東京都 議会(政党)復活予算枠 200億円が不要なワケ
一般質問は時間不足に陥り、反省点の多いほろ苦いものとなりました (≧∀≦)。
先日の都議会一般質問で取り上げたのが、東京都 議会(政党)復活予算。
ご覧の通り、この5年間を見ても約9割程度が8つの項目で固定化しています。
①福祉保健区市町村包括補助事業、②道路の路面補修、
③市町村総合交付金、④特別区都市計画交付、⑤私立学校教育助成・・・
項目順もシェアもほぼ不変。
しかも、要望提出後たった2日で決定されるという(笑)。つまり、精査されていないということ。
完全に出来レースで形骸化しているのです。
一部党派が各種団体から要望を受け、それを復活させる体裁がとられます。
行政サイドは、最終的に予算を付けるのに(結果として毎年同程度、政党復活でつけられている)、敢えて、当初予算で落としておく。それを200億円の枠で復活させて一部党派の顔を立てる。
一部政党は団体要望を受け、自分達の力で予算をつけたと業界や団体に恩を売る。
このような、くだらないセレモニーなのです。
首都の予算編成でこのような慣習が営々と続けられてきたわけです。
今般、小池知事が政党復活予算を廃止したことは、一部政党の既得権に斬り込 むことになります。
予算編成過程の「見える化」を進め、都政をオープンなものに変えて行かなければなりません。
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