経済・政治・国際

物価高騰

 今日から7月。今年も早くも半年が過ぎたということに。

 そして最近、ガソリンなど燃料や穀物を初めとする食料価格が世界的に高騰し、怪しげな雰囲気になってきた。1970年代、狂乱物価ということが言われたが、当時、駄菓子屋で買う菓子が日に日に値上がっていったのを子供心に覚えている。

 物価の安定は経済政策の第一の目標。世界が協調して経済の減速や食料など原材料価格の高騰に対処しなくてはならない(通常は経済の減速は物価高騰と反対方向の動きなのだが、、、)。 

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中国の地震

 中国・四川省の大規模な地震から、3日。報道によれば、犠牲者は1万4,000人を超え、2万5,000人以上が生き埋めになっているということだ。

 情報が錯綜し、断片的な様子しか分からないが、M7.8と言われる地震は巨大で、広範囲に壊滅的な被害を発生させているようだ。胡錦涛氏の5日間にわたる訪日からの帰国直後のタイミングで起きた地震だが、何より建物の下敷きになっている人の救出を急がないと。

  隣国の災害に対し私たちもできることをしよう。

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道路特定財源

 税制関連法が衆議院で再可決された。

 これで、4月1日に失効した暫定税率が復活。ほとんどのガソリンスタンドは5月1日から値上げして、連休中は価格据え置きでは、という儚い夢は破れてしまった(泣)。(自分も4月30日に満タンにしてきましたよ)。

 今回のガソリン騒動、元を正せば捻れ国会に行き着く。元々、小泉、安倍両総理とも道路特定財源の一般財源化を言っていた。基本的に賛成。道路特定財源の在り方や暫定税率については、税制全体の中で議論し見直す時期に来ていたのだと思う。

 それが、衆参勢力を与野党で分け合う状況下で、政争の具となったのが今回の顛末だ。いきなり、年度末ギリギリになって、騒ぎ出すのではなく、前もって与野党協議会でも設けて十分な議論を尽くすべきであったと思う。

 今の状態は、議論もなく1ヶ月だけの成り行きの減税策がおこなわれたに等しい。一度減税されたものが、すぐに復活増税することに対して、人は感覚として拒絶感を持つのは当然だ。

 しかし、ガソリンを巡る混乱が国民の道路特定財源や税の在り方への関心を高めたのも事実(皆さん、昨年まで道路特定財源や暫定税率、しっていました?)。その結果、福田首相も自らの独断で一般財源化を発表し、閣議決定する方針となったのだから。これも減税、増税のジェットコースターが国民世論を高めたからだ。

 2兆6千億の財源が復活し、地方自治体の道路事業も動き出す。そのことはいい。

 しかし、無駄な道路事業が多いのも事実。また、くだらない利権体質の温存のための財源確保する余裕も、もはやこの国にはない。

 道路特定財源など手を触れられなかった部分まで含め、タブーなき税制論議が巻き起こるとすれば、今回のガソリン狂想曲も無駄ではなかったことになると思う。

 

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牛丼

  時間がないときなど時々お世話になっている牛丼。近所には吉野屋、すき家と2店舗あって重宝していて、最近は吉野屋に行くことが多かったのだけれど次のようなニュースが。人ごとではない。

   
特定危険部位が混入していたのが発見されて、販売はされていないとのことなのだが、消費者にとっては不安なこと。アジアでの鳥インフルエンザ流行も不気味である。食に関する危機管理を緊急に確立する必要がありそうだ。



  農林水産省と厚生労働省は23日、牛丼最大手の吉野家向けに伊藤忠商事が輸入した米国産牛肉に、牛海綿状脳症(BSE)の原因物質が蓄積しやすく、輸入を認めていない「特定危険部位」の脊柱(せきちゅう)が混入していたと発表した。特定危険部位の混入は06年7月の米国産牛肉の輸入再々開以降初めて。問題の牛肉は、消費者には販売されていない。

 牛肉を出荷したのは、米ナショナルビーフ社カリフォルニア工場。日本が輸入する牛肉の約2割を出荷。他工場を含めると、同社の出荷量は全輸入量の3分の1を占める。

 伊藤忠が昨年8月、同工場からバラ肉700箱(約17トン)を輸入し、吉野家は加工工場「東京工場」(埼玉県大利根町)に保管。今月21日に箱を開けた際、1箱(27キログラム)に脊柱が含まれた腰部の肉を見つけた。残り699箱の肉には問題がなかったが、近く廃棄する予定だ。

 吉野家はナショナルビーフ社以外の12工場との取引は続けており、24日以降も牛丼の販売を続ける。「当面の販売には影響がない」としている。

 吉野家は米国産牛肉の輸入禁止を受け04年2月から牛丼の販売を停止。06年9月に一部再開、今年3月に24時間販売に踏み切ったばかりだ。

 農水、厚労両省は22日、問題となった工場からの輸入を停止し、米政府に調査報告を求めた。厚労省は、米国産牛肉の抜き取り検査を強化するよう検疫所に指示。輸入業者に検品の徹底を指導した。

 大手スーパー、ダイエーとマルエツは24日からナショナルビーフ社製の牛肉の販売を当面とりやめる。ダイエーは昨年8月に米国産牛肉の販売を再開したが、うち95%がナショナルビーフ社製品だった。今後、新たな米国での取引先を探すほか、豪州産や国内産牛肉へ切り替える。

 農水、厚労両省は昨年6月、すべての日本向け米食肉処理施設が条件を守っているとの査察結果をまとめ、全箱検査を終了。両省が抜き取り検査を実施している。今回問題となった工場は、これまで違反はなく、抜き取り件数は「一番緩いタイプに該当する」としている。

 今回は衛生証明書の記載と箱の中身が異なることから、農水省は梱包(こんぽう)ミスとみており、輸入を全面的に止めることはしていない。

 一方、米農務省の報道官は23日、「日本への出荷を意図したものではなかった」とする声明を出し、誤って輸出された可能性を示唆した。  

 〈特定危険部位〉 牛海綿状脳症(BSE)の病原体とされる異常たんぱく「プリオン」が蓄積しやすい部分のこと。日本では脳や脊髄(せきずい)、脊柱などの部位を厚労省が指定している。BSEに感染した牛でなければ、これらの部位を人間が食べても健康上の心配は通常ない。感染牛ではプリオンの99%以上が危険部位にたまるため、確実に取り除くことがBSE対策の柱になっている。米国は脳や脊髄などを取り除く対象は生まれて30カ月以上の牛に限っているが、日本向けではすべての牛で取り除くことが条件(2008.4.23 アサヒ・ドットコム)。

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米大統領選

  大方の事前予想を覆して、ヒラリー・クリントンが勝利を収めた。昨日の米大統領選ニューハンプシャー州予備選。勝利会見でヒラリーは「Come back」と叫んでいた。

  予備選初戦となるアイオワで勝利し、勢いに乗るバラク・オバマが連勝、民主党指名獲得に向けて独走かとの空気のなかでの復活。指名争いは混沌としてきた。

  部外者の異邦人としても、今回のヒラリー・クリントンの勝利には、ちょと感動してしまう。政治はドラマだと改めて感じる。

  米大統領選は共和、民主両党の指名争いを経て、本戦は11月。長丁場で我々にはわかりにくいシステムだ。

   全世界に大きく報じられたこのニュースも民主党候補を決める1つのステップにすぎず、基本は党員のみが投票する。そして、その州での勝利を目指した現場では、小集会や討論会、戸別訪問などまるで、どこかの国の市会議員選挙並みのどぶ板的活動が行われているのに驚く。

 世界を動かすスーパーパワーのリーダーを選ぶ選挙が、こうしたどぶ板、草の根運動により成り立っているというギャップに感心する。多民族国家、草の根民主主義、大統領職への尊敬といったアメリカ合衆国という国柄を再認識する。 

  米大統領選は壮大な無駄のようにも思えるが、このようなタフな戦いをくぐり抜けサバイブする者のみが超大国の指導者としての資質を証明できる、そんな制度なのかも知れない。

 

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ブット氏 暗殺

 27日 ベナジル・ブット 元パキスタン首相が暗殺された。銃撃、自爆テロと詳細は不明だが、政治集会での演説の後にテロが行われたようだ。

 10月にもテロの標的となり、その時には100人以上が犠牲となっていたから、身の回りに危険が迫っている感覚は本人が一番感じていたのではないか。

 一報を聞いて、大きな衝撃を受けたのと同時に、やはりという感じもした。

 しかし、命がけの政治がある、ことを改めて認識。そして、一人の政治家の死はこの国に何を残すのだろうか、と考えた。

 こうしたことを思えば、自らの環境など、厳しいと言えるほどのものでもないと思える。。

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小沢ショック!

  昨日、久喜市役所を後にして途中下車下した西国分寺の大衆酒場でヤキトリを肴にビールを飲んでいると、とんでもないニュースが目に飛び込んできた。

 「民主小沢代表辞意表明」の記者会見の模様がテレビ画面に流れている。福田首相と党首間の協議を続けてきた小沢民主代表が自民、民主の大連立に傾き、役員会に諮ったが認められず、ケジメの為に代表辞任するというものであった。

 その後、現時点まで民主党内には激震が走り、メール事件の時のように自滅モードに入りつつあるようだ。感じるのは、小沢氏の俺についてこられないのならヤメル的な癖がまた出たのか、という点。一方、会見での党への苦言は「こんなバラバラ分かんない奴らとはもう嫌」とのさよならのメッセージのようでもあった。

 今朝の読売は小沢氏が副総理となり民主に大臣ポスト6とその内訳まで詰まっていたとの報道もある。いずれにしても先週は連立に向けた詰めが両党で交わされていたのは間違いのないところだろう。

 しかし、自・民・公で国会議員の9割を占める連立を組む、ということには自分は賛成できない。国民の選択肢をなくし、チエック機能を著しく後退させる。と同時に7月末の参議院選での投票をした有権者への裏切り行為ではないのか。

 7月以来、安倍退陣、福田新総理誕生、そして大連立協議と小沢代表の辞意表明、、、、  唖然とするような政治の動きが続く。自民は漁夫の利を得た形となるのか、これから衆参の捻れ解消に向けた引き抜き合戦が始まるのか、、、できれば小手先でない政治の変革を望みたい。

 

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共産党小選挙区撤退 !?

 先日、共産党が次期衆院選の小選挙区について、擁立する候補者を半数程度に減らす方針だと報道された。これまで300小選挙区での擁立を目指してきた方針を転換するのは供託金没収による財政問題があるようだ。

  得票率が10%未満だと供託金が没収されるが、前回選挙で6億円以上の供託金を没収されたそうだ。今後は比例区をより重視するということだが、共産党が出ない選挙区は様相が激変するだろう。そして、全体でも民主党議席が大幅に増えることが予想される。

   今まで、どうみても勝ち目がないのにほとんどの選挙区に候補者を立て、どの候補も同じような話し方で、同じ内容を話しているのを見て正直感心していた。この党の場合は比例勝負なので小選挙区と連動して投票所に行った人が党名を書くという運動方針だったんだろう。が、やはりムダな努力という感じはした。

  八王子の場合は、多分候補を立てる方の選挙区となると思うが、もし出ないとなるとその場合は2~2.5万票が民主党候補の基礎票に乗ると考えていいだろうから、選挙区の様相は大きく変わることだろう。

   国会も緊迫してきたが、次期衆議院選は選挙民を愚弄する重複立候補は廃止して欲しいと強く思う。

  さて、明日の市議会本会議、私の一般質問が行われる。6番目なので多分、15:30か16:00頃のスタートではないか。傍聴出来ない方は、テレビ中継もやっているのでご覧になって下さい。

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今日から市議会定例会

 今日は10時から市議会定例会の初日を迎える。開会に先立って議場コンサートが行われる。今回の定例会は昨年度の決算審査も含まれるため10月17日までの長丁場となる。

 臨時国会も今日招集。こちらの方は、どのような展開になるのか波乱含みでもある。

 今、明け方の事務所で12日の一般質問の原稿を作成中である。段々と慌ただしくなってきた。

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内閣改造

 昨日、安倍改造内閣が発足した。1日経ち報道も大分落ち着いてきたようだが、リアルタイムのニュースは、ちょっと面白かった。

   テレ朝は、新味なく昔の派閥均衡人事といったような批判的論調で、読売系、フジ・サンケイグループ系は、重厚な布陣でこれからしっかりやって欲しい、といったような感じ。

  テレビをザッピングしているとトーンの違いが良くわかる。と同時に、例えばテレ朝で、「でも経験豊富な人物を起用し、安定感があり今後に期待できそうですね」などとコメントしたらスタジオ内非国民になりそうな雰囲気で。逆に、8チャンネルでは「延命のための派閥均衡で、支持率の上昇は全く見込めないですね」と言いにくい雰囲気がただよう。

   厚労相の桝添氏と総務相の増田氏はどこの局も好感しているようだった。

  改造内閣は改造前に比べ、安定感は出たと思う。適材低所?というような論功行賞も無くなったのではないか。でも、まあ地味ですな。小泉内閣でサプライズに国民がなれているから、刺激的な目玉がないと喜ばれないんだ。まあ、喜ばれること、華があることは二の次ではあるとは思うのだが。蛇足:マダム・スシーは華というより独特な存在感を醸し出していた。

  個人的な関心は、経済政策がどのようになっていくのか、構造改革路線は修正されるのか、堅持されるのか。知事出身の増田総務相の自治分野での舵取りも注目したい。

  地方との格差是正を錦の御旗にバラマキ政治へ逆戻りすることや、小泉氏が壊した政治の悪しき部分が復活し、かつてのドロリとした自民党政治に先祖返りするようなことは御免こうむりたい。

  これからの政治に注目である。

 

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北朝鮮情勢

  「核施設廃止に向け各国が段階的にエネルギー(重油)支援をする」ことを主内容とする合意文書が6カ国協議で採択された。
 
  アメリカは北朝鮮をテロ支援国家リストから外すことも検討することを表明した。そうなれば、アメリカの対北政策も大きく方向転換したこととなる。

  思えば、北朝鮮は核実験を実施し核保有国として振る舞い、結局は優位な外交交渉を展開している。ブッシュ政権はイラクで躓き、昨年の中間選挙選挙で民主党に敗北。来年の大統領選に出馬表明し注目を浴びるオバマは「北朝鮮との対話が重要」と語ったという。

  明らかに風向きが変わってきた。米共和党政権の対北強硬姿勢を前提として北朝鮮政策をおこなってきた日本は、拉致問題も抱え厳しい立場に立つ。 

   北から核を無くすことは決定的に重要なことだ。しかし、核保有した北朝鮮は核カードをちらつかせ各国に揺さぶりを掛けながら、ほんとうにしたたかな駆け引きをしてくる。我が国にとってもこれからが正念場である。

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アル・ゴア 「不都合な真実」

 前アメリカ合衆国副大統領アル・ゴアの映画「不都合な真実」が話題を呼んでいる。

 北極の氷が溶け出し、ヨーロッパの氷河が崩落する。ツバル、キリバス、モルジブといった南海の楽園が海水面上昇による水没の危機に瀕している。

  国連の報告によると、過去100年間で地球の平均気温は0.74度上昇。このままでは、今後1世紀に平均気温は最大6.4度、海水面は59センチ上昇すると予測されている。

  これまでも長い歴史の中で、地球全体が冷え込んだ時期、熱くなった時期があったが、今起きている危機は人類の活動に伴う温室効果ガス増加が原因、というのが大きな問題である。

  今年は暖かくて助かる、などと思っている場合ではないのだ。

  こうした映画を通じて「不都合な真実」を直視することの重要性と、国際機関や国レベルでの強制力を持った早急な取り組みの必要性を痛感する。次の世代にこの環境を引き継ぐ為のアクションを起こすのは今なのだ。

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相馬雪香先生

  1月30日付読売新聞朝刊に 「95歳 難民活動に情熱 相馬雪香さんの半生DVDに」 という記事が掲載された。

   相馬雪香先生は、憲政の神様といわれた戦前、戦中、戦後の政治家、尾崎行雄の三女。「難民を助ける会」の会長として活躍されるばかりでなく、尾崎行雄記念財団の副会長として「咢堂塾」で社会をよくする志を持つ者に勇気を与えてくれている。

 いつもお洒落で、しかし、世界の平和や政治の話となると、父尾崎行雄の事も交えながら背筋をしゃんと伸ばして、熱っぽく語られる。

  昨秋、財団関係者で参議院見学会に行き、相馬先生との一こまもDVDに収録される予定と聞いていたが、その日はどうしても葬儀が入っていけなかったのを思い出した。

  次期選挙に向けて、相馬雪香先生には私の推薦人になっていただいた。和しても流されることなく、大政翼賛会全盛の選挙で非推薦議員として志を貫き、終生孤立を恐れず高い理想を追い続けた尾崎の名を汚さないよう、自分も政治活動に取り組んで行きたい。

 

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柳沢伯夫発言 ×

  柳沢伯夫厚生労働大臣の発言が問題となっている。地方選の応援演説時のもののようだが、その部分をテレビで見る限り判定は×。

  大蔵官僚出身の政策通として金融業界にも評価があった人だが、なんだかんだ言っても、氏の考えや、女性観はとても古いものなのだろう。テレビ画面の発言と弁明から心根が伝わってくる。

   根っからの官僚なのか、経済の生産財に置き換えたとの釈明もまったく苦しいものであった。こんなセンスでは内閣の足を引っ張るばかりだ。

 だって、何が悪いの?って感じだもんね。  

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ホワイトカラー・エグゼンプション

  年明けに社会人2年目のY君から、「ちょっと飲みませんか」との誘いがあったので、もう一人呼んで3人で食事がてらのミニ新年会をおこなった(まぁ、ただの飲み会ですな)。

  その時、ひょんなことから話は、ホワイトカラー・エグゼンプションに。20代中盤、30なりたて、40代の私の3人は制度を巡り侃々諤々の議論となった。

   制度概要は勤務時間による給与から、成果による給与に改めるためホワイトカラー労働者に対する労働時間規制を適用除外にするもの。経団連が導入を求め、厚労省で検討され、昨年12月に労働政策審議会から答申が出された。

   スワっ、法制化との報道に、労働団体、サラリーマンが強く反対し、先日、安倍首相も法案提出は「国民の理解を得て」とトーンダウンし、今国会への法案提出を見送った。

  詳細は良く分からないのだが、一定の給与を得ている専門職が労働時間規制を撤廃し、弾力的に勤務するという絵はわからなくない。

  しかし、その対象とする職種や給与が、ただの事務一般サラリーマンで年収400~500万程度からであるとすれば、詐欺っぽいと感じる。本当に専門性があって時間による束縛が必ずしも成果に結びつかない職、あるいは年収1000万以上といったことなら合理性があるように思う。
 
  まあ、グローバリゼーションと人口減で大きな社会変化を覚悟せねばならない我が国だ。  どうせなら、単に旧来的な横並びに固執することでもなく、個人、個人が時間や心のゆとりを体感し、豊かさを実感できる、そんな社会に変革していきたいものだ。
 

※  先日、議員活動を社会性のあるニートと表現した学生のフレーズに対して、読者より、ニートは学習意欲や目標も持っていないのだから、「社会性のあるニート」では表現自体自己矛盾ではないか、との指摘をいただきました。たしかに、社会性のあるフリーター、と言った方があたるかも知れません。

 

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復党問題

  ここのところ復党問題で新聞、テレビがにぎやかだ。

  昨年の郵政解散。あの時、小泉総裁がすべての反対派選挙区に対抗馬を立てたのを見て、ここまでやるか、でも、それはそれで筋が通っていると思った。腹芸、裏技、分かりにくい政治が、党首を中心にマニュフェストを掲げ、政策体系を選択する分かり易いものに変化するんだ、と感じたものだ。

 が、今になって、あの時はあの時、やっぱり情が大切だもんね政治は、と言われてもねぇ。

 問題は、マニュフェスト-政権公約づくりの時に、党首の顔と耳障りの良い「改革」というフレーズには賛成したけど、そこまで縛られるつもりはない、と考えている議員。すなわち、マニュフェストの重みの問題に行き着くのでは無かろうか。

 自民党もあそこまで大上段に振りかぶったんだから、なにを今さらという気がするのは自分だけだろうか。

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衆議院補選結果

  神奈川16区、大阪9区の補選がおこなわれ、自民対民主の戦いはいずれも自民党候補が勝利した。

  神奈川の方は自民候補の基盤が堅く強いだろうと言われていたし、その他の面も含め亀井氏有利と感じていた。大阪は詳しく分からないが、ルックスも関係したのかな !? しかし、両選挙区とも北朝鮮核実験の影響が自民有利に働いたと思う。
   

 

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北朝鮮 核実験実施

  安倍首相訪韓の最中、北朝鮮が地下核実験を実施した。これにより、我が国に敵対的で不安定なお隣の独裁国家が核兵器を有したことになる。

  今回、国際世論の力で核実験を阻止しようとしていた段階とは明らかに次元の違う危険な状況が北東アジア地区、日本に対して生まれたことになる。特に、北朝鮮の有するノドンやテポドンといった弾道ミサイルの状況を考えると、日本全体が北の核ミサイルの射程に入ったとことは大変に憂慮すべき事だ。

  今後、様々な方法を組み合わせて国民を核の脅威から守る実効的な抑止策を早急に打ち立てなくてはならない。究極の事態を考えなくても、これから核保有を明らかにした北朝鮮との付き合いは一層困難になる。船出早々の政権にとっても大きな試練である。

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しっかりと 安倍内閣スタート

 今日の市議会本会議では、総務企画委員長報告と貸金業法改正に対する意見書の提案説明を行い、議案の採決が行われた。

   ところで、5年5ヶ月続いた小泉内閣が幕を閉じ、国会での首班指名で第90代内閣総理大臣に安倍晋三氏が選出され、新政権がスタートした。

  近くのラーメン店でニュースから流れる閣僚の顔ぶれを見ていたが、民間から大田弘子先生が経済財政担当大臣に就任した。大田先生とは今年の7月に大学院の同窓会でビールを片手に地方分権についてのお話などをしたことが思い出された(写真は4年前のもの)。

Oota

 小泉内閣の経済政策にも関わり、女性の民間人ということでの起用とニュースで解説していたが、ハキハキとした明快な語りはテレビも実際も変わりない。今後の活躍を期待したい。

 その後の首相の記者会見。新首相は教育改革にしっかりと取り組んで参りたい、と話をしていた。ちょっと早口な中に「しっかりと」と言うフレーズが頻繁に登場していたが、これからのしっかりとした舵取りで美しい国づくりをお願いしたい。

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安倍新総裁誕生

 盛り上がりを欠いた自民党総裁選が終了し、新総裁選に安倍晋三官房長官が選出された。今回の総裁選、我も我もと勝ち馬に乗る流れの中、安倍さんの圧倒的優位が伝えられ、結局、総投票の2/3を得票した。
  これが多いか、少ないかは色々と論評されているが、所属議員11名の麻生グループの麻生さんが国会議員票69票(合計136票)、15名の谷垣さんが議員票66票(合計102票)という結果は党内に様々な世論があり、人がいるという事を示した点で、猛烈な圧勝より良かったのではないだろうか。

  初の戦後生まれの自民党総裁は、これから党役員人事や国会での首班指名選挙、組閣へと臨む。小泉首相の5年余の在任期間で政治も自民党も大きくかわったが、改革の流れを後戻りすることなく、創造するという課題にも果敢に取り組んでいってほしい。
   
    

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テロ未遂

  イギリスで大規模な航空機爆破テロ計画が発覚。20人以上が逮捕されたという。液体の爆発物を手荷物として機内に持ち込み、最大で航空機10機を同時に爆破する計画だったという。

  実行されていれば9.11以上の惨劇になっていたことだろう。テロ警戒レベルが上げられ手荷物規制などが厳しくなるが、これは仕方ないことだろう。

   しかし、イスラエル対イスラムの図式の中、憎しみと報復がエンドレスに繰り返されテロが発生するという構図を変えない限り、いくら警戒しても解決には至らないだろう。いつまでも日本が蚊帳の外に居続けられるとは限らない問題である。

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長野県知事選  田中康夫 落選

  昨日は一日中八王子まつりを飛び回っていた。午後からはインターンの熊野君と8時間歩き通しだった。市制90周年の八王子まつりは天気にも恵まれ、夜、山車、神輿が集まるぶつかりで最高潮を迎えた。

  各神輿や山車で同級生や知り合いが笛を吹き、太鼓をたたく様に祭りの雰囲気を十分に感ずることができた。最後は平岡町のお仮屋に地元の神輿を迎え、町内頭の吉水さんの締めで今年の夏祭りは終わった。

  家に戻りテレビを付けると、長野県知事選の速報が入ってきた。解散も含め3度目の知事選に臨んだ田中康夫知事が自、公の県連が推す村井候補に8万近くの差で破れた。

  6年近くの田中長野県政は波乱に富んだものだった。田中氏一流のパフォーマンスで県民、大衆にアピールする劇場型の県政だった。ガラス張りの知事室もヤッシーも自分は好きではないし白けた感じがしていたが、閉塞感漂う既得権益擁護の官僚型県政の流れに飽いた県民ニーズを捉え、それまでの流れを変えた点に田中県政の歴史的な意義があったのだと思う。

  ただ、近くにいる人がどんどん離れていくのを見ると、「田中康夫は富士山。遠くで眺めると美しいが、近くで見るとゴミだらけ」とのコメントに妙に納得するものがある。

  田中知事が作り出した正の流れを逆戻りさせることなく、次のリーダーにはまた別の役割が求められる。その時、その時の役割を担って誕生し、退場する、これが地方自治体の首長の宿命なのだろう。

  しかし、有権者は移ろいやすい。こうした選挙では有権者の微妙な意識の変化を捉えて如何に絵を描いて見せることができるかが勝負を分ける重要な要素となる。

  

  

  

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ベトナム新首相

 6月29日、ベトナム社会主義共和国に新首相が誕生した。グエン・タン・ズン新首相。近年、日本のベトナム向けODAは対中ODAを金額ベースで超えた。日本からの投資も中国からベトナムへとシフトが続いている。

 日越両国は親日的なファン・バン・カイ前首相のもと加速したが、新首相は新中派と目されていて、日本政府もパイプがほとんどないようなことを聞く。

 中国への牽制の意味合いからも、日本とベトナムの関係を更に発展させることが重要ななかで、不安な要素ではある。

 北朝鮮のミサイル騒動の最中、アジアの中での日本の生き方に少し目が向いた。

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北朝鮮ミサイル発射

 北朝鮮が日本海に向けて6発のミサイルを発射した。スカッド、ノドン、テポドンⅡ。6時台のニュースで驚いたが、その報道の最中にも発射されたことになる。日本政府は制裁措置を発表。国際社会も北の挑発的な行為を非難している。

  挑発ではあるけれど、何かもう我が国に対する攻撃のようなものだ。すぐ隣に超独裁体制の非常に不安定な北朝鮮という国があり、さらに人口13億、軍事・経済大国を目指す覇権志向&中華思想&一党独裁の今にも弾けそうな中国がある。日本は地政学的にこのような東アジアに位置しており、国ごと移動して引っ越すことはできない。だから、こうした中で安全と繁栄を続けられる国際関係・環境を築いていかざるを得ない。

  時を同じくして竹島周辺の韓国の海洋調査問題で周辺は緊張している。中国は尖閣諸島周辺でガスや石油エネルギー開発を強引に押し進めている。北朝鮮に対するには、同国に大きな影響力を誇る中国や隣接の韓国と協調しなければならないが、竹島問題、尖閣諸島問題、さらには靖国問題を考えるとなかなか難しい所だ。

  一次大戦と二次大戦の間の戦間期。当時のイギリス、チエン・バレン政権の採った対独宥和政策がナチスドイツの軍事大国化と台頭を招いた。北朝鮮問題は、アメリカや周辺諸国、国際機関とも連携を取って、間違いのない戦略的な対応が求められる。一方的に宥和的になることも、一国で独りよがりに強硬になることもなく包囲網を形作り、辛抱強く対処していくことが必要なのではないか。 

 それにしても、竹島問題、尖閣諸島問題などは、戦後日本外交のダメダメさのツケを今支払わされているようなものだと思う。

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村上世彰氏逮捕

  昨日、村上ファンド代表の村上世彰氏が逮捕された。ニッポン放送株売買に伴う証券取引法違反(インサイダー容疑)とのことだ。

  事の推移を見ないとどのようなことか、つまびらかにはならないが、日が経つにつれて様々な情報が出てくることだろう。逮捕に先だってのTVでの記者会見を見たが、この人しゃべりすぎ。萩本欽一のような顔で、一を聞かれると十しゃべる感じで、もう少し寡黙な方が良いのではと。

  今日時点で感じるのは、株主利益を声高に訴え、日本証券市場の変革者として振る舞っていたが、事前情報をキャッチし確実な儲けをゲットしていたのでは、何がルールを変えるだ、といったところ。重要情報をいち早く掴めるサロンメンバーが確実に勝てるゲームに張っていたということか。

  一方で、堀江逮捕に続く村上逮捕は、政治判断が働いた国策捜査でもあるのだろう。検察が世論の動向を踏まえ、世直しのために捜査をする。他にもいるであろうルール違反者に一罰百戒の意味も込めて、特に目立って国民が納得するターゲットを挙げる、という構図だ。

  佐藤優 『国家の罠』 (新潮社)の政治事件を巡る検察の捜査と構造はダブル。検察が捜査により社会浄化機能を果たすのは大切なことだが、堀江、村上とちょっと政治判断の影がちらついて見えるのは自分だけだろうか。

    

  そう言えば、今日の議運で一般質問の順番が決まった。後悔の残らぬよう自分のクジは自分で引いた。その結果、、、、6月9日(金)7番目が私の質問順となった。大体17時半位からかな。12か13日だと土日を挟んで準備が楽かなとも思ったが、何時だって決まればやるだけ。今日あした、原稿書きまくりマスヨ。 

  

 

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在日米軍再編 最終合意

  先日、重要な発表がなされた。日米両政府が在日米軍再編の最終合意をしたのだ。ベルリンの壁が崩壊した時、多くの人が冷戦に代わる明るい世界の到来を楽観した。しかし、冷戦後の世界は民族間紛争とテロの時代となってしまった。

   今回の在日米軍再編も、このような冷戦後の国際情勢変化を背景とした米軍トランスフォーメーションの一環として見なければ見誤っしてしまうだろう。米同時多発テロを契機として、アメリカは伝統的な二正面作戦を修正し、本土防衛とテロとの戦いを最重要目標にしている。

 そうした中で、朝鮮半島から中東に至る「不安定の弧」への対処など米世界戦略上の位置づけのもと、日米の軍事的な連携が深められることになる。今回の最終合意を受けて日本政府は非常に多額な金を米政府に出す事となりそうだ。

 今後、米軍と自衛隊が、より緊密に連携するようになるが、日本に司令部が置かれて、自衛隊が米軍と運命をともにし下請化する方向に向かう危惧もある。なんとはなしに「独立国」の意味を再考してしまう。

 自分は、安全保障のことは素人で良く分からない。しかし、圧倒的な力を持った米軍と離れて独自に日本の安全が確保できるとは考えられない。どうも、軍事の世界もIT同様、グローバルスタンダード化が進んでいるようで、イージス艦などに搭載された情報処理のソフト部分はアメリカがスタンダードを握っていると、かつて何かで読んだ記憶がある。

 実践の指揮や各種機器の扱いなど、全ての面でグローバルスタンダードに沿って進めていかなくてはどうにもならない状況にあるようだ。では、日本はどうすればいいのだろう。ずるずると、アメリカの世界戦略に引きずり込まれていき、金も出し運命共同体化していくのか?それとも、米と一線を画しての独自の安全保障が可能なのか? 

 素人の自分には良く分からないが、現実的には、対米協調を基軸とする以外選択枝はないと思う。一方で、このまま、ずるずると引き込まれるのも危険な感じがするのだが、、、

  ところで、これまで歴史に関する様々な書物を読んだり、歴史を刻んだ場所-沖縄の自衛隊基地、二次大戦での沖縄の激戦地、横田基地、萩や鹿児島の維新ゆかりの地、戊辰戦争で榎本が立てこもった五稜郭、幕府造船所がおかれ帝国海軍発祥の地となった横須賀、広島、長崎の被爆地、戦艦大和がつくられた呉、そして隣国の韓国ソウルやオリンピックに向け建設ラッシュの続く北京、等々-を訪れてきた。

  明治維新を成し遂げて、欧米の植民地化を逃れ、近代化を一心に進めた日本。はじめてアメリカと関係を持ってから、100年を経ずして対米戦争をし大敗した。明治の改革を成し遂げた人たちが、今の日本の状況を見たらどのような言葉を発するであろうか。

 中国とは、2000年以上のつき合いがあり、中華思想の帝国から、仏教を始め文字や文化、制度など様々なものを学び導入した。日本人の対中観は永きに亘り、歴史と文明の国として尊敬してきたが、日清戦争前後から蔑中となり、今日、反中の雰囲気だ。

 次の時代の超大国候補である中国とは、嫌でも付き合って行かざるを得ない隣人関係だ。お隣の韓国、北朝鮮も歴史を振り返ると、蜜月、疎遠、反発などの歴史を繰り返している。

 北朝鮮問題も中国との付き合いも、アメリカとの関係も、これまでの長い歴史の流れの中で捉えると、今の局面が俯瞰して見えるような気がする。そして、そのことが今後の関係を築き、世界の中での日本の立場と安全保障を考える一番のヒントとなるのだと思う。

 在日米軍再編の最終合意の報を受け、普段感じていることを、とりとめもなく、まとまりもなく書いた。これから、色々な場所に行き、本と出会い、人と話すなかでもう少し考えもまとまるといいのだが。

 

   

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拉致被害者家族 横田早紀江さん帰国

  昨日、北朝鮮による拉致被害者家族の横田早紀江さんが米国での活動を終え帰国した。米下院公聴会での証言は議員の心に訴えかけたものであったと同時に、世界に向けての拉致問題解決へのメッセージとなった。

  米大統領との面会も実現し、ブッシュ大統領は早紀江さんの話に感動、拉致問題解決への協力を約束してくれたとのことだ。

   報道に触れ、戦前の中国国民党総統蒋介石の婦人宋美齢が頭に浮かんだ。宋美齢は第二次大戦中、アメリカ全土を回り、抗日戦への援助を訴えた。特にアメリカ連邦議会における抗日演説は、全米から賞賛を浴び、当時のフランクリン・D・ルーズベルトの対日政策に大きな影響を与えたと言われれている。 

  早紀江さんの訴えが、大統領、議会をはじめとする米政界のみならず、一般の米国民の心に届き、拉致問題への認識と、解決への国際的機運が高まることを切に願う。

  今回の早紀江さんの訪米は大きな成果であったと思うが、米議会での証言や大統領との面会というところまで段取りをした日本国政府、関係者の努力にも敬意を表したい。

  六カ国協議が行き詰まるなか、国際政治には米国内の政治状況もからみ、様々な思いのもと色々な力学が働くのであろうが、なんとか、それらの環境もうまく利用して拉致問題の解決へと結びつけてほしい。

  今回、横田滋さんは訪米しなかったようだが、体調がすぐれないとの話もある。横田さんに限らず、拉致被害者の方々は、好むと好まざるにかかわらず家族を取り戻すための壮絶な半生を戦っている。時間が限られる中、父母がめぐみさんに再会できることを強く願う。

 

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千葉補選 955票差

 955票差。千葉補選の結果が出た。新聞各紙の1面は補選結果の見出しが踊った。読売一面は「小沢・民主、競り勝つ」。

 以前にブログの中で、「オセロがどっちにひっくり返るのか、23日の投票日まで何が起こるか分からない」(げに移ろい易きは…)と書いたが、盤は民主のオセロ(白)が自民を上回った。

 ところで、今回の補選は、候補者個人と言うよりは、完全に党対党の構図の戦いであった。最後の国政選挙勝利で「改革の総仕上げ」をアピールしたい自民党と、初めての国政選挙で勝利し小沢新体制の基礎固めを目指す民主党の「政治決戦」となった。共産党候補は最初から完全に霞んでいた。

  自民党、民主党の国会議員で期間中に選挙区入りしたのが、それぞれ200名を越したとのことである。テレビも連日、補選の模様を報道し全国的にも注目された、結果、投票率は49・63%だったが、パフォーマンス合戦の様相を呈した選挙でもあった。

  報道は、補選結果により小泉純一郎首相の求心力低下と来夏の参院選、9月の自民党総裁選への影響必至と書き立てている。小選挙区制度の下で、一方の柱となる野党が、しっかりとしてくることで政治に緊張感が出るのは望ましいことだ。

  しかし、重要なのは、その時々、時流に乗り、雰囲気を掴んだ方が勝つ、といったイメージ、パフォーマンス第一主義の政治ではなく、これから、この国をどうするのかの青写真と行程表、実行力を示し、それを問う、という姿勢ではなかろうか。移ろ易い国民性と移ろいを直接的に反映する小選挙区制のもと、今、政治と国民の成熟度が問われている。 
 

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げに移ろい易きは…

 11日、衆院千葉7区の補欠選挙が告示された。元はといえば、昨年の9.11郵政選挙で圧勝した自民小泉チルドレンの松本和巳前衆院議員の選挙違反による辞職が原因だ。自民党、民主党がそれぞれ候補を立てて総力戦の様相である。

  告示日のニュースでは、民主党が小沢新代表への期待感から支持率もUPし、補選も攻めのムードが出てきたような報道ぶりだ。一方、自民は小沢民主の脅威のもと危機感がでてきたとのことである。

  それにしても、昨年の郵政解散以降の政局は、まるでオセロゲームのようである。選挙後は衆院で2/3の議席を有する巨大与党の誕生と小泉人気に、次の国会に政府は何でもできる力を持ったように思われたし、報道は「この数を背景に、本格的な改革の実行を期待するといったものか、これは大変だ、勝たせ過ぎた」といった論調だった。

  ところが、通常国会が始まると耐震偽装事件やBSE問題などの4点セットや皇室典範改正問題で政府は行き詰まり民主党が勢いを得た。この流れも永田ニセメールにより一挙に逆転、民主党は崩壊の危機に晒され、報道も連日厳しいコメントを掲載し、世論も民主党を見放した。新聞は補選候補を公募した自民党に221人もの応募があり、第2の杉村大蔵を夢見る若手から官僚まで自民党からの出馬を目指す動きが止まらない、と伝えていた。

 そして、冒頭の告示日の状況である。オセロが白から黒へ、再度、黒から白へとパッパッと変わるような移ろいである。短期間に一つの出来事をきっかけとして、報道が火をつけて変わる。移ろいやすいのは…政党か、政局か、世論なのか。近年の日本政治は小選挙区の下で益々この傾向が強まってきているように思える。

 そう言うわけで、オセロがどっちにひっくり返るのか、23日の投票日まで何が起こるか分からない。

  そういえば、昨年の郵政民営化選挙では、自民党ははじめから郵政民営化に賛成だった訳ではない。地方組織は反対が多く、反対が正義の論調だった。実際、選挙少し前には東京都議会、八王子市議会含め、各地方議会が郵政民営化に慎重(実質反対)という意見書を自民会派主導でいくつも提出していた。

 八王子市議会でも、当時、郵政民営化に慎重(実質反対)の意見書を出そうと会派で話が出た。その時「もともと郵政民営化賛成だから、この意見書は出すべきでない」と言ったのは、私ともう一人の議員だけだった。結局、会派の大多数が賛成なのだからと押し切られたが。

  その後、9月の選挙時には郵政民営化賛成にあらずば人にあらずの雰囲気の中、反対意見書を推進した全員が、根っからの郵政民営化論者のように振舞っていた。 

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民主党代表選

   昨日、民主党の代表選に小沢、菅両氏が立候補表明をした。永田氏の偽メールに端を発した民主党の迷走劇は結局、前原、野田体制の執行部の退陣、7日の代表選へと続くこととなった。

  この党の正イメージが清新さ、若さ、勢いだったとすれば、負イメージは、バラバラ感、寄せ集めのまとまりのなさ、地道な活動を嫌う野心家のパフォーマンス集団といったところか。今、負の部分が噴出しているような気がする。それにつけても、代表候補、失礼だが、どちらも旬を過ぎた人という感じだ。挙党態勢ということで、代表、幹事長を分け合う形になるのかもしれないが、新鮮味はなく、国民の期待感は薄いのではないか。

    しかし、民主党の今後には注目したい。政権という求心力もなくゴタゴタが続けば、寄り合い所帯の党は代表選後に分裂するかも知れない(今日一緒だった民主党の県議も言っていたな)。

  日本の政治のこれからを考えれば、現行選挙制度のもとでは、政権交代が可能な2大勢力が存在するのが望ましいと思う。民主代表選、それに続く9月の自民党総裁選、政治が動きした。政界再編もあり得るだろう(圧倒的多数の自民党が分裂する理由は乏しいが)。ともかく、長い目で見たときに、日本の政治がよくなる方向に向かえばいい。

  昨日は、某ケーブルテレビ局の政治番組収録のために渋谷のスタジオにいた。議会改革と地域社会の今後をテーマとして、地方議員4人によるディスカッション形式だったが、いささかしゃべりすぎたかな、と反省している。

 どのように編集されるのかは分からないが、約2時間半の収録は楽しく、短く感じられた。自分がどのように映っているか番組を見たいのだが、スカイパーフェクTVに加入してないから確認できない(泣)。

 番組で一緒だった民主の議員に「前原前代表が言っていたけど、政令市で県の役割ってほとんどないですよね」などと話をしたが、横浜市議だと思っていたその人は実は神奈川県議で、失礼なことを言ってしまった。少しムッとしていた。

 さて、これから依頼のあった原稿を一本書く。参加している会の機関誌に掲載するもので、タイトルは「憲法改正の是非」。3日程前にOさんから携帯で頼まれて、安請け負いしてしまった。400字で締切は4/5。もう過ぎてるじゃん。

 憲法改正は重いテーマでもあり、いい加減なことは書けない。しかも、400字という字数は文字が少ないだけにしっかりと構成して、整理しないといけないので、1000、2000字より難しい。今、断れば良かったと思っているが、後の祭り。是の立場で書く。今日中にメールで送ればいいですよね、Oさん? 

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金メダルと永田議員

  今日は、荒川静香の金メダル獲得に日本中が沸いた。スポーツにはドラマがあるが、4年に一度の五輪競技は、またひとしおだ。一発勝負の本番で栄冠を手にする者と失意に沈む者。観る側は、それまでの選手一人ひとりの努力や葛藤を想い感動する。     

  しかし、ともかく良かった。荒川選手は堂々としていて、優雅だった。おめでとう!

  一方、ライブドアの堀江氏が自民党武部幹事長の次男あて金銭の振込み指示をしたとするメール、いわゆるライブドアメール問題。注目の党首討論、民主党前原代表は証拠はあるが、国政調査権の発動を前提としなければ、それを明らかにできないと言い、小泉首相は証拠があるのならそれを出せば済むこと、と応じて、時間切れで終了した。 

  選挙の公認や支援を巡って多額の金銭が動くというのは、あり得る話だろう。そのようなことを国会で取り上げ、追求し核心に迫るということは野党として必要なことだ。しかし、その時には、ズバッと一太刀、相手を倒す剣で斬りかからなければならない。

  要は、金銭授受があったのかだから、口座への入金記録なり、領収なりを示す事が必要だ。「たぶん、事実に違いないから、お宅、調べてください」では迫力もないし、相手を倒す事はできない。

 結局、ライブドアメール事件は、これを取り上げて切り込んだ民主党に大打撃を与えて尻すぼみに終了しそうな雲行きだ。疑惑を取り上げ追求してきた民主党の永田議員は精神的に不安定になり休養のため入院とのことだ。入院!? なんだか、ずいぶん昔の大物政治家が疑惑を追及された果てのような行動をとったものだ。永田氏は追求していた側なのに、いささか滑稽にして哀れだ。

  戦後長らく続いた自民党-社会党の1と1/2体制(政府-自民党とその1/2の勢力の野党社会党による政治体制で日本の政治が動いていたことを称する)が崩れ、小選挙区制のもと、2大政党の一方の軸となることを期待される民主党。 金メダル獲得のさわやかな興奮の中、日本の政治は、なんとも締まらないニュースが報道されていたが、正念場を迎えている前原氏には、ぐずぐずにならないで踏ん張ってほしいものだ。

                                           では、また。 

 

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