政治家の出処進退
衆議院選挙の公示まで残すところ数日。
それまでの間、何が起こるかわからない激動の政治状況が続いています。
そうしたなか、平成29年都議会第3定例会は、本日、全知事提出案件と議員提案による「東京都子どもを受動喫煙から守る条例」を可決・成立して幕を閉じました。
そして、本日は、これまで4年以上にわたり苦楽をともにしてきた上田令子、音喜多駿の2名の都議会議員が都民ファーストの会東京都議団を去っていきました。
記者会見の詳細は確認はできていませんが、この現実を前に、残念な気持ちと寂しい気持ちでいっぱいです。
一方で、政治家の出処進退は自ら決めるのであり、これも政治家としての出処進退であると理解しています。
そして、私の政治家としての出処進退は次の通りです。
組織運営については、多々問題を感じるところがあるのは事実です。しかしながら、私は、都議選が終了してまだ3ヶ月。定例会が1度も終わらないうちに 東京大改革を掲げて都民に対し、ともに訴えてきた組織を出て行くという判断はいたしません。
私自身は、都民ファーストの会に残り、選挙時に訴えてきた政策を前進させること、そして、闊達な議論が行われる、より良い組織となるよう微力ながら内部で力を尽くしていく所存です。
また、彼らの採った手法については賛否あるでしょうが、私たち 会に残る人間にも反省すべき点はなかったのか自ら振り返り、改善すべきは、する努力は必要であろうと思います。特に執行部の皆さんには、こうした事態に至った現実に真摯に向き合っていただきたいと思います。
今回の件を契機に都民ファーストの会が、さらに都民の信頼を得られるような政治集団となっいくことと、立場は違っても長年の同志であった2都議がそれぞれに活躍されることを祈っています。
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