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2013年6月

2013年6月24日 (月)

都議選結果報告

2013年、都議選の結果が出ました。

八王子選挙区は次のとおりです。

東村邦浩(公明党)   45,503
近藤 充 (自民党)    35,860
清水秀子(共産党)    28,473
相川 博 (自民党)    25,396
両角 穣 (みんなの党) 21,864

    - ここまで当選 -

滝沢景一(民主党)   21,718  次点
小林弘幸(無所属)   17,339
島内幸恵(維 新 )       13,626

当選することが出来ました。次点との差は146票。
途中、開票率86%時点で15,500(両角)対21,000(滝沢候補)で、敗戦ムードが漂いました。しかし、最後に持ち込まれた数箱の投票箱の票が開き、僅差の逆転勝利となったのでした。

落選を覚悟し、事務所の片付けの段取りと敗戦挨拶を考えていたとき、NHKの両角当確が点いたのを見て、最初は誤報だと思いました。しかし、確定票であることが分かり、慌てて事務所に駆け付けました。

バンザイをしながらも、「ひょっとしたら夢ではないか」を何度も思うほどでした。

今回の選挙は、市長選、都議補選の落選に続く3度目の正直でした。選挙情勢は、5現職の一角を崩さなければ当選はなく、2議席を目指す自民は高支持率に支えられ、公明党も盤石。共産は硬い組織を誇っていました。そして、これまで2人を擁立していた民主党は候補者を1人に絞った背水の陣で臨んでいました。5定数に対し8人が立候補し、しかも新人は、元みんなの党衆議院候補、維新公認候補と有力の方々で第3極の票割れが見込まれる大変に厳しいものでした。

実は、この選挙が駄目であったら政治の世界からきっぱりと足を洗おうと内心考えていました。最大限のベストは尽くしてきましたが、勝ち負けはフィフティ・フィフティであり、激戦を勝ち抜くことが出来たなら、八王子の政治が両角をいささかなりとも必要としている。しかし、僅差でも負けであれば、両角は八王子の政治には不必要なのだと考えることとしていました。

今回、非常なる僅差で勝たせていただいたのは、天が、両角に「政治の場で頑張れ」と言って、少しは必要とされているのでしょう。

都議会改革や都政改革、さらには横浜線の通勤環境改善など、選挙戦で訴えてきたことにみんなの党で受かった仲間達と力を合わせ精力的に取り組んでいきたいと思います。

 

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2013年6月13日 (木)

みんなの党東京都議選特設サイト開設!

先程のごあいさつと前後してしまいましたが、たった今、みんなの党東京都議会特設サイトがオープンしました。

私だけでなく、他選挙区の仲間のメッセージも聞いてください。


http://2013togisen.your-party.jp/

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都議選告示日前日

明日6月14日(金)東京都議会議員選挙が告示されスタートします。

ネット選挙解禁は7月の参議院選挙からなので、都議選に於いては告示日以降のHP等の更新が禁止されています。このため選挙が終了するまでこれが最後のブログとなります。

告示前日の感想としては、自分の出来る範囲のことは、ほぼやり切ったということです。体重がピーク時より9kgほど減って、今までのスーツが妙にブカブカになってしまい、急遽、今日、量販店でスーツを2着購入してきました。

大激戦で厳しい戦いとなるでしょうが、自らの意志と思い、周囲の皆さんの思いを胸に9日間の選挙戦、しっかりと悔いなきよう戦って行きます。

なお、明日は10時から八幡町の事務所前で出陣式を行います。

また、14日午前中には 川田龍平参議院議員が、午後には真山勇一参議院議員が、15日には、渡辺喜美みんなの党代表、真山勇一参議院議員が、16日には松田公太参議院議員が応援に駆け付けてくれる予定となっています。

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2013年6月12日 (水)

東京アジェンダ

もう間もなく東京都議会議員選挙が告示日を迎えます。

みんなの党では、東京都議選に向けた公約=東京アジェンダを発表しました。

この中で、私の発意で2つのことを入れていただきました。1つは、市区町村との二重行政の排除・市区町村への積極的な権限移譲。これについては、当初は区に限定された記述となっていました。

2つめは、20年先を見据えた多摩ビジョンの策定です。これは当初原案にはありませんでした。

いずれも、党として多摩を重視する姿勢を示す公約です。

ところで、東日本大震災後、エネルギーの在り方が大きく問われています。そうしたなかで今後は、「地産地消」の分散型のエネルギーという形が望まれるのではないかと思います。

ご承知の通り、八王子を含む多摩エリアは人口400万人が住む、緑と水に恵まれ、広い空地をも有する地域です。こうした地域で、小水力発電や業務用施設への太陽光パネル設置、さらには森林資源を生かしたバイオマス・発電をおこない、地産地消のエネルギー産業を興すことができないものでしょうか。

エネルギー政策の転換を求められている今だからこそ、時代の要請にマッチした20年後の多摩地域の夢のある将来像を描くことが必要ではないでしょうか。多摩(八王子)を新エネルギー産業の研究開発の拠点とし、環境にも配慮した新産業を興し、新たな雇用を生む。そして、そのことが東京から脱原発に繫がっていく。いうなれば、多摩グリーン都市構想とでもいうものです。

そのような循環を都政の中で実現できたらいいなと感じています。

※ この間、ある候補予定者のチラシを目にしましたが、東京アジェンダそっくりの記述の中に「多摩ビジョンの策定」と記載があり驚きました。とはいえ、そのチラシの政策は、東京アジェンダをベースとしつつも各党政策をつまみ食いしたコピー&ペースト集のようなものでオリジナルは全くないようでしたが。

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2013年6月10日 (月)

しがらみのない政治 とは

まもなく始まる東京都議会議員選挙。

いうまでもなく、日本最大の地方議会の議員を選出する選挙です。今、全国に1700程の地方議会がありますが、昨今、規模の大小を問わず、地方議会の機能不全ということが言われています。

構造的に首長(知事や市長)の権限が強い地方自治体では、議会がなかなか存在感を示せないのも現実ですが、特に行政組織体が大きく、高度に官僚制が発達した東京都のような自治体はなおさらです。

時として議会が選挙を勝ち上がってきた議員達の特権サロンのよに見られてしまうことがあります。私の地方議員としての経験では、議員というのは、いざというときに立場を言い訳とせず、首長の暴走や自らの信念に沿った行動が取れるのか、その時に真価が問われるように思います。

また、地方議会には一般社会からは想像もつかない旧態依然としたところがあります。もちろん東京都議会にも。世間常識から離れてしまった慣習が根強く残っていることも議会改革が必要とされるゆえんです。

ところで、よく言われる「しがらみのない政治」とはどのようなものなのでしょうか。大きな団体や組織におんぶにだっこではない状態、自立した市民に支えられているという状態も1つのしがらみのない状態といえるとおもいます。

しかし、この「しがらみのない」という言葉、しがらみだらけの人が使っているとまさにブラックジョークとしか言いようがありません。

八王子の政治はまだまだ旧態依然としているなと感じますが、同一選挙区において親族が共有の選挙基盤利用してそれぞれ同時に公職に就くなどということ=「家族たらい廻しの政治」もそうです。常識的にはグロで違和感を持つところですが、こうしたことに何らナイーブにならない人の存在などはその典型です。

また、利権に絡みながら「しがらみがない」などと、いけしゃあしゃあ と強調するような人を見ると唖然とし笑ってしまします。私達のまちでも、貴重な自然の宝庫である谷戸に残土を搬入することで一儲けしようとする動きがあり、そこでは元代議士の暗躍が噂されています。

こうしたことを見るに付け、「しがらみのない政治」について再度考えさせられます。

私たちは、真贋を見極める確かな目を持たなければいけないと言うことだと思います。

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