北野処理場の汚泥
先日八王子市が独自に市内12カ所の空間放射線測定を開始し、データを公表した。http://www.city.hachioji.tokyo.jp/moshimo/shinsai_110311/28505/029299.html 今後、週1ペースで測定をしていくとのことだ。
ところで、市内の下水処理場の汚泥焼却灰からセシウムが検出されたと報道されたが、その後の状況を北野下水処理場に現地確認した。
基準値を超える汚泥はセメント業者が引き取り拒否をしており、処理も出来ずに処理場内の施設に袋詰めの上保存されている。
毎日1トン程度排出されるため、このままだとストックヤードは10月頃に一杯となってしまうようでだ。各地の下水処理施設で同様な問題が起きており、日々のモニタリングや周辺への対策と共に、国が処理方針や基準を速やかに示すべきだと感じた。
東京都八王子市は30日、同市北野下水処理場の汚泥焼却灰から、放射性セシウム137を1キログラム当たり7910ベクレル、放射性セシウム134を同7100ベクレル検出し、同処理場の空間放射線量は地上1メートルで平均毎時0・10マイクロシーベルトだったと発表した。
都の19日の発表では、同市小宮町の八王子水再生センターの汚泥焼却灰からは、セシウム137が1キログラム当たり2890ベクレル、セシウム134が同2380ベクレルが検出された。この差について、八王子市では、北野処理場が家庭の汚水と雨水などが流れ込む合流式なのに対し、八王子水再生センターは汚水のみの分流式のためではないか、という。八王子市は今後、週1回程度定期的に検査する予定だとしている
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