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2011年1月14日 (金)

内閣改造、通常国会へ

菅内閣の改造が行われた。参院で問責決議を受けてた仙石官房長官と馬淵国交大臣がそれぞれポストを去った。

そして、たちあがれ日本を離党した与謝野馨氏が経済財政相に。

財政再建派の与謝野氏を党外から起用し、税と社会保障一体の再構築を図りたいという。

消費税については、政界、財界、マスコミと増税やむなしの空気となってきている。

そうは思うが注文が何点か。

増税の前提としての行財政改革の徹底は当たり前。

消費税を上げて財源不足をカバーする発想だけでなく、全体としてどのような社会を目指し、そのために税制全般をどう変えていくかの議論。直間比率の見直しや社会保障の在り方の抜本的検討を。

橋本内閣の時の例もあり、経済状況を見たタイミングの判断。

誰だって税が増えるのはイヤ。だけど、これからの社会の青写真が示され、納得の出来る説得には耳を傾ける準備がある。文句が言えないところだけ、部分的に負担を上げるようなことではなく、全体像を示して欲しい。

1月24日通常国会がスタート。これから6月の会期末まで政界は視界不良の波乱含みの展開となっていく。

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