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2016年12月

2016年12月31日 (土)

2016(平成29)年 の大晦日に

2016年ももうすぐ幕を閉じます。皆さんにとっては、どんな年であったでしょうか。

今日の大晦日、例年通りの泥縄式で、やっとすべきことがほぼ終わり、風呂に入って、そばを食べて、今年最後のブログを書いています(昨日から普通に食事をしていて、腸の方も大丈夫です)。


ここ数年は、元旦に墓参りと初詣をし、年に1度だけのお神籤を引きます。そして1年の目標を分野別に立てます。この目標は年何回か見直しをするのですが。。

さて、この目標に照らして、今年2016年は、、、80%位の出来でしょうか。ここ数年では一番良き年であったかも知れません。

選挙に明け暮れた夏。参議院選挙では、支援をした渡辺よしみ氏と中西けんじ氏が当選。都知事選では小池知事を応援し、その後知事の改革にともに汗を流せる幸せを感じています。

後援会行事は新春の集い、初夏の旅行会、秋の都政報告映画会といずれも盛大に成功裏に開催することが出来、来夏の都議選への展望が見えてきました。


また、年の前半は、これまで、なかなか会えなかった友人達と旧交を温めることができました。

家族もそれぞれ新しい自分の世界を切り開いているようで、ほっとしています。

母が骨折で入院、妻も入院、私も年末体調を崩しましたが、それぞれ回復し、今は元気です。母はこれから介護が必要になってきそうですが、、、

大家業の方も管理のシステム化や防犯カメラ設置の推進を図り、おかげさまで満室経営となりました。

遅々として進まなかった論文も、自治体アンケートを実施し、なんとなく展望が見えてきました(この分野はまだまだ不十分ですが、、)

テニスは、、、時間がなくてあまりできませんでしたが、、、

読書は、、猪瀬直樹の「昭和16年の敗戦」、映画は「シン・ゴジラ」がそれぞれ良かったですね。

今年は、鹿児島、大分、熊本、札幌、山中湖、下田を訪れることができました。

そのほか、雑誌やラジオ、テレビに出演し、討論会やシンポジウムに参加するなど、振り返れば公私ともに充実した1年でした。

来年は、7月頭には、天下分け目の天王山、東京都議会議員選挙が実施されます。

今回の都議選は、全国注視の中でおこなわれる、近年の都議選にはない政治的意味を持つ選挙となります。

従って、現職都議として、2017年の最大の目標は、もちろん「都議選勝利」です。

どのように政治状況がなっていくかは分かりません。しかしながら、東京の政治が、日本の政治が変わるきっかけともなるかもしれない、全国注視のステージに立ち、戦えることに武者震いを感じます。

気合を入れて、2017年を走り抜けていきたいと思います。

本年、様々な形でご縁をいただいたすべての方々に感謝申し上げ、今年最後のブログ記事といたします。

良いお年を!

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2016年12月15日 (木)

潮目が変わった   波乱に満ちた都議会が閉会

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今年最後の都議会定例会が先ほど終了しました。

う~ん。やはり、定例会が終わると一区切り付き、ホっとしますね。

今定例会で私は一般質問を行ないました。質疑については、議事録が整理され次第アップします。いろいろあった定例会ですが、何と言っても最大の激震は、最終日の前日に飛び出した都議会公明党による「都議会における自公連携の解消宣言と実質の知事与党宣言」でしょう。

象徴的な光景が議場で見られました。市場決算の議決で自民党以外が全て反対し、議場では自民党議員だけが賛成に立ち、起立少数で否決されるという、今まで想像もできなかったような光景です。議会終了後の知事の各会派へのあいさつ回りでも、公明党の部屋からは知事を迎える大きな拍手が響き渡っていました。

これを受け、今後の都議会は風景が変わり、知事の議会運営も非常に楽になるのではないでしょうか。しかし、こうした状況を作り出したのも小池知事の都民からの支持の高さゆえだということは忘れてはいけません。

選挙戦から知事を支援・応援してきた我々も、今後は都議会公明党さんとも連携し都政を前へと進めて行きたいと思います。

なお、定例会が終了しての幹事長談話を以下のとおり発表しました。


平成二十八年第四回都議会定例会を終えて(談話)

 平成二十八年第四回都議会定例会は知事提出案件並びに議員提出議案を審議し本日終了いたしました。

小池百合子知事就任後2回目となる本定例会では、議会運営のあり方が問われる事態が顕在化しました。すなわち本定例会代表質問で具体的な質問通告を行わない長時間にわたる質問が知事に対して行われ、的確な答弁がしがたい状況が生じました。私どもは、本会議場での真剣勝負の議論をなんら否定するものではありません。

しかし、そうであるなら、答弁者にも反問権を与えた一問一答形式を採用するなど、それにふさわしい議事運営をすべきであり、今回の自民党の代表質問のようなやり方は全く建設的でなく、単に健全な議論を阻害し、議会不信を招くだけのものと申し上げておきます。

今定例会では200億円のいわゆる政党復活予算廃止が打ち出され、これについて両角が一般質問で取り上げました。「政党復活予算枠」のような制度は他の道府県には存在せず、過去実績も毎年、同項目に同程度シェアで予算付がなされており、行政と一部党派とのなれ合いのセレモニーと化ているのが実態です。

私たちは、こうした実態を踏まえ、知事の廃止の決断を評価し支持いたします。その上で、今後、都の予算編成過程の透明化が進展することを期待いたします。

また、私たちが共同提案をし、今定例会での採決を強く主張してきた「費用弁償見直し条例案」は、自民党、都議会民進党等の反対で8回目の継続審査となってしまいました。

このことについては記者会見を開き抗議の意を表明しましたが、都政のみならず都議会への不信が広まっている中で、議会が自ら改革をすすめる姿を示すことこそが重要であり、いつまでも結論を先送りにすべきではありません。

議会改革の議論は、これまで「あり方検討会」で進めるとしてきましたが、一部会派のみが参加する非公開の「あり方検討会」において必要な議論が十分に行なわれてきていないばかりか、「あり方検討会」の存在自体が、議論を先延ばしするための免罪符に使われてきました。

今般、都議会公明党が「あり方検討会」を抜ける意向を表明したことで、もはや「あり方検討会」は機能せず、空中分解したと言っていいでしょう。このような事態を目の前にし、検討会の議論の進展を期待し見守ってきた者としては、率直に「今まで何をしてきたのですか?」と問わずにはいられません。

本来であれば、議員活動や議会の在り方に密接に関わる議員報酬や費用弁償等々は、都議会の任期の初めから一定の期間を設定して、多方面からの議論を尽くして任期終了の1年前には結論を出しておくべき案件です。任期末まで、ほとんど議論らしい議論も行なわずに都議会選挙が半年後に迫ってから急に話を持ち出し、ドタバタと決定するものではないはずです。

しかしながら、当初から議員報酬の見直しも含めて議会改革を訴えてきた私たちとしては、遅きに失したとはいえ、議員報酬も含めた議会改革議論が活発になることは歓迎です。

今般、都議会公明党が議会改革案を提示し、「あり方検討会」を抜ける意思表明をしましたが、自ら改革案を示した姿勢に敬意を表すると共に、こうした案も参考に議論を深め、都議会改革を是非とも前進させていきたいと思います。

今後とも、かがやけTokyoは、改革への志を同じくする勢力とともに、都民ファースト・都政ファーストの都政と都議会の実現に向け全力を尽くしてまいります。

 

平成二十八年十二月十五日  かがやけTokyo幹事長 両角みのる

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2016年12月10日 (土)

東京都 議会(政党)復活予算枠 200億円が不要なワケ

一般質問は時間不足に陥り、反省点の多いほろ苦いものとなりました (≧∀≦)。

先日の都議会一般質問で取り上げたのが、東京都 議会(政党)復活予算。

ご覧の通り、この5年間を見ても約9割程度が8つの項目で固定化しています。

①福祉保健区市町村包括補助事業、②道路の路面補修、
③市町村総合交付金、④特別区都市計画交付、⑤私立学校教育助成・・・

項目順もシェアもほぼ不変。

しかも、要望提出後たった2日で決定されるという(笑)。つまり、精査されていないということ。

完全に出来レースで形骸化しているのです。

一部党派が各種団体から要望を受け、それを復活させる体裁がとられます。

行政サイドは、最終的に予算を付けるのに(結果として毎年同程度、政党復活でつけられている)、敢えて、当初予算で落としておく。それを200億円の枠で復活させて一部党派の顔を立てる。

一部政党は団体要望を受け、自分達の力で予算をつけたと業界や団体に恩を売る。

このような、くだらないセレモニーなのです。

首都の予算編成でこのような慣習が営々と続けられてきたわけです。

今般、小池知事が政党復活予算を廃止したことは、一部政党の既得権に斬り込 むことになります。

予算編成過程の「見える化」を進め、都政をオープンなものに変えて行かなければなりません。

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2016年12月 7日 (水)

小池知事答弁 荒れた都議会は変われるか?

今日の都議会。結構、荒れました。

自民党の代表質問。通告はしたけれど、事前に知事答弁部分のクエッションは一切知らせなかった(局長答弁部分は事前に知らせてあった)ということらしい。

知事に対する質問は28問。

私は、今回の出来事、都議会が変わるきっかけになる可能性を感じました。

今日の自民党の揺さぶりは、そもそも、二元代表制下の議会運営はどのようにあるべきか、という問題を浮かび上がらせたものでもあったのです。

小池知事が主張しているのは、知事と議会が狎れ合わない、適度な緊張感のある関係でしょう。即ち、事前に質問と答弁をすリ合わせて予定調和にしない、と。

私もガチンコは歓迎ですが、そのための条件としては、今のような一括答弁方式であれば、クエッションだけは明確に事前に伝えておくべきだと思います。

そうでないと、何十の質問をその場で全て書き取っておかなければならず、正確な答弁ができません。

テーマだけの事前通告で質問を行うのであれば、「一問一答」方式とし、しかも答弁者に反問権を与えるべきでしょう。

こうしないと、答弁者にハンデがつき、アンフェアになるからです。

私は、時間を定めて「一問一答」で、反問権付ガチンコを支持します。これで、議会は間違いなく面白くなるはずです。下手な質問すれば、答弁者にやり込められるので双方真剣勝負になります。

今日の都議会のように、イーブンでない立場で、覚えきれないほどの質問を一度に投げ付け、「ほら、答弁漏れだ!」というようなことは、質問者=知事への嫌がらせやイジメのようなものと感じざるを得ませんでした。

知事もあの場面は、余り、野次などに反応せず、淡々と最低限の役人答弁を繰り返すべきだったと思います。

しかし、都議会でこういうこと(自民党が再質問したり、質問のやり方を巡り議論が起きること)は良いことでもあるのです。

私の持論。知事が変われば、知事の振る舞いが変われば、議会が変わる。

これまでも改革派と呼ばれる知事の登場で、その地方議会が変わって行った例は結構あるのです。

知事の振る舞いに反発し、或いは靡き、知事の振る舞いに議会もインスパイアされるのです。

さて、岩盤のような都議会は、劇薬、小池知事の登場でどのよう変わるのでしょうか。

明日の質問の最終整理を終えたので、これから都庁を後にします。

お疲れ様でした!

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