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2020年7月

2020年7月18日 (土)

コロナ感染症 軽症者宿泊施設 ホテル「the b」の内部を視察してきました!

ホテル the b 八王子を視察してきました。

➡︎ 入所者が外部に出歩くようなことはありません。

本日の都内コロナ感染者数は290人となりました。

200人超えのが続く状況下で新型コロナウイルスに対応する医療体制の確保は喫緊の課題です。

都では、入院するまでもない軽症感染者を一定期間隔離・療養する施設として民間のホテルを借り上げ対応しています。

その内の1つが、京王八王子駅前にある ホテル 「the b」196室で対応人数は100人程度です。

実は、この施設を巡っては「入所者が抜け出してコンビニで買い物をしているらしい」、「入所のホストが夜な夜な抜け出して飲み歩いているらしい」というデマや噂話が絶えません。

そこで、本日は現状確認に行ってきた次第です。そもそも、ここは軽症の感染者が一定期間療養する施設です。

運営は、都の部長、課長、職員が24時間体制で詰めており、その他に市の保健所職員もサポートで運営に入っていました。本日で日中17〜18人、夜間7〜8人という体制です。この他、ホテルの運営業務にあたるホテルスタッフ、そして、医師(都医師会から)と看護師(都の看護師)が常駐しています。

本日は、施設内を担当部課長の案内で見させてもらい、説明を受けました。

ホテル内は、入所者と運営スタッフのフロアが分かれており、導線も別々に確保されています。ホテルの出入り口は基本的に2箇所。正面と裏口。これは物理的に閉鎖されていました。正面入り口は、入退所時のみ使用するとのとでした。

スタッフ、職員は別の専用通用口を使用。ここは暗唱番号のオートロックです。

他に非常口が2箇所。ここもオートロック。

確認事項としては、これまで(5/1の開所から今日まで)入所者が抜け出した事例はあるか?これに対しては1件も無しとのことでした。各出入り口の状況(鍵等)、防犯カメラのモニターの確認。食事(3食弁当)を出す確認。スタッフフロアの確認等をさせてもらいました。

3食の弁当渡しや検温確認、在室確認等で、入所者の在室は日になんども確認されているとのことです。また、万が一、外部に出た場合、再入室が出来ない仕組みで、そうした事は起こっていなとのことです。

実際、現地確認したところ、入所者が夜毎抜け出して、買い物等するということは不可能であると感じました。

どうも以前にネットにアップされた不確かな情報が一人歩きしているようです。

私も各方面から、そうした噂を耳にしていた為、現地確認した次第で、皆さんもデマ情報、不確かな噂には振り回されないようにお願いします。

PS.さらなる感染拡大に備えてこうした療養施設を早急に、より大量に(両国のアパ1111室が借り上げ終了になった)確保していく必要があります。また、入院受け入れ態勢のキャパも大幅に増やし確保する必要があります。

軽症者向けにホテルを借り上げての施設運営のノウハウはすでに蓄積されているようでした。福祉保健局以外の他部署の都職員がチームを組んで、現地で三度三度の弁当出しや連絡調整に当たっています。医師、看護師、都職員、ホテルスタッフの皆さん等、施設運営に当たられている方々に敬意と感謝を申し上げます。

https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/syukuhaku.html

 

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