問にピリッと鋭いものがあり勉強になったものだが。。
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