今日からセンター試験
今日、明日の2日間、大学入試センター試験が実施される。志願者は昨年より5000人余り増の55万8984人でセンター利用の国公私立大学は過去最多だそうだ。
少子化が進行し、大学全入時代などと言われるが、最近の大学入試は自分たちの時代とは大きく様変わりしていて浦島太郎状態で驚くことも多い。
AO入試や指定校推薦、公募推薦が広がり、一般入試で入学する学生の割合の方が少数というのが現状で、中には合格者の9割以上AOの大学とかあるらしい。国立や早慶でもAOや推薦枠が広がり、かつてのように、皆が同じ試験を受けてその点数で合否が決まるというという世界ではない。
センター利用も増え(科目も1,2科目でOKなところも)、大学によっては1つの試験で複数学部学部に出願できる。
試験が多様化してきているということだろうが、少子化による学生確保に向け、早めの学生の囲い込みが激化していると言うことだろう。系列の小学部や中学部を新設する有名私大もその流れの一環である。
だから、今の入試で一番重要なのは「情報」ということになる。自分の得意な科目、部活など課外活動での実績などをいかした入試パターンを見つけることが重要となる。
このことは決して悪いことでないと思う。こどもが自分のやりたい事、将来の職業などを見て偏差値だけでない選択をするということにつながるとすれば。だが、一方で、全然受験勉強をしないで大学に入学した学生が、全く基礎の基礎が出来ていないということが多くなっており、一定の勉強をする「試験」という仕組みは必要と感じる。
やはり日本の国は人材でしか生きていけない。だから、教育や積極的に外へ出て行く気概のようなものを育む社会にしていかなければならない。
受験生諸君には、これまでやってきたことを信じて最後の1秒まで全力を出し切って頑張ってほしい。
体調万全にして。がんばって!
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント